食べてくださいますよね?プロデューサー。
皆ありすちゃん大好きなんだねっ。お気に入りもしおりもとても嬉しいですよ。
さて、恒常SSRが追加されたありす。
お迎え出来るといいなぁ。
!を全て!に
?を全て?に変更しました!
その方が読みやすいとの事だったので。本当にありがとうございます。他にもありましたら気軽に言ってくださいませ。
地の文は出来る限り増やせるように努力します。
しかし、今はこれが限界です(グハァ
あ、後、ミスしていた部分も直しました。これも教えてくださったので…。ありがたいなぁ。
本当にありがとうございました!
ありすちゃんは怒らなかった。
ただ、寂しそうな顔でこう言った。
「帰ってくるのが遅いんです。お休みも少なくて。
帰ってきたら、とても疲れきっているんです。
それなのに、私の為に休んでなんて言えませんよ。」
私は馬鹿なんだと思う。
ありすちゃんのファンなのに、ありすちゃんを哀しませるなんてファン失格だ。
でも。ありすちゃんは…お母さんに来て欲しいんだよね。
来て欲しいからチケットを取ってもらったんだよね。
「弥生さんにはきっと…わからないでしょうね。」
そう言って、ありすちゃんは図書室から立ち去った。
チケット…返さなきゃ。
(あんたって自分から地雷に突っ込んでいくんだ…。
本当に馬鹿ね。
ありすちゃんと仲良くなるチャンスを自ら捨てるとか…。
「私ってほんと、馬鹿。」
ソウルジェムも真っ黒になってさやかちゃああああああんってなっちゃう…。
ごめん、ふざけた。
ふざけてないとなんか泣きそうなんだもん。
30分後、なぜかありすちゃんが戻ってくる。
「いい忘れてました。
ありすちゃんではなく、橘です。忘れないでくださいね。」
あ、チケット…。
「チケット、返します。
お母さんだってきっと…ライブに誘ってくれる事を待ってますよ。」
チケットをありすちゃんに渡す。
けど、受け取ってもらえない。
「弥生さん。
弥生さんが来てください。
絶対に、貴女を楽しませてみせますから。」
ありすちゃんは笑ってくれた。
でも、私の頭の中はぐちゃぐちゃだ。
「これ、見てください。」
タブレット端末を私に差し出してくれる。
【○/○ 出張が入りました。ご飯はちゃんと食べてね。】
それはライブの日に刻まれた母親の予定だった。
「さっき、予定が届いたんです。
もうこれで母を誘う事は出来なくなりました。
……出来なくなったんです。」
消え入りそうな声で、今にも泣き出しそうで。
そんなありすちゃんを私はみつめる事しか出来なかった。
私が男の子なら抱き締めてあげる事…いや、無理だな。うん。
「わかった。
私、ありすちゃんのライブ行きます。ペンライト、誰よりも振って…ありすちゃんに届くようにコールもするっ!」
「いや、それはいいです。結構です。」
断られた…。そんなに拒絶しなくても…。
午後の授業開始前のチャイムを聞いて、ありすちゃんと別れる。
やっぱり、少し気まずかった。
(あんたが男の子なら恋愛フラグもあったんじゃね?
おい、そろそろ私への扱いがテキトーじゃねーか?
(気のせいダヨ。
途中片言だったんですけど…?
まぁいいか。
ありすちゃんのライブに行けるのは嬉しい。
嬉しいけど、まだなんか腑に落ちない。
「むぅ…。」
あれか?アイドルにスカウトされるフラグ的な奴?
主人公補正的な奴?
だからこんなに私に都合いいわけ?
「うさちゃーん。」
あ、またさっきの幼女ちゃんだよ。
(皐月ちゃんな。お前の親友だからな?
あ、モブ子ちゃんじゃなかったんだ。へぇ~。
皐月ちゃんかわえぇのう…。
(うっわ…キモいし引くわ…。
「どうしたの?皐月ちゃん。」
「あのね、もう一枚の方当たってたー!!」
あ、さっきのもふもふカフェパレのライブか。
咲ちゃん可愛いよね。スカート似合うよね。
咲ちゃんhshsしたいよね。壁ドンに顎くいしてみたいよね。
でも知ってる?咲ちゃんは男の娘なんだよ?
はぁ…かのんくんもいずれはあんな風に…?
(やめぃ!はぁはぁするな!キモいわボケ。
もっふいんざぼっくす♪だよ!
箱の中に可愛いショタが隠れてるんだよ!
可愛いから撫で撫でしたくなっちゃうよ!
(もういや…こいつの相手疲れる…。
あ、その前にありすちゃんの件。
反省しなきゃだよなぁ。
どう考えてもありすちゃんを傷付けてしまったし。
うぅ…。謝らなきゃ。
__放課後。
私は校門でありすちゃんを待ってた。
さすがに今の時期って寒いんだねぇ。
ちっちゃい身体はすぐ冷え切ってしまいます。
ありすちゃん、来ないな…。
待ち伏せしてるの気付かれて来てないとか…。
ありえるなぁ…。
「…弥生さん?」
可愛い声が聞こえるなぁ…。耳が幸せ…。
「や、弥生さん!?だ、大丈夫ですか?
なんか小刻みに震えてますけど!?」
「ら、らいひょーひゅれす!(大丈夫です!)
ありひゅひゃんにりょーひがはっへ!(ありすちゃんに用事があって!)」
「何言ってるかもわかりませんし…!私に用事ですか?とにかく暖かい場所へ行きましょう。」
ありすちゃんが取り乱してます。
あ、これ滅多に見れない表情かも。レアだよ。レア。
ありすちゃんに手を引かれて学校内に戻った。
「もうこの手…洗えない…。」
(いや洗えよ。
ありすちゃんの教室に連れて行かれました。
誰も教室には残ってません。
ふ、2人きりはハードル高いなぁ…。
「すみません。暖かい場所と言っても、教室くらいしか思いつかなくて。
いつもならプロデューサーが迎えに来てくれるんですけど、今日はオフなんです。」
「いえ、こちらこそごめんなさい。
お昼も、今も…その…迷惑かけてごめんなさい。」
ありすちゃんの手が離れる。
あ、温もりがぁ…。
「まだお昼の事を気にしてたんですか?
弥生さんって、案外気にしちゃう人なんですね。」
くすくす笑ってくれる。
「こんなの慣れっこです。私は子供じゃありませんから。」
いや、十分子供ですよ。貴女。
「それに…誰かが来てくれる方が嬉しいんですよ?」
…なにこの子、私に道をもっと踏み外せと?
可愛いよ。恋しちゃいそうですよ。チョロイン枠になりそうだよ私。
「ありすちゃんのライブ楽しみですっ!」
話題を変えよう。ヤバい。可愛すぎてヤバい。
「…がんばります。」
あ、これ緊張してるかも。
「島村卯月、頑張りますっ!」
卯月ちゃんの真似をしてみた。
イマイチ面白くなかったらしい。
「…燃やせ友情パッションは!みっつぼし!」
ちゃんみお…。これもダメか。
最後にとっておき!
「…に…にょわぁ~?りんちゃんだにぃ…? りんちゃんのきゅんきゅんぱわー?で…ハピハピさせるにぃ ...」
ありすちゃんが笑い出した。
「……くふっ……おなか…いた……ぷはっ!」
よし。デレラジで学んだしぶりんの黒歴史、ありがとう。しぶりんの犠牲は無駄にしません!
(おいこら。
「弥生さんって、案外面白いですね。
嫌いじゃないです。」
「本当!?結婚しますか!?」
「しませんよ。」
即答で断られましたよ。ぐっばいまいらぶ。
ちょっとー。なんで私を男の子にしてくれなかったのさー。
(それだとこちらとしては都合が悪いんだよ!察しろ!
察する事が得意な人間ならお昼の一件は起きなかった。ワタシ、ワカルヨ。
ありすちゃんかわいい。お人形みたいに肌が白い。
音楽かけながらタブレットをタップしている姿も似合う。
ゲームしてるのかぁ…。
ゲーム?
ミュージックな感じのゲーム?
「あ、私がゲームしてるのって意外…でしたか?
音楽ゲームでリズム感を鍛えてるんですよ。
やってみます?」
ありすちゃんがタブレットを私の目の前に置いてくれる。
「えっと、曲は何してもいいの?」
「えぇ。いいですよ。」
難易度は簡単で、と親切に変えてくれるけどいいもんね。
難易度高い奴をやるもんね。
選んだ曲はnear to youでした。
あなたのそばにだよ!ありすちゃんのそばにだよ!
(誰もそんなの聞いてないし。
「きっとおいついて♪ふんふふふふふふん♪」
ありすちゃんが呆気にとられた顔をしてます。
でも、転生前はゲーマーだったんだしさー。出来るよね、私。ていうか出来たね。さすがは私。偉いぞ。
「え…あ…。
ど、どうやったらこんなに上手く出来るんですか!?教えてくださいっ!」
食いつくねぇ。
「上手くなったら…きっと…プロデューサーさんに褒めてもらえますから…えへへ。」
おい、プロデューサー。どこの馬の骨だよ。出てこいや。
そんなわけで、30分くらい一緒に音ゲーで遊んでました。
ワンミスする度に悔しそうな顔をするありすちゃんかぁいいよぉ…おーもちかえりぃ♪
かぁいいモードの私を誰も止められないぜ。
(はいはい。橘さんを遅くまで残すな。はよ帰れ。
スマホ欲しいなぁ。母らしき人に言えば貰えるイベントかしら。
(え?スマホあるけど?
それ先に言えよ。
「ありすちゃん、よかったら連絡先…line教えてくださいっ!」
「…攻略法、絶対教えてくださいね。」
転生初日、ありすちゃんの連絡先ゲット。
トントン拍子で進みすぎてちょっと怖いなぁ。
あ、もふもふカフェパレは落選してたけど皐月が当ててたからよかった…。
一応私の他の作品の紹介です。
佐久間まゆと森久保乃々が近くに住んでいるだけで、案外毎日は楽しいです。
ままゆとぼののとプロデューサーのまったり(?)ラブコメ。
繭の中
壊れた佐久間まゆがプロデューサーを監禁する話。
レムがゼロから始める異世界(日本)生活。(タイトルは仮)
リゼロです。レムりんが日本にもしも来ちゃったら?の妄想小説です。
他にもありますが、よろしければどうぞです。
この作品の作風とは全然違うんですけどね(汗)