ZOIDS 紅の獅子   作:モルヤパ

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第13話 相棒の死

「ガイガロス?」

 

「連れて行ってもらえますか?」

 

レイヴンから逃げ延びた翌朝

 

ルドルフがガイガロスに連れて行く様バンに頼んでいた

 

「ガイガロスって言やぁ帝国の首都だ。手続きが面倒だぜ?」

 

「お礼ならします、お願いします。」

 

お礼と言う言葉にムンベイが敏感に反応した

 

「お礼?ねえねえ「待て!」

 

それをアーバインが押し留める

 

「答えろ、お前何で盗賊と一緒だったんだ?何者だお前?」

 

そう尋ねられるが、ルドルフは黙ったまま

 

それを見かねてアオイが話しかけようとしたが

 

「まあまあそんなことどうだっていいじゃない!現金なら必要経費+日当が」

 

現金なことを口走るムンベイに遮られ頭を抱える

 

「ムンベイあんたねぇ・・・」

 

「心配すんな!必ずガイガロスに連れてってやる!」

 

バンはやる気十分であり、快く承諾をした。

 

「それと、もう一つお願いが・・・」

 

「ん?」

 

「僕にゾイドの操縦を教えてください!」

 

「ゾイドの??」

 

アオイは、何処か嫌な予感がしてならなかった

 

(何事もなければいいんだけど・・・ていうか、私ならいくらでも教えてあげるのに・・・)

 

そしてジェラシーも感じていた。

 

 

 

日が昇り始め、一同は出発する準備を進めていた。

 

「フィーネ、バンを呼んできて。出発するわよ。」

 

ムンベイがフィーネにそう言った後

 

前方にある森の中からシールドライガーが猛スピードで彼らに向かってくる。

 

「な!?」

 

「まさか!?」

 

シールドライガーはおかしな挙動で走っており、バンではなくルドルフが操縦をしているとわかった。

 

アオイ達の目の前まで来たシールドライガーは飛び上がり

 

更に走り続ける

 

「こ、殺す気か・・・!?」

 

「あんの馬鹿は・・・!ゼロ!!」

 

アオイの指示で、ライガーゼロは駆け出した

 

「止めろぉ早くぅぅぅ!!」

 

バンとルドルフは必死にシールドライガーを止めようとしたが

 

逆にスピードが上がり暴走状態に陥っていた。

 

「うわああああああ!!」

 

ライガーゼロはイオンブースターを使いスピードを上げ

 

シールドライガーの前に回り込み

 

「ライガーゼロ!?!?」

 

両前足を使いシールドライガーを押し留める

 

「わあああああああ!!」

 

だんだんとスピードが落ちていき

 

崖から落ちる寸前で2体とも止まった

 

「止まった・・・」

 

「ふう・・・」

 

バンとルドルフは安心し、ライガーゼロが離れると

 

崖に亀裂が走り

 

「え?」

 

シールドライガーは崖から転落した

 

「「あああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・」」

 

その光景を、ライガーゼロは冷や汗を垂らしながら眺めていた。

 

 

 

 

 

そして、当然アーバインやムンベイにこってり絞られ

 

罰としてしばらく徒歩で移動をさせた

 

一生懸命に後ろから付いてくるバンとルドルフ、ジークを見て

 

アオイは少し可哀想だと思ってきた・・・ルドルフにだけだが

 

「久々にお宝のニオイがするよ」

 

「お宝のニオイ?」

 

「あの子の持ってる指輪、相当の値打ちだよ?」

 

「だが下手をすればロッソ達の二の舞だ。あの小僧は疫病神のニオイがする。」

 

「リスクを恐れちゃ金儲けはできないよ。」

 

(好き放題言ってくれちゃって・・・)

 

ルドルフの身分を知らないとはいえ失礼極まりない言動にアオイは顔をしかめる

 

しばらく進むと

 

「ん?」

 

「何だこりゃ?」

 

道中にゾイドの残骸が散らばっていた。

 

「これってレドラー?」

 

「フィーネ、バン達を呼んできて」

 

ムンベイ達はゾイドから降りてレドラーの残骸を調べ始める

 

「装甲が完全に変化してやがる。」

 

その残骸の中に、球体な物もあった。

 

「ゾイドコアをやられてる。これじゃゾイドもおしまいね・・・」

 

あまりにも無惨な光景に言葉を失うルドルフ

 

「なあ、ゾイドコアって何だ?」

 

「ゾイド乗りの癖にゾイドコアも知らないの?」

 

ムンベイにそう言われバンは顔をしかめ、アオイは代わりに教えることにした。

 

「バン、ゾイドコアって言うのは人間で言う心臓よ。これをやられたら人間は死ぬ、それと同じよ。」

 

「見たところ、やられてるのは全部帝国軍のゾイドだな。」

 

「そんな、戦争は終わったはずなのに・・・」

 

フィーネがそう言った後

 

レドラーの残骸から誰かの声が聞こえてきた。

 

「誰だ!?」

 

アーバインとアオイは声のする方へ拳銃を向ける。

 

「いかんいかんつい眠っちまった。」

 

「ジジィ!?」

 

「お嬢ちゃんモーニングコーヒー」

 

いつものノリにアオイは呆れながら少し肩を落とす

 

「じいさんこんなところで何やってんだ?」

 

「見りゃわかるだろ、調査だよ調査。奇妙な足跡を追ってな。」

 

「足跡?」

 

「この惨状も恐らく奴の仕業じゃろう。」

 

「足跡なんてどこにあんだよ?」

 

「お前さんらの目は節穴かい?」

 

ドクター・ディがそう言って地面に指を差す

 

そこには、巨大なゾイドの足跡が延々と続いていた

 

 

 

 

バン達はガリル遺跡の映像をドクター・ディに見せていた。

 

映像のある部分でドクター・ディの目つきが変わる

 

「止めろ!あそこを拡大できるか?」

 

「ああ。」

 

アーバインが石版周辺を拡大し、ゾイドの壁画を写すと

 

「デスザウラー!?」

 

「何?」

 

デスザウラー

 

フィーネがガリル遺跡で呟いた単語だ

 

「デスザウラーって何だよじいさん!」

 

バンがそう問い詰めたが、ドクター・ディは、その時は何も答えなかった。

 

日が暮れ始め、その場でキャンプをし

 

ドクター・ディがデスザウラーについて話す。

 

「デスザウラーは太古から存在したという伝説のゾイドだ。」

 

「伝説のゾイド?」

 

「たった1体のデスザウラーが1千のゾイドを相手に戦い、一夜にして敵国を滅ぼしたとされている。」

 

デスザウラーがかつて起こした戦いを聞き、全員が驚きを隠せなかった。

 

「お前達の見たレイヴンのゾイドがデスザウラーかどうかはわからん。が、あの足跡といい、もし帝国の連中が伝説を現代に蘇らせたとすれば・・・」

 

「間違いないレイヴンだ!あのゾイドがデスザウラーだ!」

 

「待てよバン、あの現場にあったのは帝国のゾイドだ。」

 

「ああ。」

 

「じゃあ何故帝国側のレイヴンが仲間を攻撃する?」

 

アーバインの問いの答えが見つからずにバンは吃る。

 

「ドクター・ディ、あの時石版に書いてあったゼロと対峙していた恐竜型ゾイド・・・もしかしたら」

 

「いや、デスザウラーは他のゾイドよりも巨大だたとあった。ライガーゼロが対峙していたゾイドとはまた別物じゃ」

 

ドクター・ディがそう言ったが

 

それでは何故、あの時ライガーゼロはレイヴンのゾイドに敵意をむき出しにしたのか疑問が残る

 

アオイがそう考えている中、バンが口を開く

 

「とにかく、今度レイヴンのゾイドが現れたその時は」

 

「逃げろ」

 

「そう!逃げるしかねぇ・・・ってありゃ?」

 

ドクター・ディにそう言われ自分も釣られる

 

「絶対に逃げろ、戦えばお前は負ける。」

 

「俺が負けるだと!?」

 

「あの破壊力から見て今度のゾイドはお前のシールドライガーより遥かに上だ。」

 

そう言われたバンは立ち上がり声を荒げる

 

「やいジジィ!!勝つか負けるかそんなのやってみなくちゃわかんねぇじゃねえか!!」

 

「待ってバン、ドクター・ディの言ってる事は本当よ」

 

「アオイまで何言ってんだよ!」

 

「ロッソ達のアイアンコングでも足止めがやっとだったのよ?恐らく、私のゼロと同等・・・いえ、それ以上のパワーをもっているわ。」

 

アオイの言葉には説得力があると感じ、バンは言葉を詰まらせる。

 

「バン、もしゾイドコアを破壊されたらお前のシールドライガーは二度と復活することが出来んのだぞ?」

 

「ゾイドコア・・・」

 

バンは昼間にアオイに教えてもらった事を思い出す。

 

ゾイドコアはゾイドの心臓、もし破壊されれば昼間に見たレドラーと同じ末路を辿る。

 

「もう一度言う、レイヴンの挑発に乗るな。戦ってはいかん。」

 

「じいさん・・・だけど」

 

「私からもお願い、約束してバン」

 

フィーネに言われても、バンはまだ悩んでいた。

 

「ねえバン、今はこのルドルフ君をガイガロスに送り届ける方が大事でしょ?」

 

「バン・・・」

 

「・・・わかったよ、約束する。」

 

やっと納得したバンを見て、アオイは安堵のため息を漏らす。

 

 

 

 

一同が就寝する中、アオイは目を覚ます

 

「あのゾイドが気になるわね・・・」

 

石版のゾイドとデスザウラーは違う

 

確かに言われてみればそうだ

 

それならばムウとサマリの持っていた石版にあった、ライガーゼロと共に何かに立ち向かう姿が描かれるはずがない

 

それでは、レイヴンの乗っていたあのゾイドは何なのか

 

何故石版に描かれていたゾイドに似ているのか

 

何故、ライガーゼロと共に戦っていたのか

 

「考え出すとなかなか寝られないわね・・・」

 

一旦気持ちを整理するためにゼロのコクピットハッチを開け外の空気を吸おうとし

 

「・・・俺達に黙って何処に行くつもりだ!」

 

バンの怒鳴り声が聞こえてきた。

 

「バン?」

 

何事だと思いゼロから降りて様子を見に行くと

 

「控え控えぃ!その方をどなたと心得る?次期帝国皇帝陛下ルドルフ殿下で在らせられるぞ!頭が高~い!」

 

ドクター・ディがわざとらしくルドルフの正体を明かしているところだった。

 

「その首に下げている指輪こそ皇太子である証」

 

「へぇこれが?」

 

「無礼者!」

 

乱りに指輪を触るバンの頭をドクター・ディがぶったタイミングでアオイが飛び出す。

 

「ちょっとドクター・ディ!?」

 

「何じゃアオイ?」

 

「何で殿下の正体を明かしたの!?」

 

「今の今まで気づかなんだ此奴らがいかん。」

 

「それ責任転嫁よ?」

 

「お前さんもお前さんじゃ、何故今まで黙っていた?」

 

「それは・・・彼らは大丈夫だけどムンベイやアーバイン辺りが良からぬ事を考え出さないように・・・」

 

「ちょっと待てよ!?何でアオイがルドルフの事知ってんだよ!」

 

バンにそう聞かれ、アオイは重い口を開く

 

「帝国軍に入る前・・・殿下の遊び相手になってた頃があったの。」

 

「はい、アオイ姉さんは僕を本当の弟の様に接してくれました」

 

「姉さん?アオイが?」

 

「何よ悪いの?」

 

「いやそういうわけじゃ・・・」

 

「しかしルドルフ殿下、プロイツェンが何故あなたを?」

 

話が脱線しそうになり、ドクター・ディが本題に戻した

 

「奴の目的は帝国の支配です。お爺様が死んだ後、後継の僕がいなくなれば実権は摂政のプロイツェンが掌握することに・・・」

 

プロイツェンは狡猾な手段で摂政の地位を手に入れ、ずっと機会を伺っていたようだ

 

アオイは、ルドルフにある事を打ち明けることにする。

 

「殿下、プロイツェンはツェッペリン皇帝陛下の命も狙っていました。」

 

「え・・・!?」

 

初めて知ったらしく、ルドルフは驚きの声を上げた。

 

「私は偶然聞いてしまったのです・・・」

 

アオイが告げたことに、ルドルフは顔を強ばらせる

 

「プロイツェンが・・・お爺様に毒を・・・!!」

 

「はい、恐らく元帥になる前から帝国を乗っ取ろうと画作していた様です。病死に見せかけるため遅効性の毒を少しづつ食事に盛ったものと・・・」

 

そのせいで最前線送りにされたり、何度か身の回りに事故が起きた事があったが

 

それは余計な心配をさせてしまうため、アオイは口にしなかった。

 

怒りに震えるルドルフ アオイは破壊されたレドラーを見て口を開く

 

「このレドラーも、殿下を捜索しに出てきた部隊のものね。」

 

「なるほどプロイツェンのことだ、殿下の捜索を命じておきその裏でレイヴンに始末をさせているのだろう。」

 

「僕は嫌だ・・・僕のために罪のない人が次々と死んでいく・・・ロッソもヴィオーラも僕のためにみんな・・・!!」

 

自分では何も出来ない無力さ そして祖父を殺された悔しさに、ルドルフは泣き崩れた

 

アオイも、ルドルフが受けた仕打ちを思い涙を流す。

 

ドクター・ディとフィーネも悲しみに暮れるが

 

バンが、突然笑い出した

 

「ハハハハハ!お笑いだぜ、ゾイドにも満足に乗れねぇ弱虫のくせに何が殿下だ。」

 

「バン?」

 

「本当はプロイツェンが怖くて逃げ出したんだろお前?」

 

ルドルフは泣くのをやめた

 

「悔しいか弱虫、お前なんか殿下じゃねえ、ただのでんでん虫だ!」

 

「違う!僕は弱虫じゃない!!」

 

「弱虫でんでん虫~腰抜けでんでん虫~」

 

バンがからかうところを見て

 

「っバンあんたいい加減「無礼者!!」

 

アオイが怒鳴ろうとしたがルドルフがバンに掴みかかろうとしているところを見て言葉が詰まる。

 

しかしあっさり避けられてしまい地面に倒れる。

 

「来やがれ腰抜けでんでん虫!」

 

挑発するバンをフィーネが止めさせようとしたが

 

ドクター・ディが止めた

 

「好きにやらせておきなさい。」

 

「でもドクター・ディ!」

 

「アオイも分かるじゃろう?男ってのはどんな生き物か。」

 

「え・・・?」

 

そう聞かれどういうことか考えている間にも、バンとルドルフの喧嘩は治まらない

 

飛びかかってくるルドルフを、バンは軽々と投げ飛ばす

 

その繰り返し

 

「どうした腰抜けでんでん虫!」

 

しかし、落ちたガイロスの指輪を、ふと見たバンは

 

「でやぁぁぁ!!」

 

ルドルフに殴り飛ばされた。

 

「ぐわぁ!?」

 

二人は地面に倒れ、息も絶え絶えになっていた。

 

「効いたぜ、今の一発・・・やるな、でんでん虫」

 

「バン・・・」

 

「ヘヘッ・・・」

 

「ハハハハハ!」

 

そして、二人は笑いあった

 

それを見て、アオイは思い出した

 

「そっか・・・施設にいた男の子達も喧嘩の後、なぜか笑っていたっけ・・・」

 

「まあつまりそういうことじゃ。」

 

バンは立ち上がり、落ちたガイロスの指輪を拾うと

 

何かが風を切る音が聞こえてきた。

 

その方向を見ると

 

黒いオーガノイドがルドルフを掴んで飛び去っていく。

 

「ルドルフ!!」

 

「あれはレイヴンのオーガノイド!?」

 

バンとアオイが追いかけようとしたが

 

『動くな!!』

 

突然辺りが光に照らされる。

 

光の正体は帝国軍のレブラプター

 

ルドルフを捜索しに来た部隊であろう

 

『貴様らか!我が軍のレドラーを破壊したのは!!』

 

「違う!今はお前らに構っている暇は」

 

『動くな!!』

 

周りをレブラプターに囲まれ、銃口を向けられ身動きがとれない

 

そこにレブラプターが砲撃で吹き飛ばされる。

 

『行けバン、アオイ!』

 

アーバインのコマンドウルフ、そしてグスタフが助けに入ってくる

 

「来いジーク!」

 

「グオ!!」

 

「私もゼロに」

 

アオイもライガーゼロに乗ろうとしたが

 

その向かう先をレブラプターに阻まれる

 

「くっ、そこをどきなさい!!」

 

『っ貴様アオイ・リュウガか!?』

 

『帝国軍のトップエースが、賊に堕ちたか!!』

 

「違う!!私は」

 

『御託はいい!ここで死ね!!』

 

レブラプターが銃口を向け

 

発砲する前にライガーゼロに弾き飛ばされた

 

「ゼロ!」

 

アオイはすぐにライガーゼロに乗り戦闘を開始する。

 

「早く殿下を助けにいかないといけないのに・・・!!」

 

「アオイ!ここは任せてルドルフを助けに行って!!」

 

「でもムンベイ!」

 

「黒いオーガノイドがいたろ!レイヴンはバンが逃げない様に人質に取ったに違いねぇぜ!!」

 

「!?」

 

レイヴンはバンにリベンジをしたがっていた。

 

ただ戦いを挑もうとしても逃げられてしまう

 

そうさせないためには・・・逃げられなくしてくる

 

「だからあのオーガノイドは殿下を・・・!」

 

考えている暇はない。今頃バンはレイヴンを戦っているかもしれない。

 

「ごめん!ここをお願い!!」

 

アオイはすぐにバンの後を追いかける。

 

全速力でゼロを走らせ、見えてきたのは

 

黒いゾイドがシールドライガーを踏みつけている光景だった。

 

「バン!!」

 

態勢を立て直しシールドライガーはシールドを展開する。

 

シールドアタックでレイヴンに挑むつもりだろう

 

「あの馬鹿逃げろって言ったのに!!」

 

「アオイ!バンを助けて!!」

 

フィーネがそう叫び、アオイは2体の間に入ろうと走るが

 

「最後だ」

 

「いかん逃げろバン!!」

 

黒いゾイド・・・ジェノザウラーは荷電粒子砲の発射態勢に入った。

 

「!?!?」

 

強力なビーム攻撃が

 

シールドを破り、機体を貫いた

 

突然のことに、三人は唖然とする。

 

「さよなら」

 

貫かれた部分から光が空まで伸び

 

シールドライガーは、物言わぬ石へ変貌した。

 

「そんな・・・!!」

 

アオイはすぐに、ジェノザウラーへ突進する。

 

「レイヴゥゥゥゥン!!!」

 

ライガーゼロが爪を光らせ、ジェノザウラー向けて飛びかかる。

 

「ライガーゼロか。こいつの力なら勝てると思うけど」

 

レイヴンはジェノザウラーのハイパーキラークローを飛ばし、ライガーゼロの右前脚を掴むと

 

一気にワイヤーを引き、ライガーゼロを地面に叩きつける

 

「バンを倒すことができたから、お前の相手はまた今度だ。」

 

「くっ・・・レイヴン・・・!!」

 

レイヴンは高笑いを上げると、ジェノザウラーを反転させその場を立ち去った

 

シールドライガーの死骸の前に、脱出したであろうジークが横たわっていた。

 

そこに、バンの姿はなかった・・・・・

 




前皇帝に毒を盛った設定は原作にはないですが、あのプロイツェンならやりかねないので付け加えました。首都攻防戦でも死に損ないと口にしてましたし

あの分ならバンは死んだな、次からの主役はアオイが(待て)
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