君の瞳に   作:りりなの

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アニメ4話を繰り返し見ながら書いていたらダイアちゃんが可愛い。

ダイアちゃん一家に一人は欲しいと思ってしまった。



けど、私はリトルデーモンなのです!


二年ぶりでもない

 善子の誘いの元学校が終わってから沼津駅まで赴いた。

 

「レイ、こっちよ」

 

 コートを着てサングラス&マスクを着けている変質者な彼女が居た。

 

「なんだ、その恰好」

 

「学校終わりで人が多いのよ、あんたも学校のジャージって舐めてない」

 

「この後、一応部活に出るからな」

 

「今日は買い物に付き合ってもらうんだから」

 

「分かってる」

 

 バスロータリーまで歩いていくと一人の女がこちらにくる。

 

「あ、あの、お願いします」

 

 声の方を見たら見たことがる。

 

 善子はなぜか戸惑っている。

 

 この制服って浦の星か。

 

 善子はチラシを貰って走り出してしまった。

 

「走り出すかよ」

 

 俺は善子の行動に頭を抱えてしまう。

 

「もしかしてあの時の」

 

 あの時って何時だ。

 

 でも、こんな人はここには居なかった様な気がする。

 

「海と山しかないね」

 

 思い出した。

 

 電車で会い、道案内してくれた人だ。

 

「こっちに来たんだ」

 

「色々あって」

 

 この話題は止めておこう複雑そうな表情をしている。

 

 どんな話題を振ればいいのか迷っていたらアホ毛が近づいてきた。

 

「梨子ちゃん、大変だよー」

 

 俺はそいつの顔を見てここに来るんじゃなと思った。

 

「バカ千歌」

 

 俺は声を出してそいつの名前を声に出していた。

 

「バカ千歌じゃないもんって誰?」

 

 よし、覚えてないのなら速やかに去ろうややこしくなる前に。

 

「やっぱりレーちゃんだ」

 

 なんでお前は覚えてるんだよ。

 

「ちゃん付けはやめろって言ってるだろ」

 

 曜まできたら千歌が思い出すだろ。

 

「思い出した水泳バカのレーちゃんだ!」

 

 嫌な思い出された。

 

「お前にバカって言われる筋合いはないんだが」

 

「千歌の方が年上でお姉さんなのに敬語じゃないの!」

 

「いや、お前に敬語はいらない」

 

 俺は曜を睨みながら言う。

 

「零そのジャージって水泳強豪校だよね」

 

「受けたら受かった」

 

「勉強もできてたもんね」

 

 苦笑いしながら目をそらしていく。

 

「零君って言うんだね」

 

「梨子ちゃんとレーちゃんって知り合いだったの」

 

「東京で道を教えてもらっただけだ」

 

「その時だけだからね話したのも」

 

 道を教えてもらったあたりで二人は理解したようだ。

 

 ポケットのスマホが震える。

 

「待たせてる人が居るから行く」

 

 少しだけ離れてから電話に出ると怒鳴られた。

 

『何処にいるのよ!』

 

「お前が走っていくから探しているんだ」

 

 嘘を言っておこう。

 

『うっ、ごめん』

 

「いや、俺が制服を見た時に気づいてやればいい話だよ」

 

『申し訳なーい』

 

「それで何処にいるんだ?」

 

『お店に居るの』

 

 大体の場所は把握した。

 

「そっちに行こうか」

 

 俺は普通の事を言った。

 

『ヨハネがそっちに行くからどこにいるのか教えなさい』

 

 迎えに来るらしい。

 

 なぜだろう。

 

 合流してから喫茶店に入り珈琲を飲むと意外そうな顔をされた。

 

「レイってコーラ以外にも飲むのね」

 

「おい、俺はそこまでコーラ狂じゃない」

 

 俺は右手で軽く拳を作って頬に置く。

 

「それにしても元気そうだな」

 

 今見た表情を伝えると怒り出した。

 

「何が元気そうよ!」

 

「見たままを言ったつもりだ」

 

 俺はため息を付きながら善子の手にあるチラシに話を変えることにする。

 

「それ行くのか」

 

「気になるの?」

 

「いや、水泳の練習もあるから行かないな」

 

 普通の答えをしたつもりだんだが引かれている。

 

「練習好きよね」

 

「身体が鈍るからな、泳いでない分のブランクもある」

 

「なら、ここでヨハネと居るのは嫌じゃないの」

 

「それは別だろ、善子が俺を呼ぶならどこにでも行く」

 

「何でそんな恥ずかしい言葉がすっと出てくるのよ」

 

 顔を真っ赤にしながら言われても理由は簡単だ。

 

「善子は特別だからだよ」

 

 俺は善子の瞳を見ながら言う。

 

「それ以外に理由が必要か? いらないだろ俺たちにそんな理由」

 

「うん、いらない」

 

「それで、善子はそれに行くのか」

 

「行ってみたい」

 

「なら行ってみたらいい、一人で行くのが嫌ならついていくから」

 

 そう言いながら俺は姿勢を直して右手を善子の頭に持って行く。

 

「ついてきて欲しい」

 

 その言葉を待っていた。

 

 善子は一人じゃない。

 

 今は俺がいる事を知って欲しい。

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