デクのヒーローアカデミア 再履修!【完結】 作:くろわっさん
昨日の続きです、完全な説明回だけど楽しんでいってくださいね!
準備を終えてついに自主練会の開始だ、さあみんなで強くなるぞ!
まず僕が教えたのは基礎トレーニング、それも筋肉を増強するものではなく体幹を鍛え上げて体力をつけるようなものだ。
フォームチェックとメニューの内容決定は筋肉同盟の二人にも手伝ってもらって全員統一したメニューにしてみた。
えっ?全員ひたすらムキムキに鍛え上げて強くするのかと思ったって?
んなバカな、ひとそれぞれ個性があるのに 闇雲に筋力を増したところであまり効果はないだろう…筋肉同盟ですらそれぞれ鍛え方が違うというのに…!
それでも近接格闘で戦い抜く以上は基礎体力とぶれない体幹は必須項目と言ってもいいだろう、なにせ体一つで攻撃も防御も行うのだから。
三日間、みっちりと基礎トレーニングを教えた後は各自で継続してもらう、そして今回の本題に移ろう―――各々の個性を活用した特訓だ!!
そのためにひとり一人と話し合って内容を決めていく必要があるな……まずは―――
―――庄田二連撃君の場合
「庄田君の個性はツインインパクトだったよね?どういったものなのかな?」
「僕の個性は打撃を与えた箇所に追加で更に強い衝撃を与えるって感じの個性なんですけど……」
「なるほど…それって追加するタイミングや威力の調節って出来るのかな?」
「威力は上げられるけど、タイミングは試したことないですね…」
僕は庄田君と問答を繰り返していく、そのなかで閃いたことがひとつあった。
もしも彼の個性で衝撃を自在に操れるようになればあの技が使えるかもしれない……
「庄田君、僕も理論しか知らないんだけも“破壊の極意”とも言われている技をひとつ試しに覚えてみる気はないかい?」
「“破壊の極意”…!?そんなものがあるんですか、でもそんな強力そうなもの僕に習得出来るのでしょうか…」
「むしろ君にしか出来ない技かも知れないんだ!ツインインパクトを持つ君にしか!!もっと自分に自信を持つんだ、君の個性は素晴らしい!」
「僕にしか…!緑谷君、是非ともその理論を教えてくれないでしょうか!!僕も君みたいに強くなりたいんです!」
僕の話に庄田君は食いついてきてくれた、その漢気溢れる強い人になろうという姿勢は本当に刺激になる。
「庄田君、理論自体は単純明快でね……一撃目で物体の抵抗力を殺し、瞬時に二撃目を打ち込むことで完全に破壊する……二撃必殺の技さ。君のツインインパクトならこれが出来ると、僕はそう思うんだ!」
「二撃必殺の技…!してその技に名前はあるんでしょうか!?」
「あるよ、その名は―――」
立て続けにしゃべっていた僕は息を吸ってその技の名を伝えることにする。そうその名も―――
「―――
―――飯田天哉君の場合
「こないだは不甲斐ない姿を見せることになってしまった…次はああはならないために……緑谷君、俺はどうすればもっと速くなれると思う?」
「ステインが強すぎただけだとは思うけど……速さかぁ…うーん、そうだねえ……」
飯田君は僕に悩みを吐露しながら尋ね、僕は言葉に詰まり考え込む。
飯田君の個性だと画期的に速くなる方法ってこの短期間では身に付かないと思うんだよなぁ…かといっていつも通り鍛えてくれってのもなんか違う気がするし……うーん……
「やや!お悩みのようですね、体育祭のメガネの人!!」
「なっ!?君は―――」
「―――発目さん?」
二人して頭を抱えているところに割って入る楽しそうな声、そちらを向くとやたら笑顔の発目さんがいた。
もうわかる、これはろくなことを考えていない……というより自分の興味100%と言ったところだろう。
「そうだ、発目君だったな!なんの用かな?」
「貴方のヒーローコスチュームを見させてもらったんですよ。貴方……速さに悩んでいますね?
その原因はあのスーツにあったんですよ!まずラジエーターの性能が微妙なんですよあれ、きっと貴方の個性に合わせて小型化したせいでしょうね。私ならもっと冷却性能の高いベイビーを同じサイズで搭載できます、まだ開発段階ですが大丈夫でしょう!
ついでにベルトのあたりに吸気口でも付ければさらに出力を上げられますかね……
それにスーツの材質自体も改良の余地ありですね、もっと軽くて同等以上の強度に出来れば完璧ですね!いやあ
発目さんは相変わらずの超絶マシンガントークで言いたいことを言っていく、この強引さ……見習いたい!
「おい、なにを勝手なことを―――」
「いいんじゃないかな、スーツの改良!」
「えっ!?」
「おお!流石筋肉の人、話がわかりますねぇ!」
飯田君が苦言を呈するも僕はそれを肯定する、そのことがあまりにも意外だったのか飯田君は少し間抜けな声をあげ、発目さんはキラキラとした目でこちらを見てきた。
別に考えなしで言っているわけでない、飯田君の戦闘スタイルは既に確立されていてレシプロという必殺技もある。はっきり言って僕が口を挟む余地がないのだ、後は飯田君個人の地道な努力で個性と技を磨くしかないだろう。
その点、発目さんのスーツの改良という提案はこの短期間で確実に成果をだせるし、場合によっては大きな戦力アップも期待できるだろう。
そしてなによりスーツの改良なんてのは僕や飯田君には出来ないことだ、こればかりは否定しない。
「じゃあメガネの人借りてきますね!いきますよ!!」
「ちょっ!おい、話を聞いてくれ発目君――――」
発目さんは笑顔のままジタバタと暴れる飯田君の首根っこを掴んで引き摺っていってしまった。
実のところ、発目さんの突拍子もない発想と暴走はいい方向に行けばいいが…ダメなことのほうが多そうだし今回の合同近接格闘自主練を荒らされる可能性があった。
飯田君の犠牲は必要だったんだ……!
さらば飯田君!君のことは忘れない…!!
―――尾白猿夫君、麗日お茶子さん、障子目蔵君の場合
「あれ、私たちはまとめて呼ばれるんだね?」
「ああ、それはね、君達三人は僕とは大きく異なる個性とそれを軸にした戦闘スタイルをしてるじゃない?それだと基礎は教えられるんだけどあとは模擬戦形式で地力をあげてもらうしか思い付かなくてね……」
麗日さんが三人で呼ばれたことを疑問に思っていたのでさくっと説明して話を進める。
「なるほど、それでまとめて呼ばれたわけか。して緑谷が俺達の相手をまとめてするということか?」
「それだと僕も身体が足りないから、助っ人の力を借りようと思っててね―――というわけで雄英BIG3を連れてきたよ!」
「雄英BIG3?」
疑問の尽きない三人を尻目に僕はトントン拍子で話を進めていく、多少強引なくらいがちょうどいいってオールマイトから僕は学びました!
「カウンターの専門家、通形ミリオ先輩」
「うっす、よろしくだよね!!」
笑顔で軽く手を上げて登場するミリオ先輩、なぜか既に上半身裸だ……うーん、今日もいい大胸筋だな!
「蛸足操作の専門家、天喰環先輩」
「蛸足操作!?……まあその通りではある、頑張ります…よろしく……」
環先輩も相変わらずの人見知りを爆発させて、口ではよろしくと言うもののうつ向き加減でみんなと目線すら合わせようとしない。この人には年下だとかそういのは関係ないんだろうか…?
「超能力・波動の専門家、波動ねじ――ぐえっ!??」
最後のひとりを紹介しようとした瞬間、声が出せなくなり呼吸が出来なくなる。
「デクくーん!やーっと学校で私らに頼ってくれたね!!雄英に来たらなんでも教えてあげるって言ったのに、もう7月になってようやくだよ!デクくんが雄英に通うのを楽しみにしてた私らがバカみたいじゃない!!……って聞いてるのデクくん!?」
「波動さん、いきなり後ろから飛びかかって首を絞め落としてはいけない。デクが呼吸が出来てないぞ……」
「完全に
「あっ!ごめんね!!」
「―――っぷは!死ぬかと思った!」
首を極めていたねじれちゃんの細腕が少しだけ緩み再び呼吸が出来るようになる、だがねじれちゃんは僕の背中にしがみついたまま離れてくれない。
「あのねじれちゃん?そろそろ背中から降りてくれません?」
「やだ!これは私たちを学校で頼らなかったセーサイなんだから!!」
「制裁って……」
「ねえデクさん……その子誰?っていうかデクさん女の子苦手とか言ってたよね?なんでもそんなに仲良……普通にしてるのかな?」
「ひえ!?」
背中にしがみついたままのねじれちゃんと不毛な会話をしていると、刺すような視線と冷たい声が麗日さんから発せられる。僕は思わずビビってしまい情けない声を出してしまっていた。
ヤバい、麗日さん怒ってるよ……いきなり呼び出されたのに身内ノリでグダグダしてたらそりゃ不機嫌にもなるよね、急いで話を進めなきゃ!
「あのね麗日さん!こちらは波動ねじれ先輩、超能力系の個性の持ち主なんだ!そんでもってこの三人は雄英の三年生で以前一緒に鍛えさせてもらっててね、それで今回はこの三人にみんなの訓練を手伝ってもらおうと思って呼んだんだよ!」
「そうなんだ……で、なんでその人はずっとデクさんに抱きついてて、デクさんもされるがままなん!?」
「えっと、なんていえばいいんだろう……ねじれちゃんは妹みたいなものだからあんまり緊張したりしないんだよねえ、あとねじれちゃんもそろそろ降りようか!」
「私のほうがお姉さんなんだけどー!」
「そういうとこが妹っぽいよね!なあ環?」
「俺に振るのか…波動さん、折角デクが頼ってくれたんだしそろそろ降りて本題に移ろう」
「それもそうだね天喰君!よっと、じゃあお姉さんたちにまっかせなさーい!」
グダグダが続くなか、環先輩の説得によりねじれちゃんが僕の背中から飛び降りてから誇らしげに胸を張る。ありがとう環先輩、このグダグダを収めてくれて!!
「というわけでこれからみんなにはマンツーマンで特訓してもらいます!んでその組み合わせは―――
まずミリオ先輩と尾白君!格闘戦のなんたるかを教わってみてね!」
「よろしく、尻尾の尾白君。俺、手加減とか苦手だからダメそうならいつでもいってほしいよね!そこで終わりにするからさ!!」
「よ、よろしくお願いします、俺は生き残れるのか……」
ミリオ先輩は物騒なことを言いながらひきつった顔の尾白君と握手をかわす、いやいやある程度加減して欲しいんだけど……まあ大丈夫だろ!…大丈夫だよな?
「次は環先輩と障子君!同じく身体変化系の極意を是非とも教わって欲しい!」
「障子目蔵です、よろしくお願いします、天喰先輩」
「障子…なるほど俺も呼ばれた訳がわかったよ。出来る限りのことはしよう…よろしく」
障子君と環先輩は目を合わせずに握手をしていた、何となくだが環先輩と障子君の相性はいいと思う。
障子君ももともとそんなに喋るタイプじゃないし、環先輩も基本は物静かな人だし、黙々と手足が蠢く光景が今から目に浮かぶな!
「最後はねじれちゃんと麗日さんね、ねじれちゃんはこう見えてトップヒーローばりの超能力系の使い手だからなんでも聞いてみて、女の子同士のほうが話が進むと思うんだ!」
「お姉さんに任せといて!バリバリ教えてあげるんだから!よろしくね~麗日ちゃん」
「えっ、あ、はい、よろしくお願いします……デクさんと一緒に過ごせると思ってたんだけどな……」
「ん?デクくん?いいよー、じゃあ最初はデクくんについて教えてあげるね!!」
「え、あ、はい!よろしくお願いします!!」
よくわからないけどねじれちゃんと麗日さんは二秒で意気投合してしまった、僕のことって……
まあたぶん僕の動きの癖とか立ち回りでの隙とかを教えてあげるのだろう、ねじれちゃんとは模擬戦で散々戦ってきたからその辺はお見通しだと思うし。
ぶっちゃけ僕の専門外の三人の特訓もこれでなんとかなりそうだ、頼みますよ先輩方……そして頑張れみんな…その先輩達の天然具合に負けないように!!
―――鉄哲徹鐵君、切島鋭児郎君の場合
「切島君、鉄哲君、君達の個性はとてもよく似ているね、硬い!固い!堅い!いい個性だ!!
さて突然だけどそんな君達の共通の弱点があるんだけど……なんだと思う?」
「うーん、機動力がねえことだろ!結局固くなると動きが鈍るからなぁ」
「あー、それもあるけどよ、攻撃力の低さつーか決定力のなさじゃね?俺らの個性だとパワーが上がるわけじゃねえし」
僕は二人に話題を振って自身について考えてもらう、切島君と鉄哲君は互いに納得したような顔をして共感していた。個性のだだかぶりだと考えも似たようになるんだな!
「なるほどね、まあ確かにそれもあるんだけど、それらは君達の個性の強みでなんとかなる部分だよね。機動力がないなら攻撃を耐えて相手に近づけるし、攻撃力が無いっていっても君達のパンチは鋼鉄のハンマーでぶん殴るくらいの威力はあるし、十分だとは思うよ!」
「えー、じゃあ俺らの弱点ってなんなんだ?」
僕の回答に切島君が怪訝な表情を浮かべながら聞いてくる。
「それはね、君達の個性の使い方さ。二人ともまったくといっていいほど回避をしないよね?確かにその防御力があれば大概の攻撃は効かないし、正面から敵とカチ合って叩くってのが正攻法になるだろう。でもね……」
「でも、なんなんだよ、緑谷?」
僕の言葉に鉄哲君が少しだけイラつきながら言葉の続きを尋ねる。
「世の中には絶対に食らっちゃいけない攻撃ってのを持ってる奴も結構いるんだよ、君達の強固な防御を貫くほどのね。
―――だから君達にはそれを体感して対応できるようになってもらう!僕の筋肉でその攻撃を再現してあげよう、君達はそれを躱す訓練をするんだよ、無論避けるだけじゃ訓練としては微妙だから耐えられる攻撃と混ぜながらランダムで仕掛けていく。受けるか避けるか常に考えて、感じて、勿論反撃も行う、君達は僕とそんな模擬戦をし続けるんだ!
足腰立たなくなるまでボコボコにするからそのつもりで挑んで来いっ!!!」
「「お、おう……」」
僕が威圧感を放ちながら二人に説明をしていくと二人は顔をひきつらせながら返事をした。
二人にとっては過酷な訓練になるがきっと得るものも多いだろう、僕も気合いをいれていこう!!
―――砂藤力道君の場合
「なあ緑谷、お前みたいな超パワーを出すにはどうすればいいんだろうな、シュガードープの5倍のパワーを引き上げたいんだが……肉体を鍛えるだけじゃそろそろ限界がキテる気がしてな……」
「うーん、僕と砂藤君じゃ個性が近いようで違うからねぇ…僕の場合は貯水槽からバルブを捻って力を全身に流し込むようにするイメージだから、パワーを上げるにはバルブを開けまくるって感じなんだけど」
「結構イメージが具体的だな、俺はなんつーか個性を使うぞ!って思ったら全身に力がみなぎってタイマーが作動するみたいな感じのフワッとしたイメージなんだよなぁ。全身に力を流し込むってのはどんなかんじなんだ?」
「えっと、筋肉をその名の通り肉の
僕と砂藤君はお互いの個性について話し合っている、出力を上げるコツを僕から得ようとしているらしい。
なにか砂藤のパワーアップに繋がるアドバイスができるといいんだけど…
「全身にパーっとみなぎる俺とは全然違うんだな!そーすっと俺はどうやってパワー上げるか……うーん…」
「うーん、全身に均一に力が回るならそれを一ヶ所にまとめてみるってのはどうかな?腕だけに力を集中すれば5倍の5倍くらいにはなりそうだけど」
「おお、なるほどな!力の圧縮って訳だ!!それなら確かに力の総量を変えずに瞬間的にパワーを上げられるな!よーし、試して見る価値はありそうだぜ!」
僕のなんとなくの閃きに砂藤君が賛同して、上腕二頭筋を見せつけながら楽しそうな笑顔を浮かべていた。役に立てて良かった、これが彼の個性の発展のきっかけになれば嬉しいな!
僕も自分の強化策を見いださなきゃな…現状の筋肉でワン・フォー・オールを強化するにはどうすれば……
「なあ、さっき聞いてて思ったんだが、俺はてっきり緑谷は個性で筋肉を強化して超パワーを出してると思ってたんだが、逆に筋肉が個性の下地だったんだな!
それに例え話で筋肉をホースに例えてたけど、緑谷の筋肉はゴムホースつーより鉄パイプみてえな頑丈に出来たもんだと思うけどな!まああくまで俺の感想なん――」
「ちょっと待って!今筋肉がなんだって?!」
「いやだから、筋肉が個性の下地でホースより鉄パイプだなって……」
「それだ!それだよ砂藤君!!!」
砂藤君の何気ない感想が僕の頭に閃きの雷を落とした、あぁ僕はどうしてそんな単純なことに気が付かなかったんだ!
「筋肉は
昔のことや考え方を引き摺り、彼みたいには成れないと、頭のどこかで思ってしまっていたんだな……違うんだな、成るんだよなオールマイトに、その更に向こうに…!!
僕の筋肉は鋼鉄の筋道に…いやもっと柔軟で頑丈な…ステンレスを編み込んだ耐圧ホースのような……違う!もっと大胆に考えてみよう、そう、固くて柔らかく頑丈なそんなナニカにだと仮定すれば…それを作るのは僕の筋肉と個性で……
そうだ!脳無とやりあったときの限界を超えたあの力がそうだったのかも!限界なんてとうに超えた力を使ったはずなのに反動がやたらと少なかったあれだ!
あの感覚を呼び戻して…荒削りだが高めていければ今の限界を大きく超えられるだろう…!!
よーし、そうと決まればなにから始めようか…精神統一か?いや実践形式のほうが僕には向いてるか?うーむ、とにかく行動を―――」
「おーい、緑谷ー。大丈夫かー?」
ひとりで考え込んでいると砂藤君から声をかけられる、そこには心配そうな顔をする砂藤君。
どうやらまた独り言を呟きながら自分の世界に落ちていたみたいだ……だがおかげで光明は見えた!
「ありがとう砂藤君、君のお陰で僕ももっと強くなれそうだ!!」
「おう!そりゃ良かったぜ、一緒に頑張ろうな!!」
「 「応!!」」
砂藤君がきっかけとなりついに僕自身のパワーアップに繋がるきっかけをつくることが出来た、やはり持つべきは
―――これでほぼ全員の特訓メニューが決まった、だがまだ全員ではない。最後は
緑谷出久、オタク気質な所は今も前世も変わらない――――
連続投稿も明日で終わり、ついでに間幕章も完結です。
明日もよろしくお願いします!