デクのヒーローアカデミア 再履修!【完結】   作:くろわっさん

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三連休はバタバタしておりました!おかげでちょっとお待たせしてしまいました。

Re:デクから始まる無人島生活スタートです!




生き残れ!1ヶ月無人島生活!! [後編]

僕はオールマイト考案の特訓として無人島に放り出された。そこは個性を持った動物たちの弱肉強食の世界だった。様々な動物たちに追い回され、極限状態だった僕は古傷の目立つ兎を食べようとして、返り討ちにあったのだった。

 

 

 

「――――ッハ!! 」

僕が気絶から目覚めると、すでに白兎は居なくなっていた。蹴られた顎がまだ痛いけどその他に怪我は無さそうだ。

 

あんな小さな兎にすらやられてしまったのか……この島の動物たちはホントに強いな…!いや、僕が弱いのだろう……動物たちに比べれば体格も大きい方、個性も強力、だけど僕は島の底辺から抜け出せないでいる。

彼らと僕の違いはなんだろう?力の違いだけではないだろうな、それなら僕が勝っているものも多い。

では頭のよさか?それも違うだろう、人間は恐らくこの地球上で一番賢い動物だ、僕だってそのうちのひとりだし。まあ特別頭が良い訳ではないが、野生動物に負ける程ではないだろう。

 

僕は思考の渦に呑み込まれていく――――

 

数の多さに押されている?でも一個体でも強力な動物もここには沢山いる、あの熊がいい例だろうし。

じゃあなんだ?もっと本質的なものなのか?…本質……なんか引っ掛かってきたぞ!

そうだ、意識とか……そう、意思とかそういった類いのものだ!

 

オールマイトは言っていた、

「いまの君には余裕が有りすぎると思ったのさ!」

「生と死の瀬戸際で生き抜いてもらうのさ!」

……余裕はなくなり僕は追い詰められている、それは間違いない。あとは生き抜くこと、生き抜く……生きる…!うん、なんかわかってきたぞ!

 

そうか!そうだよ、生きること、彼らと僕の最大の違いは生き抜くことに対する意思の差だ!!彼らは常に生きることだけを考えている、生きられることが当たり前の人間との差は其処に尽きる!

 

僕は自分の中で答えに近付いていく―――

 

野生(ワイルド)ってのは生きることに真摯に向き合うこと、じゃあ生きることってなんだ?生きているってなんだろう?

糧を得て、食し、自分の血肉にすることだろう。それは身体を巡り、その身体を動かすために。つまり、息をして、心臓の鼓動を続けるためだ。

っことは……生きるっていうのは、身体を、心臓を動かすこと…?

それはなんだ?もう少し、もう少しで辿り着ける…!その全ては―――

 

 

 

そして僕は答えに辿り着く――――

 

 

 

 

「―――筋肉だ……」

 

ふざけているわけじゃない、全ての答えは筋肉にあったんだ。

 

―――心臓の鼓動を放つのは心筋、息をするのは横隔膜を中心とした呼吸筋。

 

―――そして、この身体を動かすのは、全ての筋肉なんだ…!

 

生きることとはすなわち、筋肉を動かすこと。つまり、筋肉は全、全は筋肉。すべての生は筋肉から始まり、筋肉の終わりは死へと終結する。

 

「だから、筋肉を中心に全てを考えれば、全てが解決する!!」

 

「ワンフォーオール―――フルカウル!!55%!そしてここから―――」

 

今までは身体全体にワンフォーオールを巡らせることを考えていた、そこから踏み込んでPlus Ultra(更に向こうへ)だ!

 

筋肉芯の芯まで行き渡るように、筋繊維一本一本にこの力(ワンフォーオール)を染み渡らせていく。

 

「身体許容上限……60%!……65%…………70%!!まだだ!まだいける!!」

筋肉に更に力が流れ込んでいく、生きるための糧として、それらを余すことなく筋肉は取り込んでいく。

 

「71%……75……まだまだぁ!!…………来た!80%ぉぉぉぉぉ!!!」

普段なら絶対に耐えられないであろう力の奔流が身体中を駆け巡る。しかしその力は暴走ではなく筋肉の道筋を沿って駆け抜ける、故に身体が破壊されるような負荷はなかった。

 

「いける…!いけるぞこの力なら!待っていろ野生、今度は僕の番だっ!!」

そう言いながら僕は駆け出した、野生へ反旗を翻すため、生きるために……

 

―――オールマイト、こういうことだったんですね…!すべてわかりましたよ、ありがとうございます…!!

 

 

 

 

 

――― オールマイト side in ―――

 

「―――ハックション!!」

「風邪ですか?オールマイト?」

私のくしゃみに反応して、監視衛星からの情報をチェックしているナイトアイが心配してくる。

 

「いや、ここ最近は快調過ぎて、人の風邪まで治す勢いだよ。それにこの感じは……」

「この感じは?」

ナイトアイが途中で止めた私の言葉の続きを引き出そうとする。

 

「緑谷少年が我々の予想を超えて、とんでもない方向へ躍進している気がする…!」

「またですか…!いい方向へ行けばいいですね…」

ナイトアイと共に緑谷少年の行く末を案じる。ホントにいい方向へ、いっていてほしいな…

 

――― オールマイト side out ―――

 

 

 

―――僕は砂浜に来ていた、まずはこの島での最初の挫折を味わったこの場所で、僕の反撃を始めるためだ。

 

「コケ?」

「見つけた…!」

僕は早速お目当ての獲物を見つけた、あの火を吹く鶏だ。

 

「コケッコー!」

鶏が早くも鳴き声と共に火を放ってくる。僕はそれを躱しながら、森の方へと誘導していく。そして―――

 

「コケコッコー!!」

「――よっとお!」

避け続ける僕に、痺れを切らした鶏が特大の炎を吐いた。これを待っていたんだ、それを大きく跳んで躱す。

 

炎は木に燃え移り、辺りが炎で包まれる。

 

「火を吹けるからって、火に強い訳じゃないんだろ!だから海岸沿いで行動してたんだろ!?っおりゃー!!」

そう言いながら鶏を火の海に叩き込んだ、鶏が火に呑まれ、燃え上がりながら飛び出してきた。

 

「コケッコー…!………コケッ………」

そして暫くして動かなくなる、焼鳥の完成、初の食料確保だ!

僕は火が燃え広がらないよう、海水をばら蒔いてからこの島での初の狩りの成果を味わった、生き残るために…!

 

 

―――次の日、僕は木の実を食べながら森を散策していた。ちなみに木の実を採るときに現れた猿みたいな奴等は全力投球の投石で威嚇したらいなくなった。

 

「ブルルッ!フゴッ!!」

そんなときにあの猪が茂みから姿を現す、またもやリベンジの時が来たようだ!

 

「フゴーー!!」

「早速かっ――――せーのっ!」

猪が脇目もふらず突進してくる、僕はフルカウルの出力を上げつつ、それを引き付けてから()()()跳んだ。

 

僕の跳躍に合わせて猪が腹に目掛けて瞬間移動してくる、だが分かっていれば対応できない勢いではない!そのまま猪の胴体に手を回して押さえ込む、そして高度が上がりきり、重力に身体が引っ張られて落下していく。思った通りだ、掴まれている間は瞬間移動ができないぞこいつ!

「緑谷式!パイルドライバー!!!」

猪を頭から地面へ叩きつける、僕と猪の体重が高く上がったことにより重力加速によって、その威力を増していた。その力は全て猪の首に加わり、頑丈な首をへし折った。これで今日の食料獲得!!

 

僕は貴重なタンパク源を余すことなくいただいた――――

 

 

―――それから数日後、ついにあの宿敵との邂逅を果たす。

 

「見つけたぞ!あのときの大熊ァ!!!」

「グルルアァァ!!!」

熊もこちらに気が付き、咆哮を上げる。僕はすぐさま飛びかかり、拳を振り抜く!

 

「スマァァッシュ!!」

一瞬風が吹き、またも透明な壁に僕のパンチは阻まれる。間違いない…!こいつの個性は空気の操作だ!周りの空気を集めて壁や爪を形成していたんだ!!

 

「ゴアアァァ!!」

僕は壁に吹き飛ばされながら距離をとる、熊が空気の爪を振り下ろすも直線的な攻撃だ、当たりはしない!

 

パンチでは勢いが足りない!ならば…!腕より何倍もの筋肉を持つ足で…!いや全身の筋肉を使って一撃必殺の蹴りを放つしかない!!

 

「こいつは正面からぶち破る!そう決めたんだ!!」

僕は全身にワンフォーオールを滾らせて、熊へと駆け出す。熊も空気の爪で応戦するも僕には当たらない、そして全身の筋肉をバネとして一撃必殺の回し蹴りを放った。

 

「80%ォオ!フロリダ・スマァァッシュ!!!」

僕の蹴りは空気の壁を突き破り、熊の首へと到達した。そしてその首の骨をへし折った―――

 

―――かに思えたが、熊の分厚い毛皮と脂肪、そして野生動物ならではの発達した筋肉に阻まれ、致命傷には至らなかった。

 

「グオオオ!」

熊が咆哮と共に壁を作り出し、僕を吹き飛ばす。直ぐ近くの大樹の幹に激突し、その衝撃で一瞬身動きが取れなくなる。熊はその隙に必殺の爪を振り上げていた―――

 

 

―――やられる…!そう思った瞬間だった。

 

「キュイーーー!!」

僕の視界に白い塊が飛び込み、熊の鼻っ面をぶち抜いていった。その塊の正体は―――

 

「あのときの白兎!!?」

前に食べようとして返り討ちにあった、あの増強系の個性を持った白兎が僕を助けたのだ。

 

「なんで助けたんだ!?いや…今はどうでもいい!奴を倒そう、手伝ってくれるよね、白兎さん!!」

「キュ!」

僕は白兎と会話のようなものを交わし、熊を倒すため共闘を始めた。

 

「スマァァッシュ!!」

「キュ!キュッー!!!」

僕が壁を破り、白兎がダメージを積み重ねていく。そうして暫く攻撃を続けた。熊は抵抗するも二対一では対応しきれない、徐々に動きと個性が弱まっていく―――

 

 

―――そして決着の時が来た。

 

「これでっ!終わりだぁ!!ルイジアナ・スマァッシュ!!」

僕の跳躍からの空中踵落としが空気の壁を突き抜け、熊の脳天へと振り下ろされ、その頭蓋を叩き割った。熊の巨体が地面へ崩れ落ち、動かなくなる。僕らの勝利の瞬間だった。

 

「うおおおおおお!!!」

僕は閧の声をあげて、両手を天に掲げた。ついにこの島での最大の脅威を退けたのだ、これくらいの喜びも大袈裟ではない。

 

「君もありがとうね」

「キュ、キュ~~!」

僕はそう言って、疲れて寝転んでいる兎の頭を撫でた。兎は少し抵抗するも直ぐに大人しく撫でられていた。おそらくこの兎の傷は熊によって付けられたものなのだろう、それでそのリベンジに僕の力が必要だったのかもしれない。

 

僕とこの兎に確かな絆が生まれた、そうして僕は残りの無人島生活を白兎と過ごしていった――――

 

―――ある1週間は食料を集めて過ごし……

「あっちにいい感じの根菜があるよ、兎さん!」

「キュー!」

「そうだね、あれも集めよう!」

 

―――また1週間は謎の透明な生物と戦って過ごし……

「このカメレオンみたいなゴリラみたいのはなんなんだよ!いきなり襲いかかって来やがって!!」

「キュイーーー!!!」

「血が出るなら、殺せる筈だ!そうですよね、兎さん!」

「キュー!!」

 

 

―――そうして一ヶ月の日々は過ぎていった。そしてこの生活の終わりの日が来た。

 

「おーい!緑谷少年ー!!迎えに来たぞぉ!!!」

オールマイトの呼ぶ声が遠くから聞こえる、それと同時に森の動物たちの気配が消えた。野生の感で強者が来たことを感じ取って逃げたしたのだろう、ひと月前にオールマイトが島に上陸しなかった意味がようやくわかった。

 

「オールマイト、迎えに来てくれたのか……僕も帰らなきゃな……それじゃあ、兎さん。一ヶ月間ありがとう、君のお陰であの熊も倒せたし、この島の生活も楽しく感じられたよ」

「キュー!」

僕はそう言いながら白兎の背中を撫でる。僕と白兎はこのひと月の間にコミュニケーションがとれるまで仲良くなっていた、正直離ればなれになるのは寂しい、でも僕は人間で彼は野生の兎だ。僕がヒーローになるために、ここにはいつまでもいられない!!

 

「元気で暮らすんだよ、他の肉食動物に食べられないようにね!まあ君なら大丈夫だと思うけど……じゃあ、さようなら!!」

僕はそう告げて浜辺へと走り出した。その頬には一筋の涙が伝う。

 

さようなら、個性の楽園の島!さようなら、僕の小さな相棒!!―――――

 

 

「オールマイト!お久しぶりです!」

「おお、緑谷少年?なんだか滅茶苦茶ワイルドになったな!背も延びたし、纏うオーラが変わったね!」

船に乗っているオールマイトに合流し、挨拶を済ませる。このひと月の間に結構見た目が変わったらしい。

 

「なにより声が玄田哲章みたいになった!声変わりだな!」

「えっ!?そんなに変わってます!?」

「ああ、お久しぶりですとか、かなり低い声だったぞ!声まで私に似てきたな!」

オールマイトが少し衝撃の事実を告げてくる、人の世から離れているうちに声までワイルドになっていたとは…!

 

「まあ、疲れたろう?そろそろ帰ろう」

「はい、オールマイト。帰りましょう僕らの守るべき街へ」

「ああ、帰って休んでから次のステップにいこう!―――」

「えっ!?気が早いですね――――」

 

そうして船は島を離れ始める―――

 

 

―――その時だった。

 

「キュイーーー!キュイーーーーー!!!」

浜辺から白兎の鳴き声が聞こえる、こちらに向かって鳴いているようだ!お別れに来てくれたのだろう…!ホントに彼はいいやつだ…!

 

「さようならぁーーー!!ありがとおおおお゛お゛ーーー!!!」

僕は大きく手を振りながら大声で白兎に別れを告げる。もう涙は堪えられなかった、さようなら、本当にありがとう、ひと夏の小さな友達―――――

 

 

――――僕らを乗せた船は街へと向かう、こうして僕の人生で一番野生的(ワイルド)な1ヶ月間は幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――無人島生活から約一週間後、人間の生活にも慣れ、そろそろ学校が始まろうとしていたある日。僕はオールマイトに呼び出されて、マンションの多いとある住宅街へと足を運んでいた。

 

「おはようございます、オールマイト。1週間振りですかね?」

「おはよう、緑谷少年。あとあまりオールマイトと今は呼ばないでくれ、姿がこれだからね」

僕はトゥルーフォームのオールマイトに挨拶をして、早速注意されてしまった。

 

「すいません、ところで今日はどこへいくんです?」

「今日は君に書いてもらいたい書類とか諸々があるからちょっと来て貰ったんだ、まあ歩きながら話そう」

そう言ってオールマイトは先に歩き出した、僕もその後を追う。

 

「そういえばあの無人島って結局なんだったんですか?個性を持った動物たちの世界って感じでしたけど…」

僕はオールマイトにずっと気になっていたことを尋ねた。

 

「ああ、あの島はね…所謂マッドサイエンティストの実験場だったんだ。その研究者の個性は動物の個性を目覚めやすくするっていう代物でね、実験動物たちやその子供達がいまはあの島にいるって訳さ」

「それであんなことに…」

「まあその研究者が亡くなってから、島の管理を根津さんがやっているんだよ。私も島の外に出てしまいそうな危険な動物の駆除なんかを手伝っていてね、そのせいであの島の動物たちは私にビビっちゃって近づけなかったってわけさ!HAHAHA!」

オールマイトが説明を終えて豪快に笑っている、しれっと凄いこと言ってるなほんと。まあ細かく気にしたらダメなのだろう、そういうことにしておこう。

 

「おっと、じゃあまずは私が一人で話をつけにいくから、緑谷少年はそこの公園でちょっと待っていてくれないか?なに小一時間もかからず戻るよ!」

「わかりました、じゃあその辺のベンチで暇を潰してます」

「うん、すまないね!じゃあまた後で!」

そう言ってオールマイトははや歩きで去っていった。

 

「とは言っても、小一時間かぁ結構暇だぞ……ちょっとした鍛練でもしてようかなぁ、でも汗臭くなるのもまずいかも知れないし……うーん……」

どうやって暇を潰そうか暫く悩んでいると、目の前に人影が現れる。

 

「ねえ、あんた!緑谷君…よね?」

知らない人に声をかけられた。歳は二十代前半、緩く巻いたロングの金髪、切れ長の綺麗な眼、誰が見ても間違いなく美人だと言うであろう整った顔立ち、薄手のシャツにタイトなジーンズがスタイルのよさを際立たせている。一言で言うなら大人っぽい綺麗なお姉さんだ。

 

僕を知ってるみたいだけど、こんな綺麗なひと知り合いにいたかな……?それともなにかの罠か…?

 

「あの、すいません、どちら様でしたっけ?ちょっと思い出せなくて……」

「あんなことまでしたのに忘れちゃったの…?」

「えっ!?」

僕は素直に切り出すも、予想外の言葉が返ってくる!なんのことだ!?

 

「あんなに激しくされたの、初めてだったんだから!」

「えっーー!!?」

いったい僕はなにをしたんだー!!全く思い出せない!てか心当たりがない!!

 

「なーんてね、冗談よ!」

「えっ!」

そう言ってイタズラに笑うお姉さん。なんだよ、からかわれただけか……てかなんなんだこの人…かなり美人だが謎過ぎる…!

 

「まあ初対面って訳でも、ないんだけどね~」

「えっと、どこかでお会いしましたっけ?」

「まあこの姿じゃわからないわよね」

お姉さんは意味深な言葉をいって、渋い顔をする。この姿…?誰だ…?

 

 

「私は岳山 優、またの名を―――」

 

 

 

 

「―――Mt.レディ!…どう?思い出せたかしら?」

彼女は右手で丸を作って目元に当てながら無邪気に笑う。

 

 

 

 

――――これが、僕の再履修(やりなおし)の人生を大きく揺るがす女性、岳山 優との出会いだった。

 

 

 




筋肉覚醒、緑谷出久!ってな感じで無人島回終了です!

次回で第四章最終話の予定です、よろしくお願いします!



総合評価3000ptとか夢見てましたわ、現実は…厳しい!でも僕は…頑張って続けますよ!!

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