デクのヒーローアカデミア 再履修!【完結】   作:くろわっさん

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路地裏の英雄問答

グラントリノと共に保須へ向かう僕、しかし交通トラブルに巻き込まれて到着が大きく遅れてしまい、既にヴィランが保須を襲撃していた。

グラントリノにヴィランを任せてヒーロー殺しを探す僕、そして辿り着いた路地裏で飯田君とプロヒーローネイティブを襲うヒーロー殺しステインと対峙する。

 

 

 

 

 

「また邪魔モノか……ハァ…貴様は?」

ステインが僕へ得物を向けながらため息を吐きながら尋ねる、その刃は既に血で濡れていた。

 

「僕はオールライト!お前を止めに来たヒーローだ!!もうお前に誰も傷つけさせやしないぞ、ヒーロー殺しステイン!」

僕はステインを指差しながら名乗りを上げる、奴は殺意を宿した眼で僕を睨んでくるが、殺気程度で怯むような柔な鍛えた方はされてきてないんだよ…!

 

「オールライト?……そうか、どこかで見た覚えがあるな……ハハハァ…貴様、オールマイトの弟子の緑谷…出久か…!!」

ステインは僕の顔を見て思い出したかのようにオールマイトの名を出す、そして口角をつり上げて不気味に笑い始めた。お前の口からオールマイトの名前を聞きたくない。

 

「貴様が本物かどうか、いつか確かめたいと思っていたんだ…ハハァ……それがこんなところで叶うとはな」

「本物か確かめる?じゃあ身分証でも確認するかい?」

「…違うな―――こうするんだっ!」

ステインがネイティブから手を離して僕と会話をする、が話を切り上げてナイフを投げてきた、眼を狙って真っ直ぐと飛んできたナイフを僕は手刀で上へと弾く。

 

小粋なジョークで気を逸らそうとしたらこれだよ!……やっぱり僕はナンセンスらしい。

 

「いきなりかよ!――スマッシュッ!」

牽制としてデコピンの砲弾を飛ばす、ステインはそれを難なく躱していく。

 

やはり素早い…遠距離攻撃は当たらない、かといって範囲攻撃の拳圧を使えば二人に被害が出てしまう。―――なら、二人の救助が先だな!

 

僕は飯田君へ駆け寄ろうと地面を踏み込む、しかし同時に二本の投げナイフが飛んできた。

僕は踏み込んだ足を軸にして回し蹴りを放ってそのナイフを弾き飛ばし、ステインを睨むも、奴はその長い舌を見せつけるように口を開いて嗤っていた。

 

「簡単には救けさせないってか…ならお前を倒してから救けるよっ!!」

僕はステインの方へと地を蹴って跳ねる、一歩もあれば十分な距離だ。それに対してステインは後ろに跳ねながらまたもナイフを投げつけてくる、だが咄嗟のことで狙いが逸れたのかナイフは僕の顔の10センチ横の辺りを通る軌道を辿っている。

 

焦りが出たか?よし、このまま突っ切って殴り付けて……待てよ、まさか狙いは僕じゃなくて―――

 

ナイフが僕の顔の真横を通る、その狙いは僕の頭ではなく……その後ろで倒れている飯田君だということに気が付いた。

その瞬間、僕は空中で身体を捩って飛んでいくナイフへと手を伸ばす。

 

―――くっそ!間に合ぇぇえええっっ!!!

 

 

限界まで腕を伸ばすが、ナイフは既に僕の手首より先に向かっており掴めそうにない、それでも諦めずに手を振りきった。

 

 

ナイフに指が触れる感触はなかった……そしてナイフはそのまま飯田君の頭へと一直線に飛んでいき―――眼前に突き刺さった。

なんとか触ることが出来たようだが、目の前にナイフが突き刺さる光景に飯田君は目を丸くしていた。

 

ギ、ギリギリだったぁ!!ごめん、飯田君…!

 

空中で姿勢を崩したため僕は背中から地面を擦っていく、そのまま止まって安堵する間もなくステインの攻勢は続いており、僕の頭上には既にステインの振り下ろした刀が迫っていた。

 

「――っぶな…!」

ステインの刀が僕の頭を真っ二つに切り落とす前に、僕は白刃取りで刀を止めることが出来た。

寝転がった姿勢のまま蹴りを放つが、既にステインは刀を捨てて僕の傍から離れていたため当たらない。

 

ここまで攻防にかかった時間は30秒にも満たないだろう、グラントリノと高速戦闘の訓練をしていなければ対応出来なかったかもしれない……

 

ステインの速さは脅威だ、地上戦に限ればグラントリノと同じくらいの速さだろう……つまりそれは対応圏内の速さってこと。

にも関わらず攻めきれず守りに徹しているのは飯田君とネイティブ、二人の救助とステインの打倒が同時に出来ていないため……いや、させてもらえてないのだろう。ステインの立ち回りが(いや)らしく上手い……さて、どうする…?

 

 

 

「ハハハァ…速さもパワーも最高峰……そして常に人質の救助を優先している姿勢……間違いなく本物だ、貴様は…!」

僕が対応を考えていると、ステインがニタリと笑みを浮かべながら話しかけてきた。こいつ…でも今は会話に乗って注意を僕に向けさせてた方がいいか。

 

「そりゃどうも、お前に褒められても嬉しくないんだけどね……どういう意味だ?」

「そのままの意味だ。ハァ…嘆かわしいことに英雄(ヒーロー)が本当の意味を失い、この社会には贋者(にせもの)が蔓延っている……英雄気取りの拝金主義者共が…!」

僕が苦い顔で尋ねると、ステインは両手を広げて演説でもするかのように語り始めた。

 

「“ヒーロー”とは偉業を成し遂げた者にだけ許される“称号”!強い信念を持ってその覇道を歩み続けた結果として至るのが()()()()()なんだ……」

「本物の英雄……それってオールマイトのことか?」

「そうだ!彼こそが本物の英雄!!どんなヴィランも敵わないほどの至高の力、全ての人を救わんとする慈愛の心!それらを口先ではなく行動によって示す、まさに平和の象徴たらん姿だ…!!!

ヒーローとは彼の為にある言葉であり、それを名乗る以上後に続く有象無象も彼の道を辿らねばならん……故にお前には本物の英雄資質がある……いや…既に本物の英雄に至りつつあるだろう!」

ステインは声を少しずつ大きくしていきながら講釈を垂れる、その姿からは狂喜的な英雄信仰を感じる。

 

こいつ…イカれてるな――僕の言えた義理ではないけど…

 

「……ハァ…それに比べてプロヒーローなどと名乗る輩は本当に弱い……そこに転がる贋者のように…!こいつらには信念がないんだよ、信念が!

だからこそ、俺が教えてやらねばならない!貴様らは弱い、信念がないんだと、その身に刻んでやっている…!」

「だから傷つけるってのか!」

「そうだ!俺の刃で傷として刻み…ハァ……命に刻み付けて、粛清する!全ては正しき社会の為に…!俺は英雄を忘れてしまったこの社会への警鐘だ!!」

「お前っ!!……ッ…!」

ステインの身勝手な暴論に思わず叫び声を上げそうになる、心の底から怒りがこみ上げてきたがグッと堪える。まだだ…まだ奴の気が二人に向いている…!僕だけを見るようになるまで堪えなくちゃな…!

 

「お前の言う信念ってなんなんだ…?僕はそんな大層なもの持ち合わせてないぞ」

「ハハァ…!お前はホントに良い…!!信念とはその者の行動原理……何故、人を救けるのか…ということだ。本物の英雄の信念…お前もわかるだろう?―――お前は何故人を救ける?」

「救けたいから救ける、それだけだ!信念なんて―――」

「それだよ!!救うことだけを考えて行動する、素晴らしいっ…!贋者共は金や名声を求めて人助けの格好だけをしている……本来そんなものは後から付いてくるだけの付属品だと言うのに……

―――やはりお前は本物だ!……ハァ…ずっと待っていたぞ…お前のような本物の英雄の跡を辿る者を…!そしてついに俺の前に現れたっ!!」

ステインはその狂喜に満ちた眼で僕の眼をしっかりと見ながら楽しげに囀ずる、こいつはホントに―――

 

「――楽しそうなとこ悪いけど、お前の言ってることはこれっぽっちもわからない!!」

「……は?……何故だ?何故わからない!お前のような本物が…どうしてわからないんだ!!」

「理解できるわけないだろう!そもそもお前の言う本物だの贋者だのっていうのがおかしいんだ!!」

僕は率直にステインの理論を否定する、ステインはそのことに納得が出来ないためか、マスク越しでもわかるくらい困惑の表情を浮かべていた。

 

「人を救ける為に行動できる人はヒーローって呼ぶに相応しい、そこに贋者も糞もない!」

「バカな…!お前と違って金の為に動いているような偽の善行だぞ!?そんなものをヒーローと呼べるわけがないだろう!!」

「確かに僕は本当に救けたいものを救けられるならお金なんていらないよ……でも僕の考えはあくまでも僕だけのものだ、お前の価値観だってそうだ……それを人に押し付けるなんて間違ってんだよ!

それに偽善の何が悪いんだ!人の為に善しとする行いだぞ、いいことじゃないか!自分のために動いてるような僕よりよっぽど立派だと思えるけど?」

僕とステインの意見のぶつけ合いが始まり、段々と熱を帯び声を荒げていくようになる。それにつれて堪えていたイラつきが涌き出てきた。

 

まずい…冷静にいられなくなってきた…!でもこいつの注意は僕だけに向いてる様だし、今はこれでいい。

 

ヒーロー殺しに殺害された17名、再起不能になってしまった23名。それらのニュースを見るたび僕は悔いて、鬱憤を溜めてきた……その感情が今解き放たれようとしていた。

 

 

「ヒーローは自分を捨てなければならない!私欲で動くなど論外だ…!!そんなものはヒーローではないっ…!!!」

「ヒーローかどうかを決めるのは僕やお前じゃない!助けられた人の気持ちが人をヒーローにすんだよ!!

お前が贋者って蔑むプロヒーロー達だって、何時だって命懸けで誰かを救けてんだ!だからみんなからヒーローだって認めてもらえてるんだろ!!

それをお前のいい加減な匙加減で否定して、粛清とか言いながら無意味に傷つけるなんて―――お前の方が全部間違ってんだ!!」

「……貴様ァ!!何故だ!本物の筈のお前が、本物の英雄(オールマイト)に教えを請うてそこに至った筈のお前が……贋者などを認める!?」

僕はステインへと怒りを言葉にして投げつける、ステインもそんな僕を認めたくないようで顔を歪ませて叫び返し、そして僕の中の地雷を踏み抜いていく。

 

まただ…またこいつは言いやがったな…!

 

「僕が一番腹が立つのはそこだ!自分の都合で悪行を重ねてる癖に、その理由に僕の最高のヒーロー(オールマイト)を含めてる!!そんなお前の口からオールマイトの名前を出すなよっ!汚すなよ!!オールマイトに憧れてるんじゃないのかよ!!?」

「俺の粛清は(まさ)しく悪だ……それは認めよう…!だが必要なんだよ!この社会には蔓延る悪を駆逐するためには、本物の英雄が一人では足りない…!!…ハァ……だから悪と共に贋者の正義も狩る。オールマイトやお前のような本物を生むために…!!」

ステインは狂った信念をその瞳に宿しながら語る、だが僕は認めないし許さない、これだけは言わなくては―――

 

「それがおかしいって言ってるだろ!!なんでそうなんだよ!?悪からみんなを救けるために英雄が必要だってわかってんじゃないか!

――――だったら最初にお前が成れよ!本物の英雄に!!!」

「―――ッ!」

「自分が出来ないことを人に押し付けて満足してんのか!?ふざけるな!絶対に認めない…!!お前と違って僕は成るぞ、ヒーローに!……そして必ずオールマイトを超える!!」

僕の言葉にステインが眼を大きく見開く、反論させる間もなく僕は言葉を続けていった。

 

オールマイトを救けるために、跡を追う、並び立つ、そして超える…!その時オールマイトが“頑張ったな”って言ってくれるだけで、僕はそれでいい。

 

オールマイトにはヒーロー殺しの詳細については前世のことは話していない、もしヒーロー殺しが自分の影響で生まれたことを知ればオールマイトは黙っていないだろう。

そして自らヒーロー殺しを捕らえ……傷つくだろう、誰にも悟られることなく全てを笑顔の下に隠して……

オールマイトにそんな思いはさせたくない!僕がやるんだ、同じ英雄(オールマイト)に憧れた僕が―――

 

 

「―――だから僕はお前を止めるぞ…ヒーロー殺しステイン!」

「…ハァ……お前は俺を止める、だが俺は止まれない…俺には贋者を殺す義務がある。ぶつかり合えば当然―――弱い方が淘汰されるわけだが…さあ……どうする?」

僕の宣言にステインは殺意で返事をする、今更そんなもので怯むことなどない。

 

「来いよ!ステインッ!!僕がこの手で終わらせてやる…!!」

「俺は終わらない…この社会を正すために…!行くぞ…オールライトォ!!!」

僕とステインは同時に倒すべき相手に向かって踏み出す。

 

ステインが左手でマチェットを投げつけてくる、僕は走りながら左腕でフックを放ってマチェット横から殴り付け、甲高い金属音を響かせながらマチェットは弾きとんでいく。

その弾かれたマチェットが壁に刺さるより速く、ステインは右腕に持った刀を振り上げていた。

 

「…死ね!!」

ステインが刀を振り下ろして僕の首を落とさんとするが、僕は左腕をそのまま正面に構えて防御する。

 

肉を切らせて骨を断つ……左腕はくれてやるよ!

 

「…ッ!!」

刀が僕の腕に食い込んでいく、その刃が筋肉まで達したとき―――僕は腕の筋肉を締めた。

それによって僕の腕から血が吹き出すこともなく、刀が引けないことにステインが気が付くも…もう遅い。

 

「――90%!アイオア・スマァッシュッ!!!」

予想外の出来事に動揺してがら空きなステインの鳩尾に僕は右腕で振り抜き拳を捩じ込んだ。

ステインの身体をスマッシュの衝撃が駆け抜ける、衝撃は消えることなくそのまま慣性となりステインをビルの外壁へと運んでいき、壁がヒビ割れる程の勢いで叩きつけた。

 

 

 

「…それでこそ…本…物……」

ステインはそれだけ呟くと地面へと倒れ伏し気を失った。

僕はそれを確認してから左腕の力を抜く、刀が地面へと落ちてカラカラと音をたてる。

 

腕を動かして見ると筋を傷つけられておらず問題なく動く、切られた場所からは血が滲んでくるが吹き出すほどでもない、肉も切らせず骨を断つことが出来たみたいだ。

 

 

 

―――お互いに譲らなかった問答……その後の僕らの戦いは一瞬で決着がついた。

 

 

ステイン…最後までぶれない男だ。最後の攻撃も僕を殺す気などなかったのだろう、それくらい浅く軽い一閃だった。

 

 

 

 

―――その信念の強さだけは本物だったよ、ステイン。

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫、飯田君!?」

「ああ、すまない緑谷君。せめて邪魔にならないように黙って存在感を消して見ていたのだが……」

「ありがとう、お陰で奴が僕だけに執着して正面から撃ち合うことが出来たよ!」

僕はまだ動けていない飯田君へと駆け寄って肩を貸す、飯田君は申し訳なさそうな顔をしていたが、僕は笑顔で彼に礼を言う。

 

口を挟んでいたら真っ先に狙われていたかもしれない……最高の判断だったよ!

 

 

 

 

ステインから武器を取り上げて拘束する、今度は手首の暗器もしっかりと取り上げておいた。

 

縛っている間に飯田君の麻痺が解けていたので気を失ったままのプロヒーローネイティブを担いでもらって、僕はステインを引き摺りながら歩いて路地裏から抜け出していく。

 

「しかし緑谷君もあんな風に声を荒げて怒ることがあるんだな!」

「いやあ情けないとこを見られちゃったね……ちょっと私情も入っちゃってたから…」

飯田君が意外そうな表情で聞いてくる、僕は苦笑いでそれに答えた。

 

こんなに怒ったのは前世以来かもしれないな…

 

「インゲニウムとヒーロー殺しの因縁もこれで終わったんだな……ありがとう緑谷君!」

「僕は僕の為にやったみたいなものだから、気にしないでよ!むしろ獲物を取っちゃってごめんね…」

「いやいや!正しい行いだ、謝ることではない!!」

僕と飯田君は互いに頭を下げながら歩く、相変わらず飯田君は真面目だな!

 

 

気がつけば街の騒ぎの音が少なくなっている、もしかしたらヴィラン連合の方もヒーロー達が終わらせたのかもしれない。

 

 

 

―――前世と違い僕一人でステインを倒すことが出来た、小さなことだが運命は少しずつ変わってきているのだろうと実感する。

 

 

 

 

僕らはすっかり夕陽によって染められた大通りへと出た、射し込んだ斜陽が目に入り眩しさに眼を細める。

 

長いようであっという間だったヒーロー殺しのこの事件、時間にしたら五分も経っていないかも……でもこれで終わりを告げた――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――突如おぞましい殺気が浴びせられ背筋が凍る。

 

「――飯田君っ!!!」

僕は咄嗟に飯田君を後ろに押しだす、その直後僕の身体は横から強い力で殴り飛ばされた。

道路を転がりながらブッ飛んでいき、路上に駐車されたトラックに背中から衝突して止まる。

 

あまりの唐突な出来事に頭が混乱しそうになるが、眼を開けて状況を確認する。

そこに見えた光景は僕の理解を超えたもので益々混乱しそうになる。どうなってんだよ……これ…!!

 

 

 

 

 

夕暮れに浮かぶ三つの影……それは―――

 

 

 

 

 

 

「――三人の……脳無…!?」

ここには一人しか現れなかった筈の脳無、それが三人になっている…!?

 

 

 

 

 

 

少しずつ変わってきていると思った運命、だがしかし…それは僕だけに限られた話ではないのかもしれない――――

 

 

 




デクさんが変えてきた運命がその身に襲いかかる!―――――

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全ては読んでくださる皆様のお陰です、本当にありがとうございます!

これからも頑張って書いてきたいと思いますので、よろしくお願いします!!

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