緋弾のアリア ~龍と縛られし運命~   作:白き白銀

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うわーい。小説だー。


第五話 無茶振り× 誘惑○

強襲科男子寮への帰り道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ねぇねぇ。そこの君』

 

 

美しい声。女性と確信。

 

 

「なんだ――!?」

 

 

見ていると、武偵制服にも関わらず、露出が多いカスタム制服。

 

 

そこから見える美しい胸と太股。

 

 

男性なら、一度は見てしまうであろう。そんな格好だったのだ。

 

 

「お前は…誰だ?」

 

 

『ふふっ…2年B組の「夢宮 楓」よ。よろしくね♪」

 

 

そして彼女は、俺を優しく抱きしめた。

 

 

「ちょ――」

 

 

そして俺は、路地裏へと強引に連れ去られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『どう?…胸の感触。気持ちいいでしょう?』

 

 

強引に自分の胸を俺の胸に押し付ける彼女。

 

 

絶対に誘惑だろ…と思いつつも、彼女の胸に負けてしまう。

 

 

性的興奮がどんどん膨れ上がっていく中で彼女が言った。

 

 

『ふふっ…ちょっとお願い聞いてほしいの』

 

 

「どんな…お願いだよ…」

 

 

俺が聞いてみると彼女が口を俺の耳に近づけた。

 

 

息が、耳に当たり体が熱くなるのが分かる。

 

 

『チームのお誘い…よ♪』

 

 

「なんで…俺なんだ?」

 

 

『貴方が、アリアに勝ったからよ。他の人から誘われる前に誘っちゃおうかなって…♪』

 

 

「それでか…」

 

 

『了承しないと、性的な意味での罰を与えちゃうよ~?』

 

 

「ぐっ…」

 

 

『うふふ…♪』

 

 

俺は、数秒間黙ってから口を開いた。

 

 

「…分かった」

 

 

『やった♪』

 

 

「だが、条件がある」

 

 

『…何?』

 

 

「お前の実力を試したい。俺とお前がちょうどいい相性を持っているのか…」

 

 

『分かったわ。依頼で相性を確かめましょ?」

 

 

「それでいいな。じゃあ、俺は帰るから」

 

 

『明日、会いましょうね~♪』

 

 

そして俺は、彼女を置いて帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『どの依頼か決めた?』

 

 

「ああ、この依頼だ。ランクはA以上が推奨らしいな」

 

 

『じゃあ、楽勝ね♪』

 

 

「ちなみに、お前のランクは?」

 

 

『アリアと同じSランクよ?それがどうかしたの?」

 

 

「…いや、なんでもない」

 

 

『そう?というか、それって夜じゃない』

 

 

「悪いか?」

 

 

『悪くないわよ。でも暇になるしな~…」

 

 

と、何かを思いついた彼女はニヤリと笑みを浮かべる。

 

 

それを見て、俺はドキドキする。

 

 

『じゃあ…その依頼の時間帯は夜だし…その間…デートしよ?』

 

 

「はぁ?」

 

 

『いいじゃない。せっかくだし…リラックスしないと~』

 

 

「リラックスは大事だけどな…」

 

 

『約束を無視するの?』

 

 

そういった彼女の目を見た瞬間、吸い込まれそうになってしまい

 

 

「や…約束は守る方だから」

 

 

「じゃあ、決まりね♪」

 

 

そう言って、彼女は俺の腕を引っ張り連れて行かされた。

 

 

「(ああ…面倒になるな。この女)」

 

 

そう思ったのだが、この後のデートで彼女の印象を180℃回転させることになるとは思わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Replayする。Replayする。】

 

 

『なんだこれ?』

 

 

『作り方間違えた?』




最後は何って?






後の物語で重要になる奴ですよ。

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