目が覚めたら目の前に美女がいました   作:花椰菜

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これはどこにでもいる、少し不幸な病弱少女がどこにでもあるような、でも、どこにもない、非日常に転生してしまう物語。


要するに次は幸せに生きるはずだったが神様の手違いで物騒な世界に転生してしまう話です。駄文ですが見てくれたら幸いです!!


第1話

目が覚めたら美女が目の前にいた。

 

・・・ここどこ??

 

 

まず、僕の話をしよう。

僕は生まれつき病弱だった。別にずっと病院のベットにいた訳ではない。小さい頃はたまに発作を起こして長期間病院に入院していただけで、大きくなるにつれて発作も起きなくなっていたし学校にも通って、友達にも恵まれて平々凡々に日常を過ごしていた。・・・そんな当たり前で、だけど幸福な日常は長く続かなかったけれど。中学を卒業し、必死になって勉強し合格したそこそこ頭のいい高校に行くはずだったが、病気が悪化した。その時僕は

 

「必死に勉強したんだけどなぁ」

 

程度だった。別に僕のような境遇の子もたくさんいただろうし、自分もその内の一人だと思うとそこまで悲しくはなかった。そんな自分の代わりのように両親は酷く悲しんでくれた。僕のために悲しんでくれる両親を見て嬉しく思った僕は少し、ほんの少し歪んでいるのかもしれない。

そんな優しい、素晴らしい両親に僕は何も返せなかった。親孝行もしてないし、高校に元気に通っている姿も見せられなかった。そう思うとやるせない気持ちになって、酷く胸が締め付けられて、僕は生まれて初めて”生きたい"と泣いた。それは当たり前のことで、そんな当たり前のことを今更言って泣いた。

 

それから僕は1年間、病院の病室で過ごした。食事はもう流動食も食べれなくてやせ細り、日に日に増していく体に繋がる管をみて、父は歯を食いしばり、母は泣いて悲しんだ。

 

「こんな体で生まれてきてごめんね。迷惑かけてごめんね。」

 

そう言うとさらに母は泣きながら怒った。そして謝られた。

 

「もっと健康な体で産んであげられれば良かった・・・。ごめん・・・ごめんね・・・」

 

あぁ、僕はまた悲しませてしまったらしい。

 

ある日、友達がお見舞いに来てくれた。その時僕は運命に出会った。友達は僕が退屈しないように、あるゲームを紹介してくれた。そのゲームの名前は"Fate/GroundOrder"ゲームなどやったことがなかったがやってみるとその世界観に、ストーリーにどんどん惹かれていった。悲しい別れがあって、だけど幸福な別れもあって、笑って、泣いて、悲しんで、憤りを感じて・・・

こんな感情は初めてだった。歴史なんて今まであまり深く勉強してなかったのでわからないことがあったらすぐに調べた。両親に教材などを頼むと嬉しそうに用意してくれた。何故?と聞いてみると

 

「そんなに楽しそうな姿みたことなかったもの!」

 

ということだった。今思うと一つのことにこんなに夢中になったことなどなかったような気がする。やはり運命だったのだろうか・・・

 

そんなようにまた1年が過ぎた。その頃はもう、1日の大半は寝ていてあぁ、そろそろ死ぬんだな・・・と感じた。

そして僕は死んだ。

最後はあっけないもので両親に看取られながら死んだ。あぁ、結局親孝行できなかったな・・・Fate最後まで攻略してないな・・・そんな今更どうにでも出来ないことを考えていた。

 

・・・もし、もし生まれ変われるなら、健康で両親を心配させない子になりたいな・・・

 

そんなできるはずのないことを考えて死んだ・・・はずだった。

 

そして冒頭に戻る。

ここはどこだ?この美人は?自分は死んだはずだ。ではここは死後の世界?自分は地獄に落ちるのだろうか。落ちるな。あんなに両親を悲しませたんだ、当然の報い・・・

 

「落ちないわよ?」

 

!?

シャ、シャベッターーーー!!!!!

 

「普通に喋るわよ!?なんで喋っただけでそんな驚くのよ!!普通に私、人型じゃない!!」

 

あぁ、いや、すまない、じゃない、すいません・・・って貴女はだれですか?

 

「そのとってつけたような敬語やめてくれない?違和感がすごいわ。じゃなくて、だれ、ですって?ふふん!聞いて驚きなさい!!私はねぇ、女神様よ!!!」

 

あぁ、まぁ、はい。

 

「反応が薄い!!!驚けっていったでしょ!!!!」

 

わぁ、すごい、女神様だぁーーー(棒)

 

「よろしい!」

 

いいんだ・・・ところでここは?

 

「ん?ここ?転生の間よ。」

 

て、転生の間・・・まんまだ・・・それでなんで僕を?

 

「転生の間と聞いてわからないの?転生させてあげるっつってんの!感謝なさい!!!」

 

転生!?生まれ変われるのか!?

 

「えぇ!だから転生の間なんでしょ!!」

 

でも・・・

 

「なんで僕がって顔してるわね。強いて言うならそうね・・・きまぐれよ、きまぐれ!転生させてあげようかな〜って思ったからよ」

 

そんな軽い感じでいいのか!?

 

「うるさいわね!!いいじゃない?貴女もしたいって思ってたんだし!」

 

だけど・・・僕でいいのか?他にもっといるだろう?

 

「ごちゃごちゃうるさいわね。したくないの?」

 

したい・・・けど・・・

 

「ならいいじゃない。さっききまぐれって言ったじゃない?貴女を転生させようかなって思いたったのよ。」

 

そう・・・か。なら転生しようかな。

 

「そうそう!やっと転生する気になったのね!そうと決まればさっさと特典決めるわよ!」

 

特典?

 

「なんだ、転生ものの小説とかよんだことないの?」

 

ないな。

 

「そう。まぁそんなのどうでもいいわ。いや、よくないか。はぁ・・・めんどくさいけど説明してあげる。転生特典って言ってね、結構強めのを与えてあげるの。だって普通に平和な世界に生きてたのに急にドラゴンやら悪魔やらがいる世界になんの力もないまま行ったらすぐ死んじゃうじゃない?それじゃつまらないから死なないように戦える力を与えるのよ。貴女は結構気に入ったから3つぐらい選ばせてあげる!感謝なさい!」

 

そうなのか・・・その特典を3つも?

 

「えぇ!なにがいいかしら?言ってみなさい?」

 

ん、じゃあ・・・Fateのマーリンの力を貰えるか?それだけでいい。

 

「それだけ?まだ2つあるわよ?」

 

あぁ、マーリンの力だけでいい。

 

「ふーん。マーリンねぇ・・・本当にいいの?普通なら王の財宝とか、無限の剣製とかの方が強いと思うけど?」

 

これでいい。1番好きなキャラだったし、マーリンも強いしな。

 

「まぁそうよね!貴女、勇者のパーティでは剣士とか弓兵じゃなくて回復役って顔してるし!」

 

・・・そんな顔しているか?・・・結構傷ついた・・・

 

「んじゃ特典も付与したし、転生先に送るわよ!ファンタジーの世界ね。ドラゴンやら魔王やらいる世界だけど、覚悟はいい?」

 

あぁ、大丈夫だ。

 

「そう。じゃあね!死んだらまた会いましょう!」

 

そう簡単には死にたくないな。すぐに来る、なんてないようにするよ

 

女神様、なんだかFateのイシュタルに似てるな・・・はは、まさかうっかりで転生先間違えたりなんか

 

「あっ・・・」

 

え?

 

「間違えたーーーー!!!!」

 

うっかりーーーー!!!!

なんか下に穴空いたんだけど!?落ちるーーーー!!!!

 

「.ごめんなさぁーーーい!!」

 

なんでさーーーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めたら美女がいました。

 

・・・デジャブ?

 




シリアスかと思ったか?残念シリアルでしたー!!
駄文をここまでみてくれてありがとうございます!誤字などがあったら教えてもらえたら幸いです!では!
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