…もうゴールしても(ry
第一話 運命の始まり
午前6:00。強襲科の男子寮にて
「眠ぃ」
俺は、眠そうな言葉を吐きつつ、重そうな体をゆっくりと起こす。
「何時に寝たっけ…?うーん…何時か覚えてねぇわ」
FPSゲームのやりすぎで何時で寝たのも忘れてしまった俺は、頭を掻きながら液晶テレビに電源をつける。
【昨日未明、犯人による立てこもり事件がありましたが二人の武偵により逮捕されました。詳細によると――】
「おお、さすがは東京」
液晶テレビを見つつ、昨日買ってきたジャムパンを噛み千切る様に食べ、登校の準備をし、防弾制服に着替え、
「早いが…行くかねぇ」
そう言って、液晶テレビの電源を切った。
「ここが…東京武偵高校か…大きすぎるな。無駄だな」
そう言いつつ、中に入り職員室の扉を開ける。
「今日から、転入してきました。二年生の加藤竜次です。どのクラスに入ればいいのか聞きに来ました」
『竜次君。こっち、こっち』
穏やかな声。振り向くと、女の先生が手で招いていた。
「俺は何処のクラスに入ればいいでしょうか?」
俺は、2年A組担任の「高天原 ゆとり」先生に聞いていた
『私のクラスよ。さあ、もうそろそろ始まるからいきましょう?』
「あ、はい」
そういわれて、俺は先生の後をついていった。
『新しいカッコイイ転校生が入ってきたわ。さあ、入って』
高天原 ゆとり先生の声の後に、俺は入った。
「加藤竜次です。強襲科のAランクで才能があることからここへ異動となりました。といっても、才能はないけどね!」
おもいっきりクラスの皆に愚痴を言った。まあ、俺の癖なのでしょうがない。
『りゅ、竜次君。何処の席がいいかしら?」
戸惑う先生、あきれる生徒達。まあ、普通でよかった。
「俺は、後ろの方がいいです」
『そうなのね。分かったわ。後ろの武偵生の皆さんは竜次君の席を空けてくださいね』
ゆとり先生が武偵生全員に声をかけている間に俺は、後ろの席に座り込む。
「(前にいるのは…「遠山 金次」か。Sランクだったと聞いているが…なんか弱そう。その横には…「神崎・H・アリア」か。二つ名は【双剣双銃(カドラ)のアリア】だな…ちっこいな)」
俺は、目だけで周りを見渡し、ファイルのことを思い出しながら、いろいろな人たちを大まかに記憶に刻ませていた。
授業、強襲科の自習が終わった俺は、依頼掲示板に来ていた。
多くの生徒が集まる中、俺は一つの依頼をじっと見つめていた。
「【依頼主を守護せよ】…か。まあ、いい具合だし、やっておこうかな」
俺は、その依頼を手に取ると速やかに自分の寮に帰っていった。だが、その依頼が、災厄に見舞われる依頼と化すとは思ってもいなかった。
運命とは、既に決まっている。それを打破するのは、自分の力のみ。
我ながら、駄目だなと思った。何故、脳内はこんな小説を書けといっているのか。