お久しぶりです。今回こちらで連載されるエピソードは、柳治先生(旧:俊泊先生)が執筆された3次創作作品を、私がある程度まで監修・編集して代理投稿した作品となっております。柳治先生が構想された新たなウルトラワールドが脚本形式で展開されておりますので、ぜひ最後まで楽しんで頂ければ幸いです。
また、この「シン・ウルトラシスニャーファイト」は柳治先生独自の設定によって構成されているパラレルワールドとなっております。そのため拙作とは異なる世界線のお話になっておりますので、ご注意ください。主な登場ウルトラ戦士はウルトラシスニャーとウルトラマンピルザの2人となっており、詳細は柳治先生が執筆された下記の通りとなっております。
それでは、どうぞ。
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◇登場人物
◇猫島菜緒 ♀ 十代終盤~二十代初頭 プロのパルクール選手(本業)兼 コスプレユーチューバー(副業1)兼 岩牡蠣プロの補欠アシスタント(副業2)
ウルトラシスニャーの変身者。カイナ本編版では、応募者が記した内容とは違ってシスニャーとは無関係の単なる地球人という事になってしまっていて且つプロのパルクール選手という応募時点での設定を無くされてしまっていたが、コチラでは応募時点の設定に則って、ちゃんとウルトラシスニャーの変身者という事としつつプロのパルクール選手が灰汁までも本業という事にしてある。ただし、ピルザをサブトラマンとするに当たって後述する漫画制作 兼ライセンス管理事務所である『岩牡蠣プロダクション』をSSPと初期SGMと禍特対を足して3で割ってから漫画家要素を付与させたイメージなモノとする事が早い段階から決まっていたので、それに伴って副業その2として其処の補欠アシスタントを副業その2として追加した。渾名の「ねこにゃー」については別に某ガルパンを意識したワケでは ない。
イメージCV:戸松遥さん(参照動画:ユー◯ューブ『【作業用?】東方の、ほぼ全キャラの声優イメージ【睡眠用?】』の4:43~6:18)
◇辻凪あやめ ♀ 十代終盤~二十代初頭 岩牡蠣プロのアシスタント
ウルトラマンピルザの変身者。カイナ本編版では、応募者が記した内容とは違ってピルザとは無関係の単なる地球人という事になってしまっていて且つ漫画関連設定はSNSにて半ば趣味で書いているだけとされ且つ何故か19歳にして教師という事にまでされてしまっていたが、コチラでは応募時点の設定に則って、ちゃんとウルトラマンピルザの変身者という事としつつ ちゃんと漫画家のアシスタントという事にしてある。また、カイナ本編版では「い、いやぁあっ! 暁先生ぇえっ!」等という叫び方をするようなキャラクターとされてしまっていたが、応募時点の職業設定と変身対象ウルトラマンの設定から「応募者は内心で、もっとテンプレ的なオタク女子なキャラとなる事を望んでいたのかもしれない」と自分なりに解釈して、口調や性格の一部は某・田村ひより等を参考にして書いてみた。体形もカイナ本編版の物とは違って、応募時点での設定である「『平均的』な二十歳女子の体型」という記述に則って、あくまでも現代日本における20歳くらいの女性の平均値を基準とした現実的な体形となっている。また、自らピザデブ野郎になりにいくのを嫌がってピルザに変身したがらないので、あくまで自分は万が一の時の予備戦力だと言い張っている。
なおイメージCVは、本当は田村ひより役の清水香里さんとしたかったのだが、清水さんは既にクーカに配していたので、ひより の時の清水さんに少しでも声質が近い人を何とか探してみた結果、スペルバブル版 霧雨魔理沙の時の大空直美さんに落ち着いたという経緯が有る。
イメージCV:大空直美さん(参照動画:ユー◯ューブ『【東方スペルバブル】霧雨魔理沙で弾幕はパワーだぜ! プレイ&スペル紹介』)
◇佐渡光 ♀ 十代後半 高校生・岩牡蠣プロダクションの補欠アシスタント(実質的にオペレーター兼務)
岩牡蠣プロダクションにて補欠アシスタントのアルバイトをしている高校生なのだが紆余曲折あってオペレーターを兼務する事にもなっている(そのぶん高校生バイト相当以上の給料を貰っている)。「『名前が中性的で、応募時点では性別設定が記されていなかったので、応募者は内心で女性キャラとして設定される事をチラチラ望んでいたのかもしれない』と考えて女性化させたキャラその1」である。カイナ本編では大学4年生という事にされてしまっていたが、コチラでは応募時点での設定に則って ちゃんと高校生だという事にしつつ岩牡蠣プロの補欠アシスタント業務は高校生バイトだという事にしてある。後述の理由からウルトラマンフィストは彼女の夢の中のみの存在で、作中の現実世界には存在しない事にしてしまっているがもしもコレが単発作品では なく、ちゃんとした連載物だったならばティガやダイナの時のオペレーター隊員に近いようなポジでレギュラー出演するようなイメージで書かせてもらったので多少は美味しい役である筈?
上記の「『名前が中性的で~』~」の方針に則って割と緊急的に設定する事となったキャラなので、菜緒と あやめ が変身者だという事を知っている設定にするか否か悩んだが、とりあえず知らないという設定にしておいた。あまり反映できなかったが、一人称が『アタシ』になっている点を除けば口調はカイナ本編版と同じであるつもり。
イメージCV:花守ゆみりさん(三ノ輪銀)
◇岩牡蠣ユッキー ♀ 二十代(~三十代?) 漫画家(デジタル制作)・岩牡蠣プロダクション社長
菜緒、あやめ、光の雇い主である漫画家、そして漫画制作と自作品ライセンス管理を担う事務所であると共に怪現象etcを調査・分析しつつ漫画のネタの取材も一緒に行なってしまう為の組織である『岩牡蠣プロダクション』の社長。姓名のモデルは『MMR マガジンミステリー調査班』の作者である「石垣ゆうき」なのだが、岩牡蠣ユッキーという彼女の姓名は漫画家としてのペンネームであって本名は不明。紆余曲折あって割と緊急的に設定する事となったキャラなので、菜緒と あやめ が変身者だという事を知っている設定にするか否か悩んだが、とりあえず知らないという設定にしておいた。イメージCVとしておいた平田宏美さんは、先にイメージOPを迷走Mindと決めておいてから、ちょうど『あそびにいくヨ!』の「糸嘉州マキ」のような役も やっているのを良い事に此のキャラのイメージCVに配置したという経緯が有る。ただし、我ながら反映されているとは言い難くなってしまったかもしれないが、口調に関しては一人称が「私」になった以外は菊地真ほぼ其のままである感じで書いたつもり。
イメージCV:平田宏美さん
◇叶亥治郎 ♂ 52歳 大学の非常勤講師 兼 岩牡蠣プロダクションのスポンサー
ある大学の非常勤講師であると共に、岩牡蠣プロダクションへのスポンサー(出資者)でもある。一の谷博士や御手洗健一の如く世界的な権威を持つ科学者であり且つ超弩級の大金持ち。本作内容の都合上、唯一 大学の准教授位を持つ専門家という設定を発展させて世界的な権威を持つ科学者だという事にしつつ非常勤講師という事にして申し訳程度に大学設定を残した上で、前期SGMにおける御手洗健一に近いポジなキャラとして再構成した。
また、コチラでは岩牡蠣プロの予備事務所すべてのオフィスラウンジの内装をショッカー基地(なお、中二階構造になった後期版ベース)とモダン和室を合わせたような感じにする等、お茶目さの有る性格になっていると共に大して描写できなかったが(世界を滅ぼしかねない方程式を大学の授業で平然と教えていた)渡来角之進と同程度にはサイコパスさが向上したイメージ。
職業的に最も暇な割合が高い事を理由に、スポンサーでありながら岩牡蠣ユッキーから漫画のアシスタント業務を手伝わされる事も有る。殆ど彼の財力とコネの御陰で、岩牡蠣プロが同一グレード内装な予備事務所を幾つも保有できたり、一応は漫画制作事務所という私設組織でありながら怪獣や侵略異星人が絡む事件へ首を深く突っ込んで調査できたり、なんだかんだで軍事組織であるガウエジェ隊に直接出動要請した上で実質的な指揮を必要に応じて執れたり、今回は やらなかったが(これが単発では なく連載物だったならば)岩牡蠣プロのメンバーが万城目淳の如く戦闘中のガウエジェのα号側コックピットに同乗して観戦したり等が円滑に出来たり等している。
コチラではウルトラマンポーラに変身しない普通の人間の地球人でしかないのだが、菜緒と あやめ がシスニャーとピルザへの変身者である事を知る(一応の)後見人的ポジでもある。図らずもネームドキャラにおける黒一点ともなってしまったが、別に意識して そうしたワケでは ない旨を最後に付け加えておく。
イメージCV:大林隆介さん(天道早雲)
◇駒門琴乃 ♀ 二十代 ガウエジェ隊日本支部隊長
コチラでも存在抹消されている弘原海に代わって、今の所は某スキキライ用である方のHOLYと同じくガウエジェ隊日本支部の隊長をカイナ女傑編よろしく務める。カイナ本編とは違ってウルトラ戦士の変身者が誰なのかについては全く知らない。
イメージCV:園崎未恵さん(ゲルトルート・バルクホルン等)
◇ラウラ・“クーカ”・ソウザ・サントス ♀ 三十代 ガウエジェ隊日本支部副長(スペイン本部からの極長期出向)
マックスにおけるショーン・ホワイトみたく海外支部から極長期的に出向している人のイメージその1。なお唯一の三十代かつ外星編の時点で女傑編時代の駒門琴乃よりも年上だという事もあって、せめて副長くらいにしなければ不自然だろうとは思いつつも海外出身者を平隊員ならば兎も角、隊長や副長にするというのも何か問題ありそうな気がしなくもなかったので、それで本部所属員という事ならば海外隊員だとしても支部特殊部隊の副長くらいにしてしまっても大丈夫かもしれない……という結論に思い至ったので、これによってガウエジェ隊も今の所は某スキキライ用である方のEPAと同じく本部はスペインに有るという事にしたのだという経緯が有る。
彼女を出す事に決まった理由は、原案者の「ただのおじさん」さんが、クーカが出ている回には一部を除いて感想を書き込んでくれているようなので彼には媚びつつ出番的に贔屓しておこうかと (ry
なお作中で言及されているクーカのブラのサイズはhttp://negifukyu.xxxxxxxx.jp/bustcheck/cupchecker.html(スペシャルサンクス 音伎先生)での計算に則った物なのだが、身長補正が「標準」のままだとAカップにならず「3べーだ!」にして やっとAカップになった他、http://kakuseix.com/tool/bust/bust.htmlの方で計算した場合だと、どう頑張ってもCカップやDカップとなってしまっていたのが印象的だったと共に、身長が低すぎて且つウエストも細い所為で72センチでも乳房のカップサイズ自体は大きめになってしまうんだろうなと自分なりに納得しておいた(ぉ
イメージCV:清水香里さん(亦野誠子、適当に少年役)
◇八木夢乃 ♀ 十代終盤~二十代初頭くらい ガウエジェ隊日本支部隊員
元々ガウエジェ隊のネームド隊員は琴乃とクーカのみな予定だったのだが、途中で後述のナターシャも出す事が決まったのに伴って、明確に日本人なネームド隊員が後1人くらいは居た方が良いのかもしれないと気がしたのに加えて、応募者さんのカイナへの感想書き込み頻度も低くない感じだったので、登場させる事となった。
イメージCV:東山奈央さん(鈴乃木凜)
◇ナターシャ・ジャハナム ♀ 十代終盤~二十代前半 ガウエジェ隊日本支部所属メカニック兼 岩牡蠣プロダクションとの連絡役
マックスにおけるショーン・ホワイトみたく海外支部から極長期的に出向している人のイメージその2。元メカニックマンという応募時点での設定を発展させて、コチラではエジプト支部から極長期出向しているメカニックマン……ただし、ハード側だけでは なくソフト側の扱いにも長けているというイメージにしておいたつもり。また、同じくメカニックという点を応用して、岩牡蠣プロダクションに備わっている戦況表示システムetcの整備や調整を手伝うべく派遣される事が多いので、それと一緒に岩牡蠣プロダクションとの連絡役を担っている。
オーブでは防衛チーム側の隊長だか司令官だかが自ら民間側チームへ出入りしていたのに対して、コチラでは専従の連絡員に出入りさせているイメージ。
元々は登場予定が無かったのだが、後で調べてみたら「エイゼ」さんもナターシャが出ていた時の感想書き込み率が悪くなかったので、やや急遽ながら登場させる事となった。
本作が単発では なく連載物だったならば、ガウエジェのα号側コックピットに同乗する機会も何度か有るかも?
イメージCV:相坂優歌さん(津辺愛香)
◇ガウエジェ隊日本支部の女性隊員達 ♀ 十代後半~二十代 ガウエジェの琴乃機やクーカ機の同乗員およびモブ機の乗員達
イメージCV:指出毬亜さん、鈴代紗弓さん、新田ひよりさん、佳原萌枝さん、広瀬世華さん、菱川花菜さん、進藤あまねさん、他
◇八月朔日要 ♀ 十代終盤~二十代初頭 フリーター(大学生?)
菜緒の高校時代のクラスメートかつ友人。
「『名前が中性的で、応募時点では性別設定が記されていなかったので、応募者は内心で女性キャラとして設定される事をチラチラ望んでいたのかもしれない』と考えて女性化させたキャラその2」である。言及は出来なかったが(大学生の?)アルバイトを転々としている設定としたつもりだった。
前半での口調に必ず猿の鳴き真似が混じっているが、これはゴーロン星人によって猿の脳波を混入されてしまっていたが故。ちなみに彼女が操られた際に掛けられたのは、操られていた研究員とゴリーの間をとった感じで、催眠光波によって猿の脳波を混ぜられてしまっているイメージなのでゴリーへの変身能力は無い。
コチラではウルトラマンアークに変身したりしない普通の人間の地球人という事になってしまっていて、侵略異星人に操られて怪獣の封印を解くという役回りを強いる事となってしまったが、そのかわり最後に叶のモノローグにて、これが単発では なく連載物だったならば岩牡蠣プロの出勤組メンバーそれも佐渡光のような後方タイプでは なく菜緒や あやめ と共に取材を兼ねた調査へ一緒に出掛けるポジとしてレギュラー化するフラグのような描写をしておいた。
ちなみに、最初は彼女のポジには尾瀬智花を据える予定だったのだが「『名前が中性的で~』~」の各キャラを用いる事となったのに伴って、智花の出番を無くして彼女に変更となった。
イメージCV:寿美菜子さん(竹中夏陽)
◇三蔓義命 ♀ 二十代 聖郷大学附属病院の研修医
「『名前が中性的で、応募時点では性別設定が記されていなかったので、応募者は内心で女性キャラとして設定される事をチラチラ望んでいたのかもしれない』と考えて女性化させたキャラその3」である。言及できなかったが、カイナ本編では普通に医師という事になってしまっていたのに対して、コチラでは応募時点での設定に則って研修医という事にしてあるつもり。
応募時点での研修医という設定からして「応募者は内心でライダーの方のエグゼイドのウルトラマン版となる事を望んでいたのでは ないか?」と大いに思われたので其れに何とか則ろうとはしたものの、既にSSPと初期SGMと禍特対を足して3で割って漫画家要素を付与したような組織である『岩牡蠣プロダクション』を中心とする事が決まっていたので、今さら大病院の研修医設定となっているキャラをメインで登場させるのは困難だったので仕方なく蛇足覚悟で最後の方に、ドクテラが寧ろワルトラマンになってるんじゃないかという事と、もしコレが単発じゃなくて連載物だったならばワルトラマンへの変身者としてセミレギュラー化くらいは するんじゃないかという事を示唆させるような感じの描写をして出番を作ってみた。
なお、コチラでのドクテラはティガおよびイーヴィルティガみたく地球産ウルトラマンとなっているのかもしれない?彼女の登場シーンについてはユー◯ューブの『【東方MMD特撮】開発作業に命を削る現人神』と『ウィッチブレイド』の第6話と『ソードアート・オンラインⅡ』の1クール目においてキリトが電極を貼られるシーンなどを参考にした。あまり台詞に反映できなかったが、シャーロットとはレズの間柄となっているとイメージして書いていた。イメージCVも参考にしたシーンの対象たるキャラである「都築栞」の人としておいた。
イメージCV:伊藤静さん
◇シャーロット ♀ 二十代後半 研究員
上記の三蔓義命の登場シーンの参考にしたシーン的に相手役が一人は必要だったのに加えて、カイナ本編でも割と腹黒い事をしていたので、それらの点から今回のようなポジに抜擢した。
イメージCV:岩男潤子さん(不動ジュン)
他、群衆など多数
◇登場ウルトラマン
◇ウルトラシスニャー ♀
デザイン等はカイナ本編版と同じだが、ソチラとは違って昭和期やティガ~マックスの頃みたく、あまり喋らない感じにもなっている。敵を爆散させるタイプのオーソドックスな必殺技が無いので、ウルトラブレスレット的な装備を既に得ている事にしようかなとチラチラ思いもしたが、なんとか応募時点の設定に有った内容の技のみで書ききってみた。
イメージCV:中村繪里子さん
◇ウルトラマンピルザ ♂
デザイン等はカイナ本編版と同じだが、ソチラとは違って昭和期やティガ~マックスの頃みたく、あまり喋らない感じにもなっている。コチラも敵を爆散させるタイプのオーソドックスな必殺技が無いので、ウルトラブレスレット的な装備を既に得ている事にしようかなとチラチラ思いもしたが、なんとか応募時点の設定に有った内容の技のみで書ききってみた。
変身者である辻凪あやめ が積極的にピザデブ野郎になりにいくのを嫌がって灰汁までも予備戦力役たらんとしているので、これが単発では なく連載物だったならば全く登場しない回も多い感じとなるかも?
あと実はイメージCVは、かなり妥協した産物なのだが、良い感じにデブさとウザいくらいのテンションの高さを有しつつオッサン感が出過ぎない適度な若々しさが良い感じの人がパッと浮かばなかったのが残念だった。
イメージCV:中村悠一さん(犯人(『地獄少女 二籠』第二話)
◇ウルトラマンフィスト ♂
佐渡光(♀)が夢の中で変身していたウルトラマンで、本作世界観においては灰汁までも夢の中の存在であって現実には存在しないという事になっている。こういう扱いとしたのはシスニャーとピルザの二人分を短編枠内で扱うのが結構しんどいのに後もう一人分まで扱う余裕は無かったのに加えて、シスニャーとピルザとは違って敵を爆散させるタイプのオーソドックスな光線技を有しているのでトドメ要員となるのが必定であり、見た目もオーソドックスな男性ウルトラマン型という主人公感が有る物なのでこういうのを味方側ウルトラマンとして出してしまったらシスニャーの主役感が薄らいでしまう事が大いに懸念されてが故。光(♀)の夢の中でのジェロニモンへのヤラレ方は決してアンチしてるワケじゃなくて、あくまでも自分の性癖による物なので怒らないでほしい……。
イメージCV:宮瀬尚也さん(カゲチヨ)
◇登場怪獣
◇アボラス
デザインはパワード版だけど、溶解泡は初代というイメージ。なおバニラを出さなかったのは、アボラスを復活させた侵略異星人も出して当人だけでは なく宇宙船も参戦させる事が決まっていたので、これ以上 怪獣を出して描写するのが しんどかったのと、アボラスを選抜した事自体がhttps://www.pixiv.net/artworks/100670282、https://www.pixiv.net/artworks/56570027(※R-18注意)みたいな感じでの溶解泡責めをシスニャーに やりたかったからなので、ウルトラ戦士への良い感じの責めを原作ドラマで特に やっていなかったバニラを積極的に用いようという気にはなれなかったから。
◇ゴーロン星人 ♂(巨大化して参戦した個体)
デザインは昭和セブン版そのままじゃなくて令和風にアレンジされていて、より地球人に近く且つ髪型が似ているケットル星人に近い体型となって尻尾も短くなったデザインなのだと思ってほしい。ハッキリ言ってマザラス星人が俯せに倒れ伏したレオにやっていたような薙刀の刃や石突で左太腿裏(?)をグリグリ突く感じなのをシスニャーにやりたかったのだけど、マザラス星人が極普通の侵略行為をしている所がイメージしづらかったので、https://www.pixiv.net/artworks/104165315#1の14ページ目みたく催眠攻撃に晒したウルトラ戦士の両足を掴んで仰向けに引き摺って行くのが良かったゴーロン星人を選抜しつつ何とかしてマザラス星人 風な責めも やりたかったので、猿つながりで西遊記にて孫悟空が使っていたような如意棒っぽい棍棒をオリジナルで装備させようかなと考えたのだけど、できれば刃側で突く感じの責めも やりたかったので同じ中国の武器である鉤鎌槍とする事に決めた……という経緯が有る。
イメージCV:佐藤正治さん
◇ジェロニモン
佐渡光(♀)が夢の中で変身したウルトラマンフィストと戦った怪獣。一応、元々は本作にてシスニャーの相手となるメイン怪獣の候補だった怪獣で、フィストにやっていた無重量ガスと羽根による責めをシスニャーへやる事を一時的に構想していた事も有った。原作ドラマにて具体的な怪獣復活能力が描写される事は無かった筈だが、ゾイガーを盾に使う展開を挿入するに当たって作中のような召喚術じみた感じで復活能力を描く事となった。
◇ゾイガー
佐渡光(?)の夢の中にてジェロニモンに盾役や誘導役として使わせる為に、同一個体が多数 出てきていた怪獣の中から適当に選抜した。
◇登場組織&一部用語
◇岩牡蠣プロダクション
叶玄治郎の出資によって設立された、岩牡蠣ユッキーを社長とする漫画制作・ライセンス管理事務所となっているが、実態は漫画のネタ取材ついでに怪事件や異星人侵略活動の調査や分析を行う為の組織という側面も兼ねている。本作では描写されなかったが、社名の所為で漫画制作事務所ではなく、牡蠣の養殖業の経営会社だと勘違いされる事が少なくないイメージ。
頻発する怪獣や侵略異星人に対抗すべく常に自身の自由に動かせる小組織を欲したがっていた叶玄治郎と、自身が連載している漫画『えむえむあーるっ!』の制作や業務を効率化させたい岩牡蠣ユッキーとの利害の一致により設立されたという経緯を持つ。
叶玄治郎の世界的な科学の権威としてのコネによって、私的組織でありながらガウエジェ隊に直接 出動要請する権限や、出動したガウエジェ隊への実質的な指揮権や、怪事件や侵略異星人関連事件への事実上の捜査権を有している他、本作では やらなかったが、岩牡蠣プロの出勤組メンバーが万城目淳の如く戦闘中のガウエジェα号のコックピットに同乗して観戦したり等も必要に応じて出来るようになっている。
事務所には研究装置やガウエジェ隊の戦況表示装置などの先進的な科学設備が揃っているのに加えて本作版の叶玄治郎の趣味でオフィスラウンジの内装が後期ショッカー基地とモダン和室を合わせたような感じの内装となっている。更に、本作版の叶玄治郎の財力によって、同一グレードの設備と内装が揃った予備の事務所を幾つも有しているため、それまで使っていた事務所が怪獣に壊されそうになっても、それを放棄して すぐに他の事務所へ移動してコレまでと同じように使用可能となっており、別の事務所へ移動する度に(これが単発じゃなくて連載物だったならば)メンバーから『悪代官2』(参照動画:ニ◯ニコ『悪代官2 ムービー集 パート2』みたく「やっぱ、この事務所にも『いつもの部屋』が有るんですねぇ」と呆れ半分に感心されるのが恒例となっている。これは、主人公の民間側の拠点やら居候先が碌な防備も無い癖して都合よく怪獣に壊されなくないのが おかしいと前々から思っていたので、その点へ自分なりに対処したが故の産物。
社用車として現実に存在するバンコンであるスペランツァ540Mとスペランツァ600LMを一台ずつ保有している。なお、作中にて菜緒と あやめ が乗っていたトライクは二人の うち どちらかの私物なのか、岩牡蠣プロの社用車なのか、どちらなのかは詳しく考えてない事を敢えて正直に述べておく。
岩牡蠣ユッキーが現在連載している『えむえむあーるっ!』はタッチペン対応タブレットを使ったデジタル制作漫画なので、アシスタントや社員の殆どはリモートワークで勤務する形となっており、事務所へ出勤する『出勤組』は菜緒、あやめ、光の3名のみ且つ調査機関としての業務に従事するのも出勤組のみとなっているのだが、そのぶん出勤組の給料はリモート組よりも高くなっている。
一応、SSPと(ソルガンすら無かった頃の)初期SGMと禍特対を足して3で割ってから、漫画家要素を付与したとでも云ったイメージ。
最後に、こういう売れている漫画家が漫画制作業務の効率化や著作権管理の為に法人の会社を立ち上げる事は珍しくなく、実際に現実でも藤子・F・不二雄プロ、水木プロ、石森プロ、さいとうプロ等が存在するのだという事を付け加えておく。
◇えむえむあーるっ!
岩牡蠣ユッキーが現在 商業連載している漫画で、タイトルの元ネタは『MMR マガジンミステリー調査班』と其れを原案としたテレビドラマ『MMR未確認飛行物体』と、松野秋鳴のライトノベルでありアニメ化もされた『えむえむっ!』等から。内容の詳細は特に考えていない。
◇ガウエジェ隊
スペインに本部を置く国際的防衛組織。日本支部のメンバーは若い女性のみとなっている。カイナ本編および其の既存三次創作群における防衛組織BURKはカイナ本編のシルバーシャーク砲しかりスキキライに設定のみ存在しているBURKケラウノスといいザインのアステロイドバスター級とかエクスカリバー級とかといいああいうのが地球側に存在されると、それが存在した状態で危機感を演出できる怪獣選抜に制約が掛かるばかりか、異星人の昭和期風な作戦および作戦目的の根拠が成り立たなくなって話が破綻し、無理に成り立たせようとすると話のシンプルさが損なわれてしまいかねず、なにより後で調べてみると、カイナ本編の『BURK』はオリーブドラブさんオリジナルの組織ではなくて『ウルトラマン妹』なるライトノベルに出てくる防衛チームのBURKと同一の物らしいという事が判明したので、他の人の応募キャラ等の登場キャラ達は単なるスターシステム的に登場しているだけであって、本家カイナや既存三次創作群とも世界観が(マルチバース的な意味すらも含めて)一切 繋がっていない事をより解り安くすべく「戦力を調度いい程度に『調整』」されたオリジナルの地球側防衛チームを設定する必要が有ったが故の産物。
通常制服は どのようなデザインなのかは特に考えていないが、戦闘服のデザインは外星編時代のBURK女性隊員用戦闘服の流用。本部をスペインとしたのは、日本支部的には海外隊員であるクーカを平隊員では なく副長とする必要が生じたので、本部所属員ならば出向先の海外支部でも副長くらいになら就任しても其処まで おかしくないかもしれないと判断しての処置。
一応、オーブでいうビートル隊およびミラーマン初期の自衛隊(防衛隊)を参考に、あれよりはメカ乗りするネームド隊員が目立っていて且つ良い意味での活躍が多くなったような感じの物としてイメージして書いたつもり。ただし、ビートル隊とは違ってスパイナーR1のような物は、たぶん全く保有していない筈。
ついでに、完成自体は本作よりも先だった例のHOLYを設定した時の事なのだが、それが出るスキキライ向けだった話を書こうとしていた時、最初は組織名もBURKとした上でカイナ本編版および其の三次創作群の兵器類や其の配置くらいは取り入れようかとしたのだが、シルバーシャーク砲しかりアステロイドバスター級しかりの兵器を何とかしつつ昭和風のシンプルな敵側の作戦が成り立つようにすべく頭を捻っていったものの、その為には設定が更に複雑化するのを承知で敵側に対抗策たる兵器を備えさせたり、敵が予めアステロイドバスター級等を何とかするシーンを追加する等の必要が有って、話等が更に複雑化していってしまいがちになって断念し、オリジナル組織を設定する事となったのが其れに伴って「『血を吐きながら続ける哀しいマラソン』とは、こういう事か」と我ながら何とも言い表しがたいのかもしれない気分になると共に
http://idonooku.blog95.fc2.com/blog-entry-951.html?sp
http://saikondojo.g2.xrea.com/mottotsukae-u4.html
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13135018533
を読んで妙に納得させられた……という旨を折角なので付け加えておく。
◇登場メカ
◇ガウエジェ
ガウエジェ隊が用いる汎用中型攻撃機。オーブのビートル隊で言うゼットビートルに相当するポジだが、アレとは違ってネームド隊員も常に乗るようになったイメージかつ外観モデルとサイズが『ガッツウイングEX-J』になったような感じで、兵装も本作中にて展開していたスピーカーが追加されているのを除けばガッツウイングEX-Jと全く同じ。
ビートル隊のゼットビートルと同じく量産されていて、複数の同型が日本支部へ配備されている。元ネタのガッツウイングEX-Jと同じく分離合体機能を有するが、現場の空中にて再合体する際にはβ号が空中静止機能を使って足を止めてから、そこへα号が背後から互いの合体時用接続部へ嵌め込むように低速前進していく形で合体接続しなければならないので、高速航行や戦闘機動などの移動をしながらの再合体は不可能なので、戦闘中に再合体するには一度 後方へ後退してから行う必要が有る。これは、元ネタの再合体が困難そうな合体形式と、元ネタの「空中での再合体はプログラムこそ出来るものの実戦投入できるレベルには未だに達していない」という設定と、ティガ本編中での再合体シーンこそ皆無だったものの初登場回であるティガ第41話ではラストにて画面外で既に再合体していたので現場の空中での再合体自体は可能だと思われる点などを自分なりに顧みた上で解釈して設定・描写してみた産物。
本作では やらなかったが、ティガ47話みたくα号側コックピットから無人状態のβ号を遠隔操縦する事も可能となっている。
自分は、本当は「合体接続部などが有る所為で機構が複雑化して整備性と堅牢性が悪化する」等の理由から分離合体機は好きでは なかったのだが、自分が好きなのは「自身も高めな攻撃力を備えた多人数乗りな指揮機」なのだが、クーカを出す事も早めに決まっていたので応募時点での設定でクーカが映画で憧れていた戦闘機乗りは小型単座の高速戦闘機だろうから其れを反映する必要も有るだろうし、という事で其れらを両立すべく敢えて「取って付けた感」がして且つ中型機側が其れなりの指揮機能も有しているらしき『ガッツウイングEX-J』に白羽の矢が立ったという経緯が有る。
最大乗員数は6名だが、これはα号側とβ号側の両方のコックピット内座席に乗員を配置した場合の人数で、β号側へ予め乗員を配置した状態で運用する機会は皆無に近く、概ねα号側の乗員が必要に応じてβ号側へ移動して分離行動するのを前提とした配置が基本となっている。更に、α号側コックピットの全ての座席分の乗員を乗せるのは指揮官機が そういう運用をする事が偶に有る程度で、平隊員のみが乗る機体は基本的に3名程の乗員で運用される。また、α号側からでも操縦戦闘自体は1名でも一応は可能となっている。
名称は「『ガ』ッツ『ウ』イング『エ』クストラ『ジェ』ット」とモデル機の構成単語の頭文字のみをつなげた物。
◇α号
外観とサイズはガッツウイングEX-Jのα号と同じだが、コックピット周りのデザインが後述のコックピット内装に合わせて少し変更された物となっているかもしれない。
定員は5名で、コックピット内装は大体こちら(
【挿絵表示】
)のような感じの座席配置となっている。ちなみに、座席配置を考えるに当たってはティガ1話やティガ48話にて座席が一つ増設されていた時のガッツウイング2号やガッツウイングEX-Jのコックピットをベースに、ダイナ期のガッツイーグルα号およびβ号やスカイフィッシュやスーパーXⅢらのコックピットを参考にした。
◇β号
外観とサイズはガッツウイングEX-Jのβ号と同じだが、コックピット周りのデザインが後述のコックピット内装に合わせて少し変更された物となっているかもしれない。
定員は1名で、コックピットはツェンドリンブルやローズスリーやGストライカーなどをはじめとしたようなレーシングバイクの座席型となっている。
◇ガウエジェ隊専用車
ガウエジェ隊で用いられている乗用車で、ビートル隊の地上車輛(プロボックス)と同じく、ガウエジェ隊のマークがプリントされている以外は市販の乗用車との差異は無い。なお、どの市販の乗用車なのかは特に考えてない。
◇ゴーロン星人用大型艦
本作においてゴーロン星人の大型艦となっている宇宙船。カラーリングを除けばユーリー星人(シャドウマンを操っていた異星人の設定上のみの名前)の自走式宇宙ステーションとデザインやサイズや兵装は同じ。メタ的に言うとゴーロン星人の宇宙船は どんななのか原作ドラマで描写されていないからなのだが、本作の設定的にはユーリー星製の物をゴーロン星で『ライセンス生産』した物という事にしている。
なおモデルであるユーリー星人の宇宙ステーションは地球の大気圏内まで降りての飛行が可能なのか否か定かでは なかったが、本作では便宜上 大気圏突入も大気圏突破も可能で飛行も可能なのだという事にしている。
◇小型円盤
本作においてゴーロン星人の大型艦に露天繋留される形で搭載されている小型宇宙船。カラーリングを除けばユーリー星人(シャドウマンを操っていた異星人の設定上のみの名前)の小型円盤とデザインやサイズや兵装は同じ。メタ的に言うとゴーロン星人の宇宙船は どんななのか原作ドラマで描写されていないからなのだが、本作の設定的にはユーリー星製の物をゴーロン星で『ライセンス生産』した物という事にしている。
(イメージOP:迷走Mind(参照動画:ユー◯ューブ内にて『【東方】迷走AFE【数重パロディ?】 ダッシュバグ』で検索すれば一番上に出てくる))
叶
<諸君!B地区の高井山にて奇妙な石棺らしき物が見つかったそうだ。至急、調査に向かってほしい!>
中二階部分の壁に装飾された、鷲を象った金のレリーフの中央に備えられた多めなランプが緩やかに点滅すると共に、部屋に備えられたスピーカーから叶亥治郎の声が流れてくる。
中二階部分より階下の、二人分の机などが床に備わったモダン和室調なスペースでは、猫島菜緒と辻凪あやめ と佐渡光が横並びになって直立してレリーフを見上げている。
菜緒
「はっ、お任せください首領っ!って、叶先生。前から薄々思ってたけど、いいかげんコレやめません?」
光
「そーそー。今までの事務所 全部に、こんな どっかで見たようなレリーフとか付けて。元作品が違うんすよ、元作品が」
あやめ
「いや、ヒカルン。メタいっすよ」
菜緒と あやめ と光、先程までの実直そうな態度と姿勢と表情を大いに崩す。
叶
「ふーむ、そうかなぁ?いいと思ったんだけどなぁ」
叶、レリーフ脇の隠し回転扉から出てきて、中二階から下の床へと続く階段をゆっくり降りる。
あやめ
「それは そうと叶先生。アタシも ねこにゃー殿も『えむえむあーるっ!』のアシの仕事が溜まってるんすけど……」
ユッキー
<ふっふっふっ、ニャマトの諸君。その心配は無い>
鷲型レリーフ中央のランプの色が叶の時とは別の色に点滅すると共に、室内のスピーカーから岩牡蠣ユッキーの声が流れてくる。
菜緒
「えっ、ニャマトって、もしかして私の事?てか今度は戦艦物の古い方に変わった!?」
あやめ
「いやねこにゃー殿までメタくなって!てかユッキー先生、居たんっすか!?」
ユッキー
「そりゃ居るって。ここ一応、私の漫画制作事務所なんだし」
あやめ
「あっ、そう言や そうでしたねー」
ユッキー、レリーフ脇の隠し回転扉から出てきながら、あやめ に答え、中二階から下の床へと続く階段を降りる。
ユッキー
「うん。それで前に三人に頼んでおいた分の一部は叶先生にやってもらうから……」
叶
「えっ、また?」
ユッキー、叶の脇に歩み寄りながら喋る。叶、ユッキーの言を聞いてキョトンとする。
ユッキー
「ツジーンと ねこにゃー は取材も兼ねて例の石棺の事を調べてきて。『えむえむあーるっ!』の作風的に、こんな良いネタは そうそう無いだろうし」
菜緒
「ははぁ」
あやめ
「あ、なるほどぉ……」
菜緒と あやめ、ユッキーから説明されて、彼女が連載している漫画の『えむえむあーるっ!』の為のネタが目的かと納得する。
光
「えっとアタシは……」
ユッキー
「あっ、ヒカルンは今回も後方支援役だよ。今更だけど、一応は高校生バイトだから無理もさせられないだろうし」
光
「あ、ああっ、まあ、そうなりますよねー」
光、できれば解り安く活躍したい不満半分と、過度に面倒な危なすぎる橋を渡りかねない事にならなくて済んでの安心と感謝が半分という、複雑な心境の挙動をとる。
ユッキー
「それに せっかく山まで行くんだから、ねこにゃー の場合はコスプレ衣装と追尾ドローンを持っていって、そこでパルクールの撮影も済ましてくるって手も有るだろうし」
菜緒
「ああっ!そう言われてみれば、そうですねぇ……わかりました。行きます!」
あやめ
「あ、うーん、まあ……別に不都合が有るワケでもないし、アタシも行くっすよ」
叶
「おお良かった。ともあれ二人とも、頼んだぞ」
菜緒
「はーい!それじゃ着替えて出発しますんで」
あやめ
「右に同じくーっす」
菜緒と あやめ、二人で部屋から出て行く。
ユッキー
「さっ、叶先生にはベタ塗りとかの素人でも出来る事しか回しませんから、漫画のアシ業務の方を今から頼みますよっ」
叶
「あ、ああ。なあ岩牡蠣くん。別に嫌なワケじゃないし、やらないとは言わないんだが……私、これでも此の漫画事務所へのスポンサーなんだが」
ユッキー
「ああ、それとコレとは別って事と、それをさっ引いても私や従業員に漫画事務所の所員の職域に含まれるか怪しい危ない橋を何度も渡らせるんだから、アシの仕事を無料で手伝ってくれでもしないと代償が釣り合わないからって事で。どうせ非常勤講師なんだから概ね暇だろうし」
叶
「あ、まあ、確かになぁ」
叶
(ついさっき其の従業員に、危ない橋になるかもしれない事を承知の上で、取材の為に奨めておいて……この厚顔女狐ね)
叶、ユッキーに笑顔で捲し立てられて、少し冷や汗を流しながら苦笑を浮かべて、モノローグを発する。
光
「あ、あははっ……」
光、ユッキーの言動に叶と大体 同じような事を思いつつ叶の表情と態度から彼の心情を概ね察して、彼女も同じく少し冷や汗を流しながら苦笑する。
S2 昼間の山中の車道
前部座席がレーシングバイク型で後部座席が股を大きく開いて座るタイプな背凭れ付きの玉座のような座席となって、タイヤがオフロード仕様となった珍しい形のトライクが一台、車道を疾走している。
そのトライクには『ばくおん!』の鈴乃木凜が着ている物のサイズ違い且つ色違いと言った感じのレーシングスーツに身を包みつつバイク用フルフェイスヘルメットを被った猫島菜緒と辻凪あやめが搭乗している。
二人の座席配置は、菜緒が前部座席にて尻を後方へ突き出すような前傾姿勢で運転し、後部座席には辻凪あやめ が股を大きく開いて座っている。後部座席の脇に備わった小さな荷台スペースには菜緒の追尾ドローンが固定されている。
(BGM:(参照動画:ユー◯ューブ内にて『Adventure Release - Topic』で検索すれば一番上に出てくる))
あやめの視点がカメラの目となり、尻を自身の方へ突き出した前傾姿勢となってトライクを運転する菜緒の尻を中央に、画面脇には あやめの両脚の一部を映して、視点主が菜緒の尻を「狙っている」かのようにも錯覚しそうになる構図となる。
あやめ
(いやー、友達をシチュエーション的な意味での腐った眼で見ちゃ駄目だけど、せめて眺めの良い席に座った時の役得を堪能するくらいなら構わないでしょうしねー)
上記のあやめのモノローグが終わると同時に、カメラはあやめの顔を煽るアングルで映したカットへと切り替わる。あやめ、菜緒の尻を眺めて頬を少し紅潮させながらニヤケている。
あやめ
(最近は、女性バーチャルアイドルが同じ事務所の同業者を性的な目で見た事が有るって、ぶっちゃける例も少なくないって聞くから、それと同じような物だと思えば……)
菜緒
「そういえばー」
あやめ
「えっ、あ、んっなに?」
あやめ、自身が今 被っているヘルメット内に備わったインカムから、あやめがコチラへ話しかける声が聞こえたので、先程まで菜緒の尻を見て恍惚としかけていたが故に一瞬だけ戸惑うも、すぐに落ち着いて返事する。
菜緒
「うん、ガウエジェ隊のクーカ副長だけど、なんか また御見合いするらしいよー」
あやめ
「ああ、また あの人がかー。どうせ、今度の御見合い相手もロリバ、もとい合法ロリっぷりが目当てのガチなリアル・ロリコンなんじゃないっすかねぇ?」
菜緒、互いのヘルメット内に備わったインカムの御陰で相手の方向を向かずとも声が効率的に伝わるのに加えて、運転中なので敢えて あやめ の方を振り向かないまま話す。あやめ、つい『ロリババァ』と言いかけて、すぐに言い直しながら言葉を続ける。
カメラは、画面の斜め下に突き出された菜緒の尻、その斜め奥にはあやめの太股と腹部が入るようなアングルとなっており、非常に「危うい解釈」が誘発されそうな画角から、前述した二人の部位を同時に映している。暫くカットが続いて、菜緒が発言する度に彼女の尻が揺すられ、あやめが発言する度に彼女の太股が揺すられて、互いに口では なく尻や太股で会話しているかのような錯覚を視聴者に誘発するような感じが続く。
菜緒
「だろうねぇ、今度のも人目を憚らずに『デュフフ』なんていうワザとキモくしてんじゃないかって笑い方するような感じの。ねえツジーン?」
あやめ
「いや、なんで そんなアタシの事を強調するみたいな聞き方すんすか!?アタシも、そういう笑い方する事は有るけど、知らない人の前では自重してますから!」
菜緒
「えっ、そう?」
あやめ
「そうっすよ!つーか、ねこにゃー殿のチャンネル視聴者だって、アンタがエロコスでパルクールしてる投稿動画やライブ配信を画面の向こうから視てデュフデュフ言ってるのが大半っすよ、きっと」
菜緒
「えっマジ!?てか、あれ動き易くて割と気に入ってるんだけどエロかった?」
あやめ
「やっぱ自覚なかったんすね……」
ここで二人の会話シーンが一旦 終了し、カメラは二人の尻や太股を映したアングルのカットから、二人が乗ったトライクが山中の車道を進疾走するカットへと切り替わる。
S3 高井山の山中
菜緒、目的地付近に到着しトライクを道脇に停車させる。菜緒がトライクのエンジンを切った直後、二人ともヘルメットを外して其れをトライク上の適当な箇所へと置きながらトライクから降り、辺りをややキョロキョロと見回しながら少しだけ歩く。
あやめ
「この辺の筈なんすど、誰も居ませんねー」
菜緒
「おっかしいなー。マスコミが沢山、取材に押しかけてきてると思ったんだけど」
あやめ
「んー、もう みんな取材を一旦 切り上げて帰っちゃったのかも」
菜緒
「えー、せっかく取材ついでに報道陣の前で私のパルクールを披露しつつ其れをSNSでライブ配信しようと思ってたのに!」
あやめ
「ちょっ!?炎上の可能性大だから、やめといた方がいいっすよソレ」
菜緒
「えー、そっかなー……んー、まあ炎上で私のプロ選手生命が絶たれるのも困るしね」
あやめ
「そういう事っす。にしても、例の石棺が此の辺に有るらしいっすけど、それっぽいのは見当たらないっすねー」
菜緒
「うーん、出発直前に叶先生から貰った資料によると此の辺なんだけどなー」
あやめ
「ホントっすか?」
菜緒
「ほんとホント。ちょっと待ってて」
菜緒、トライクまで小走りで駆け寄り、荷台用スペースから紙資料を取り出す。それを取り出し終えると、それを開きながら同じく小走りで あやめ の元へと向かう。あやめ の側まで来ると、資料をあやめ に見せる。
菜緒
「ほら、B地区の高井山のポイントA-60って書いてあるでしょ」
あやめ
「ホントだ」
菜緒
「でしょー。こんなクーカ副長のブラみたいなクセして高井山だなんて、間違えようが無いって」
あやめ
「えっ、なんすかソレ?てか、またクーカさん?」
菜緒
「いやね……この前、色々あってクーカ副長と一緒に下着を買いに行く事になって、その時に彼女のブラのサイズがA60だって解ったんだけど、そういうサイズなブラ付けてる人の、頂上にBチクが付いてる二つの盛り上がりなら高井山じゃなくて寧ろ『低井丘』なんじゃないかなーって」
あやめ
「ちょっ!んな覚え方してたって事がクーカ副長に知られたら、普段クールな彼女でもガウエジェβ号で空襲しに来かねないっしょ!?」
あやめ、少し前に自身も「ロリババァ」と言いかけていた事を棚に上げて、少し慌てながら述べる。あやめが言い終わると共に、例えるならば「ほわんほわんほわんほわんほわーん」とでも言った短いBGMと共にカットがフェードしていき、次のイメージシーンの最初のカットへと切り替わる。
S4 昼間の街の上空(イメージシーン)
高空から、ガウエジェのβ号が一機 飛来してくる。
(BGM:(参照動画:ユー◯ューブの『2024烏龍派出所65 出差症候群』の22:07~22:34))(S7まで)
S5 ガウエジェβ号のコックピット内(イメージシーン)
レーシングバイクの座席状になったコックピットに、鬼のような形相をしたクーカが腹這いに近い前傾姿勢で座している。
S6 昼間の街の上空-ガウエジェβ号近辺(イメージシーン)
クーカが乗ったβ号が、ハイパーメルトガンを斜め下へ向けて放つ。
S7 昼間の岩牡蠣プロ事務所(平屋一戸建て型)近辺(イメージシーン)
先程にクーカ機から放たれたハイパーメルトガンによって、イメージシーンの都合上、今回は平屋一戸建て型となっている岩牡蠣プロ事務所の屋根や壁上側が大爆発と共に吹っ飛ぶ。
あやめ&ユッキー&叶&光
「「「「ぎゃーっ!」」」」
事務所の屋根や壁上側が破損すると共に、中に居た あやめ、ユッキー、叶、光の姿が露わとなり、四人同時に悲鳴をあげる。なお四人とも服はボロボロで肌などは煤まみれとなっている他、叶を除いた三人は服の破れ方が妙に扇情的な感じとなってしまってもしる。
S8 崩壊した岩牡蠣プロ事務所(イメージシーン)
あやめとユッキーと叶と光の四人の頭上をクーカ機が飛び回っている。
クーカ
『猫島のゴミ屑ボイン小娘は、どこへ行ったーっ!?俺の事をガチで馬鹿コケにしまくりやがってーっ!』
拡声器を通したようなクーカの怒声が辺りへ響き渡る。
あやめ
「ひぃい!ねこにゃー殿なら、外国までパルクールの修行に行ったっす……」
叶
「いや、こんな場所からの肉声では、向こうの機内まで聞こえんだろ!」
ユッキー
「んなマジレスしてる場合じゃないでしょーが!」
光
「とと、とにかく早く逃げるんだよぉおっ!」
ユッキーの台詞が終わると共に、またも「ほわんほわんほわんほわんほわーん」とでも云った感じの短いBGMと共に画面がフェードしていき、イメージシーンが終わる。
S9 高井山の山中
菜緒
「そっそんな、どっかの交番のチョビ髭な巡査部長じゃるまいし……てかソレやったのアニメだと一回だけだったし」
あやめ
「そうだけど……てか、オッパイに例えるならビー地区の高井山じゃなくて、寧ろ逆にして『高井山のBチク』だろうし」
菜緒
「あっ、そう言われてみれば確かに!」
あやめ
「はぁー、んっ?ちょっと、ねこにゃー殿。あれ見て」
菜緒
「え?」
菜緒、あやめ が言いながら指差した方へ振り向く。その先には、何か大きい物を掘り出した跡のような穴と盛り土が有る。
菜緒
「これって、もしかして例の石棺を掘り出した跡?」
あやめ
「そうかもっす。周りに人間の足跡が沢山あるし」
菜緒
「うーん、って事は、もしかして私らが此処へ向かってる間に、研究機関の人達が もう持って行っちゃったのかな?」
あやめ
「それも有り得るっすけど、コレは関係ない跡で、少し離れた所に当の石棺が未だ置いてあるのかも……」
菜緒
「んー、それじゃあ調度この辺は熊とかも出ないらしいから、私はパルクールの撮影がてらに此の辺をもう少し探してみるから、ツジーンはスマホが圏内になる所まで下山して先生達に連絡をとってから迎えに来てよ」
あやめ
「うん、わかったっす」
菜緒
「うん。さて、っと」
菜緒、短く返事した直後に、レーシングスーツの上に括り付けていた衝撃吸収性スマホポシェットを外すとソレを片手に持ったまま、器用にレーシングスーツを脱ぎ、それの下に着ていたパルクール動画用のコスプレ衣装となり、その上に再度スマホポシェットを括り付ける。
あやめ
「いやエロっ!」
菜緒
「えっ、これ、そんなにエロかった?」
あやめ
「そうっすよ!そんなに極薄でフィット率と露出度が高い衣装なら、レーシングスーツの下に重ね着してても、あんま着心地が気にならない筈っすよホント……」
S10 昼間の山中の車道
前部座席にてトライクをレーシングスーツ姿で運転する あやめの尻の斜め後ろからのアップで始まり、そこからカメラはズームアウトしていって、あやめ の膝上全体を映す。
パルクールの撮影を兼ねた石棺の捜索継続を菜緒に任せて一時下山するという関係上、トライクの荷台からは追尾ドローンら菜緒の荷物が無くなっている。
S11 高井山の山中
菜緒、先程あやめに「エロい」と言われながらも、なんだかんだで其のパルクール用コスプレ衣装で撮影する事にし、その衣装のまま木や岩に飛び移ったり等している。もちろん調査の事も怠りきっているワケでは ないので、着地時に少し辺りをキョロキョロ見回したり等もしている。
パルクールを続ける菜緒の少し後から、パルクール中の彼女を撮影させる為の追尾ドローンが1機のみ追随していっている。ここでカメラは何度か、パルクール動作に伴って突き出されたり揺れたりする菜緒の乳房や尻を何度かアップで映す。
菜緒、パルクールの撮影を一通り終えて、山道の適当な箇所で中腰で座っている。それに伴って追尾ドローンも近くに着陸する。
菜緒
「ふぅー、こんな所かな」
菜緒
(でも、パルクールしながら横目で探してみたつもりだったけど、例の石棺っぽい物なんて見当たらなかったなぁ。やっぱ、もう他の人が持って帰っちゃったかな?それとも実は見落としてるだけで『ながら捜索』じゃ駄目だったって可能性も……)
菜緒
「ん?」
菜緒、暫しモノローグを発した直後に何かに気付き、それの方向を見やる。菜緒の視点がカメラの目となり、彼女の位置から其れなりに離れた所に山小屋が建っている様が映る。山小屋の脇には、荷台に目的の石棺と、重い冷蔵庫などを階段でも一人で運ぶ為の車輪付き台車が乗せられている。
菜緒
(山小屋?側に軽トラまで停まってるみたいだけど、あの積み荷……変な形だけど何処となく石製の棺っぽくて、しかも随分と土汚れが酷いし、まさか……)
菜緒
「ちょっと行ってみよっか」
菜緒、モノローグで訝しんだ直後に台詞を発しながら立ち上がり、追尾ドローンを拾い上げて其れを腋に抱えながら、眼前の山小屋へ向けて歩き出す。
S12 山小屋内
菜緒
「おじゃましまーす」
菜緒、山小屋の出入口用ドアを開けて中に入っていこうとする。
要
「ウキ?邪魔すんなら帰れ帰れー」
山小屋の中には、肩に一匹のゴールデンライオンタマリンを乗せた八月朔日要が居て、入って来た菜緒へ「シッシッ」と追い払うような動作をする。
菜緒
「あっ、すみませんでしたー……って、違う違う、そうじゃないでしょっ!おじゃましますってのは余所の家とかに入る時の挨拶で……ん?」
菜緒、よしもと新喜劇のような遣り取りをする羽目となった末に歌の一節のような台詞を交えてツッコみを入れていた最中に、相手が八月朔日要だと気付く。
菜緒
「あれっ、もしかして八月朔日要ちゃん?高校の時に同級生だった……」
要
「う、ウキ?キ……きあー、そういう、お前は猫島菜緒なんじゃね?」
菜緒
「そうそう!久しぶりー」
要
「おう、久しぶり!まさか、こんな所で会うなんてなー」
菜緒
「相変わらずガサツそうだねー」
要
「ウキ、悪かったなぁ」
菜緒
「ふふっ、ところで、その肩に乗っけてるのってペット」
要
「キ?まあな。ゴールデンライオンタマリンっていうブラジル産の猿だよ、猿」
菜緒
「猿!?そんなの飼えるんだ……名前なんていうの?」
要
「ウキ?な、名前は……ゴーロン、って、言うんだ」
要、いま咄嗟に名前を思いついたような、ぎこちない答え方をする。
菜緒
「へ、へぇー……あっ、そうだ。表に停めてあった軽トラって、もしかして要ちゃんの?」
要
「ああ、レンタカーだけどな」
菜緒
「ふーん。それじゃあ、あの変な棺っぽい積み荷は どうしたの?」
要
「ああ、アレか。なるべく、うだつの上がってない研究機関まで持っていけば謝礼として金一封もらえるんじゃないかと思ったんだよ」
菜緒
「ちょっ!勝手に そんな事までして拙くないの?」
要
「ウキキっ!研究されて何か判明するなら、何処に研究させようが世の中の役に立つんだから別にいいだろ」
菜緒
「ま、まあ、そりゃそうなのかなー……」
要
「ところで、あの棺っぽいヤツの事で用でも有るのか?」
菜緒
「えっ?ああ、実は私、『えむえむあーるっ!』って漫画を連載してる岩牡蠣ユッキーさんの事務所での補欠アシスタントもやってて、それで漫画のネタになりそうだからって棺を取材してくるよう言われて……」
要
「あー聞いた事あるな、その漫画。でもプロのパルクール選手になったって風の噂で聞キもしたけど、転職したか?」
(なお、すぐ上の要の台詞内の「聞キ」は誤字では なく、猿の脳波を一時的に混ぜられてしまっているが故)
菜緒
「いやいやいや!パルクール選手が本業で、動画配信者と補欠アシスタントが副業その1と其の2だから!本業と副業その1は自由業で、副業その2も一応は補欠だから何れも両立可能だから普通に!」
要
「ウキー、なるほど。それで、取材って事は、あの棺っぽいヤツの事を調べるのか?」
菜緒
「ん、まあ、ね。ちょっと近くで見せてもらっていい?」
要
「ああ。いいけど、他のヤツらに見つかる前に目当ての研究機関へ届けたいから、なるべく急いでくれ」
菜緒
「うん、わかったー」
要
「あっ、それとアタシが例の棺を届けて、うだつのあがらない研究機関から謝礼を貰おうとしてるのを通報したり動画のネタにしたりとかは絶対すんなよ?」
菜緒
「わ、わかってるって。そんな元級友を売るような真似しないからー」
菜緒、山小屋の出入口から外へ出て行く。
S13 山小屋・出入口近く
菜緒、軽トラの荷台に積まれた、取材対象らしき石棺をスマホのカメラ機能で撮影しながらモノローグを発する。
菜緒
(ふーむぅ……私、考古学には全く詳しくないんだけど、妙に凝った装飾が付いた変な棺だなぁ……いや、この際そっちは置いておくとして……)
菜緒、石棺の撮影を一旦 止めて、軽トラの方を見つめる。
菜緒
(いくらレンタカーだからって若い女子が軽トラ……いや、うちのヒカルンと良い勝負なくらいガサツな要ちゃんの事だから、どうせ一時的な運搬用だしって軽トラを選んだだけなのかもしれないけど、要ちゃんって こんな事してまで謝礼金をせしめようとする程お金に がめつかったっけ?だいたい謝礼を条件に届けてくれるよう公に募ってるワケじゃないから必ず謝礼金をもらえるとは限らない筈だし)
要
「ウキキー。そろそろ、いいか?」
菜緒
「あ、ちょ、ちょっと待って!実は私、ここまでバスで来たんだけど、このままだと夜までに家に帰れそうにないから、悪いけど要ちゃんの軽トラで街まで連れて行ってくれない?」
菜緒、どことなく怪しい要を探るべく嘘を言って要に同行しようとする。
要
「キ?別にいいけど、それなら助手席に乗ってくれ」
菜緒
「ありがとねー」
S14 昼間の郊外(光の夢の中)
ここから唐突に佐渡光の夢の中という設定での展開が続く。その夢の中の郊外にて、ジェロニモンが家々を破壊しながら進撃し、人々が逃げ回っている。そこの人気が無い場所へ、佐渡光が画面奥から走ってきて適当な位置で足を止める。
光
「ん……!」
光、ウルトラバックルを右手で握って空へと突き出し、その動作によってウルトラマンフィストに変身する。
フィスト、ジェロニモンと数瞬ほど対峙し、腰だめに構えて正拳突きの要領で片拳から放つ光線技であるフォトンブラストをジェロニモンへと向けて放つ。
ジェロニモン、死んだ怪獣を蘇らせて操る能力によってゾイガー2体を召喚し、うち1体を自身の盾にさせてフォトンブラストを防ぐ。そのゾイガーの1体はフォトンブラストの直撃を受けて爆散する。
フィスト、フォトンブラストを意外な方法で防がれて少し動揺したような挙動をとる。その直後に、もう一体のゾイガーが自身の周囲を牽制するようにして旋回してきたので思わずソチラへ注意が集中して、ジェロニモンへの対応が疎かになってしまう。
ジェロニモン、尻尾の羽根を数本ほど飛翔させてフィストへと向かわせ、そのままフィストの左右の大胸筋へ概ね均等数を勢いよく突き刺す。
フィスト
『アッ、ウアァアアァウッ!?』
フィスト、羽根を突きさされた激痛により俯せに倒れ伏す。
フィスト
『クッ、グワァァアアウ……!』
フィスト、仰向けに寝転ぶようになりながら、自身の大胸筋に刺さった羽根を手で一本ずつ抜いていく。それに伴って苦悶の声も上げる。
フィスト
『クウウゥ……!』
フィスト、先程からの痛みに耐えるような声をあげながら、痛みを和らげるべく先程まで羽根が突き刺さっていた自身の大胸筋を撫でる。
ジェロニモン、その隙にフィストへ反重力ガスを口から吐きかける。
フィスト
『ウワッ!』
フィスト、体を浮きあげられつつ空中での体の自由を奪われて、空中ででんぐり返しの姿勢を強いられる。ジェロニモンが更に放った羽根が、空中で上記のような姿勢にされているフィストへと飛来し、うち2本がフィストの背中へと突き刺さる。
フィスト
『ウウッ!』
フィスト、背中に羽根を突きさされた痛みに苦悶の声を短く上げる。飛来した羽根のうち1本を除いた数本の羽根が、空中ででんぐり返しの姿勢にされているフィストの両尻肉へ概ね均等に勢いよく突き刺さる。
フィスト
『グアゥウウゥッ!』
フィスト、尻肉にまで襲い掛かった激痛へシリアスに悶える声をあげながら、空中で身をよじる。
フィスト
『ハッ!?』
フィスト、残り1本の羽根が自身の尻の位置へ超高速で向かって来ているのに気付く。空中ででんぐり返しにされつつ羽根が数本ずつ突き刺さっているフィストの尻がアップで映されたカットに切り替わり、残り1本の羽根がフィストの尻に突き刺さる直前で次のカット、しいては場面へと切り替わる。
S15 岩牡蠣プロダクション事務所のオフィスラウンジ
佐渡光の尻がアップになったカットから始まる。ここからは夢では なく現実。
光
「ひあっ!」
光、悲鳴をあげながら居眠りから目を覚まし、尻を浮かせつつ衣服越しに自身の臀部を片手で押さえながら、尻を勢いよく浮かせる。彼女の尻肉の位置の衣服にはペンが突き刺さってプランプランと暫し揺れた末に衣服からポロッと脱落して下に落ちる。先程の夢は、座っていた所為で尻の下に落ちていたペンの先端が尻肉に食い込んでいたのが影響しての事。
叶
「おはよう」
叶の台詞と共に、カットが切り替わって事務所内の光と叶とユッキーの三人が映されたカットとなる。
光
「へっ?」
光、まだ状況が呑み込めずにキョトンとなっている。彼女の乳房の位置の衣服にもペンが突き刺さってプランプラン揺れている。これも居眠りして机に突っ伏していた所為で机の上に置かれていたペンの先端が乳房に食い込んでいたが故に、先程の夢へと影響した物。
ユッキー
「んー補欠と言っても一応は業務中だし、あんまり褒められた事じゃないから気をつけてね」
光
「あっ……す、すみません」
光、先程にフィストに変身していたのは夢で実際に自身は居眠りをしていたのだと理解し、バツが悪そうに謝罪する。それに伴って彼女の衣服の乳房部分に ぶら下がっていたペンがポロッと下に落ちる。
なお、この話における佐渡光はウルトラ戦士に憑依してもらっているワケではない普通の地球人の人間女性であるので変身とかは出来ず且つ先程のはあくまでも夢の中の事であって、この作品世界における現実にはフィストというウルトラ戦士も実在しないのだ、という事を付け加えておく。