君の瞳に   作:りりなの

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やっと書けた!

皆さま遅い投稿ですみませんそして明けましておめでとうございます。

感想をもらえたことでモチベーションが上がりました!


魔都東京

 善子のヨハネはなくなることなくなぜかスクールアイドルを始めていた。

 

『そんなんじゃ、ヨハネの素晴らしさは伝わらないの!』

 

 東京に行くと言われて変にメイクするなと言ったら怒られた。

 

「いつもと変わらない服装でいけよ」

 

 何となく予想はできるあのメンバー数人はバカだと。

 

『ふっ、ヨハネにその必要はないわ』

 

 こいつが人の話を聞かないのも知っている。

 

「行くのは今度の土日か」

 

『それがどうしたの』

 

「いや、確認しただけだ」

 

 朝練前に行っておかしくないかだけ確認しに行くか。

 

『そう、契約者としてヨハネが心配なんでしょ』

 

「そんなとこにしとく」

 

 途端に声が大きくなりうるさくなった。

 

 心配してほしいならして欲しいと言ってくれた方が楽だ。

 

「明日から行くなら早く寝ろよ」

 

 俺はそう言って電話を切る。

 

「それにしても電話寄こす頻度多すぎないか」

 

 あの日から毎日のように電話が来る。

 

 その為、夜中の自習が疎かになってきている。

 

「課題終わらせないとな」

 

 机の横にかけられている鞄に腕を伸ばした時に肩に痛みがはしった。

 

「ぐっ」

 

 右肩を抑えていたら雪が戻ってきた。

 

「どうした零右肩抑えて、怪我でもしたのか」

 

 慌ててこちらに来ようとしたが来られると困るから笑いながら答える。

 

「いや、肩を回そうとしたところにお前が戻ってきただけだ」

 

「んだよ、心配かけさせるなよな」

 

 そう言って雪は自分の椅子に座って言った。

 

「もし、怪我してるんだったら言えよ」

 

「分かってるよ、俺はそこまでバカじゃねぇよ」

 

 悪い雪、それはできない。

 

 俺は課題を明日の朝に回すことにしてベットに向かう。

 

「寝るのか?」

 

「あぁ、明日は早く起きないと駄目だからな」

 

 俺は眠るこのまま嘘がばれないことを願いながらと。

 

 翌朝、俺は寮を出て沼津駅まで赴きやっぱりと思いながらそいつの元に寄った。

 

「何バカやってるんだ」

 

 俺はそう言いながら頭に優しくチョップを入れる。

 

「バカってなによ! ってレイなんでここに居るのよ」

 

「あぁ、お前がやらかしそうだったから直しに来た」

 

 俺はそう言ってくる途中で買ったシートを取り出す。

 

「ヨハネは溜まりに溜まった堕天使キャラを解放するのよ!」

 

「それは東京に行ってから解放してくれ」

 

 俺はそう言ってシートを一枚取り出して善子の頭を押さえて拭こうとするが阻まれる。

 

「なんだその爪、それも回収な」

 

「なっ、レイは悪魔の手先なの!」

 

 そんなやり取りをしていると頭を押さえていた腕を誰かに掴まれそのまま投げられた。

 

 いきなりの事で受け身が取れなく右肩から地面にたたきつけられた。

 

 痛みはあるが善子に肩の痛みを知られといけないと判断して痛みを我慢しながら投げた奴を見た。

 

「あれ、レーちゃん」

 

 曜だった。

 

「いきなり投げるなよな」

 

 俺は立ち上がり痛みの走る肩をさする。

 

「いやー不審者だと思ってつい」

 

「こっちの方が不審者に見えるが?」

 

 俺はそう言って善子を指さす。

 

「誰が不審者よ!」

 

「お前、鏡見てから言ってくれ」

 

「それにしてもレーちゃんと善子ちゃん知り合いだったんだ」

 

 その言葉を聞いた善子はポーズをとりながら言った。

 

「彼はこのヨハネと上級契約を結んだリトルデーモンよ」

 

 こいつ心の中で決まったと思っているだろうな。

 

「中学からの知り合いでなそれよりもこの化粧落とすから抑えてくれ」

 

 そう言うと曜はがっしりと善子を抑えてくれた。

 

「なっ、2人がかりとかせこいわよレイ!」

 

「知らん」

 

 俺はそう言ってシートでメイクを落としていく。

 

 これは一枚で落としきれないだろうなと思いながら濃い化粧を落としていく。

 

「それとその爪はどうやって外すんだ」

 

 俺は善子の化粧を拭き終えて爪を見る。

 

「自分でこれぐらい外すわよ」

 

 長いつけ爪を外してこちらに渡してくる。

 

「俺に預けるか?」

 

「これをヨハネだと思って持ってなさい」

 

 これは受け取りたくないな。

 

「はぁ、東京で頑張って来いよ」

 

 俺は善子の頭を撫でてから爪を受け取った。

 

 これどうしようかなと思っていたら曜がにやけた顔でこちらを見る。

 

「なんだその顔」

 

「何かお二人見てたら元クラスメイトの仲に見えなくて」

 

「そうだろうな」

 

「おっ、ということは付き合ってるの」

 

 その言葉に善子は顔を赤くした。

 

「付き合ってるけどどうした」

 

「じゃあ、さっきの中学の知り合いってなんで言ったの?」

 

「知り合いなのかと聞かれただけで関係は聞かれなかったからな」

 

 そう言うと二人は呆れたような顔をした。

 

「俺は練習があるから帰るよ」

 

 俺はそう言って学校に戻る。

 

 その間も肩の痛みは引くことはなかった。

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