橘ありすのそばに居たいだけ。   作:桃音@まゆすきp

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まゆぼの小説と交互更新になりそうです。
1話目で沢山のお気に入り、ありがとうございます。
皆さんの期待に答えられるように頑張ります!


2話

目の前を颯爽と歩くありすちゃんに目を奪われる。

 

_____嘘でしょ?

まさか、橘ありすと一緒の学校なんて。

 

「……?何をじっと見てるんですか?」

 

見られている事に気付いたありすちゃんが私の目の前でしゃべってる…。

え、こういう時はなんて言えばいいんだっけ。

 

「あ、あの……。わ、私…。」

「弥生さん、今日はカウンター当番ですよ。忘れないで来てくださいね。もしかして、それが聞きたかったんですか?」

 

ありすちゃんと面識があったんだ!?

 

(あーごちゃごちゃうるさい。あんたの願いを最大限叶えてるの。橘さんって呼ばないと怒られるから注意ね。

別に仲良しとかそういうのじゃなくて、橘さんは図書委員会の副長なの。当番を管理する仕事だから今教えてもらえたの。

勘違いしないように。馴れ馴れしくすると怒られるわよ。

 

ほう。

ありすちゃんが一緒ならもうなんでもいいや。

うっはぁ…幸せじゃん。

私がアイドルとかならなくてもいいわ。うん。

 

 

 

(あ、橘さんは滅多に学校来れないから。

 

 

嘘だろ。おい。

アイドル業大変だもんね。仕方ないね。

いや、わかるわーですよ。涙なんて流してないです。はい。

カウンター当番の時にまた会えるよね。うん。

 

(いや、難しいだろ。仕事大変だって理解しなね?

 

明日また会えるよね!沢山楽しい事作りたいよね!(半ギレ)

とりあえずいい夢見るためにありすちゃんの後ろ付いて行こう。

ありすちゃんをストーキングです。怒らないでくれよ。

 

 

 

 

 

 

 

さぁ。屋上にありすちゃんは居ます。

え?ここで飛び降りとかダメだからね!?命大事に!

 

(どの口がそれ言ってるのよ……。

 

 

「あーーー♪あーーー♪あーーー♪」

 

ありすちゃんが声を出してる。

発声練習?

お腹を押さえて声を出してる。

凄い。声量が凄い。

あんな小さな身体からどう出してるんだろう。

 

「おー願い♪シンデレラー♪

夢は夢でおーわれない♪……はぁ。

上手く歌えるようになりたいです。」

「じゅ、十分に上手いよ!?」

「へ?」

 

あ、ついうっかり……。

 

(あんたってバカ?バカなんだよね?うん、バカなんだと思う。

 

いや、だって上手いのに…あーやって落ち込んでたら励ましたくなるんだよ。ありすちゃんは私の天使。マイエンジェルだもん。

 

 

 

「や、弥生さん……?いつからそこに……。」

「ごっ、ごめんなさい!!屋上に行ったら橘さんが歌ってたから……つい、聞いちゃってて……。」

 

もう一人の私が、取り繕ってくれる。

ありがとう。マジで感謝。

 

「あ、あぁ。そうなんですね。

じゃ、じゃあ私は教室に行きます。

弥生さんも始業に遅れないように、ですよ?」

「は、ひゃいっ!」

 

ありすちゃんが戻ってしまう……。

何あの天使。

少し慌てた顔も可愛い。可愛い。写真撮って飾りたい……。ほっぺたはむはむしたい。可愛い。

 

(この変態。

 

冷たくしないでよ、酷いよ。

同じ弥生うさぎ同士仲良く……いや、無理だわ。

友達の作り方とかわかんないし。

っていうか、この子いじめられたりしないよね!?

私、いじめられ体質なのに!!

 

(逆に人気者です。だって可愛くなるように育てたし?

 

うっわぁ。そういうのマジで要らないオプション。

普通が一番だよ。普通が。

そもそもこうやって転生させられてかなーり迷惑してるんだけど、ありすちゃん天使可愛いからいいけど。

 

「うさぎっちー?」

 

ほら、ウサビッチみたいなあだ名って絶対略してしまい、将来自分を苦しめるの。ちなみにウサビッチっていうアニメは面白いよ。プーチンとキレネンコめっちゃいいよオススメだよ。キレネンコ超好きだよ。

あ、そうそう。小学生って言葉の意味知らなくて凄く卑猥な言葉言えたりするしね。ソースはあの花。

って、今呼ばれたのって私よね。

 

「はいはーい?どったのー?」

 

可愛い女の子が沢山です…。

え?何ここ、天国ですか?

 

(うっわ、変態。キモいんだけど。

 

「ここの問題がわかんないぃ~。」

 

漢字の問題か…。

むむぅ。簡単すぎるけど、あんまりスパスパ教えてもこの子の力にならないし…。

 

(あー!じれったい!見てなさい。いつもどう教えてるかを!

 

「えっとね。まずは漢字の成り立ちから考えてみよー♪」

 

 

 

 

 

 

やっべぇ、わかりやすい解説ありがとうございました。でも長いから割愛。

モブ子ちゃんも満足満足。

え?

転生特典ってやつ?このチート級の学力。

 

(ちがわいっ!お前、小学校の勉強くらいならまともに出来るでしょ?だから至って普通の事。

中学校は保証しないけど☆

 

うん、そんなもんか。

私の転生特典ってないの?

 

(ありすの学校に通えてるじゃないか

 

あ、そゆこと?

っていうかゲームしたい。

家にパソコンあるかなぁ?かなぁ?

 

(あるよ、あんた用のノーパソ。

 

お!ラッキー♪

コントローラーとかないだろうけど、キーボードで十分十分♪(ワクワク

家に帰ったらゲーム出来るといいな♪

 

……はっ。

 

超満喫してしまってる。

鏡を見てにこっと笑えばロリスマイルで可愛い。

美少女補正とかぶっちゃけ要らないけど、こういうのだったら歓迎さ。うん。

 

「うさちゃん~。」

 

また呼ばれた。

 

「ふぇぇ…、どうしよぉ…。

またライブチケット落選しちゃったよぉぉ…。」

 

 

……不吉な事を言ってるぅ。

 

「ど、どこのライブチケットかな?」

「cafe paredeともふもふえん……。」

 

おい、もちろん私は応募してんだよな?

 

(すっかり忘れてた。当落今日だったっけ。

 

おい、お前ももふもふえん好きなのかよ。

 

(……直央くんかわいすぎるんだもん。

 

 

 

 

「あ、え、えっとさ、そんなに落ち込まないで?

大丈夫、私が当てて見せるからっ。」

「うぅ……志狼くんに会えるかなぁ……。」

「会える!絶対!会える!」

 

うっわぁ、当落怖ぇ……。

 

「そだねっ!うさちゃん、3回に1回当ててるもんね!」

 

確率微妙だな!おい!

 

(だって、別に補正とかないですし…。確率upさせたいよ…真面目に…。

 

 

あ、チケットキャンプとかでチケット買うのはダメだよ?転売は滅せよ!

もし、チケットが手に入らなくてどうしてもチケットが欲しい時は、同行者を募ってる人や当日どうしても行けない人から公正な値段で譲って貰いましょう!

これ大事ね。本当に転売はダメ、絶対。

売ってるのを買うのもダメ。

いくら高額でチケット買ってもライブの運営さんには利益にならないんだよ。

 

(ヒキニートなのにやけに詳しいのね。

 

ヒキニート言うな!

 

 

 

 

 

 

 

昼休み、図書室に行ってみる。

カウンターで童話集を読みながら、ありすちゃんが佇んでいた。

 

「あ、弥生さん来ましたか。

今朝はお褒めの言葉、ありがとうございました。

とても…嬉しかったです。」

 

クール橘が微笑んでます。

え?なんでカメラないの?この一瞬を永遠に切り取りたい。ヤバイ可愛いマイエンジェル!

 

「そ、そんな…こ、こっちこそ少し歌が聞けてよかったです…。」

 

ありすちゃんが鞄からファイルを取り出す。

そして、チケットを差し出してくれる。

 

「これ…本当は別の人にあげる予定だったんですが、都合がつかない…と思うので。

来週行うライブのチケットです。

よかったら来てください。」

 

え…?

チケット…?来週…?ライブ?

頭いっぱいに?が浮かぶ。

 

「別の人…って誰ですか。」

 

疑問が素直に口からこぼれ出る。

 

「母です。いつも忙しいですから。

弥生さんも…忙しいですか?」

 

忙しくはない…全然空いてると思う…けど。

 

母親の都合がつかない"から"じゃなくて、都合がつかない"と思うから"なんて…。

 

「ありすちゃん……お母さんにはちゃんとライブ来てって言ったの?」

 

私は今からありすちゃんを怒らせるだろう。

酷い場合…口を聞いてもらえなくなるかもしれない。

 

でも、せっかく母親の為にチケットを用意したのに…母親じゃなくて私が行くのは間違ってるよ。

 

そんなの絶対私は許せない。




チケット当選しなきゃ…しなきゃ…。
3月にMマスの3rdライブ、福岡公演があります。
出演はもふもふえんです。はい。ぶっちゃけ、もふもふとレジェとSEMがいることしか覚えてません。
来年はシンデレラのドームもでしょ。

うっきゃー☆
はぴはぴしますにぃ…!


さて、2話目にして主人公は転生を満喫中。
ありすと少し距離が縮まったかな?だったのに…。
そんなに都合よく物事はすすまないものです。

ちなみに、正義感が強いせいでいじめられるっていうのはよくあることです。
いじめ、しちゃダメですよ?

とりあえず、うさぎちゃんのロリコン具合が末期です。
大丈夫なのか…この主人公。
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