篤たちは出発した
「あー君はどこに行くんだろう?」
「近くの人のいるとこ行くって言ってたよ」
「それより、あつしは何話してるんだ?」
「じゃあ、順を追って話していこうか」
猫たちは、篤たちの近くを見つからないように歩いていた
「まずは、あー君の話」
「まとめてみよう」
「あつしは未来の時空から来た、これは前に話したね」
「で、オリジナルがいない、もしくは、見つからない」
「ここからは新しい情報だよ、正確な生まれた時は分からない」
「そして、親も分からない」
「で、この前まで独り暮らしだったんだね」
「知らなかったの?」
「うん、最近、みんなとつるみ始めたばかりだからね」
「そんな話はいいとして、抜けているところは無いね」
「ないよー」
「次は、妖精について!」
「僕たちを怖がっている」
「それはあんたのせいでしょ」
「そんなことは話してなかったでしょ」
「妖精は過去時空から来た」
「それは前にも言ってたね、次」
「あー君とであった」
「飛ばしたことがあるよ、二匹とも違う時空で生まれた」
「そして、時空移動している時にお互いに出会った」
「その後、なんと無く降り立った基準時空であー君とであった」
「あんたはそれしか言わないのね。あつしにナポリタンをごちそうになった」
「学校にも行った」
「過去の回想ではないんだよ」
「まだ子供の妖精である」
「それ言ってたね、不思議な感じに引かれてあつしに主になってもらった、とも言ってたね」
「火の妖精カーシュ、氷の妖精マーブ」
「名前の説明だね」
という感じで、猫たちは、篤たちの話を聞いていた
その頃、遠くから見ていた女性は、
(あの辺りは地雷がたくさんあるのに)
とか
(あんな、声量だと見つかっちゃう)
とか、思いながら篤たちを見守っていた
すると、一つの人影に気がついた
「あれぇ?あんなところに女の子がいる」
篤たちの近くにいる、女の子を見つけて思わず声に出してしまった
そうこうしているうちに猫たちは、篤たちの目標についてに、話題が変わっていた
「それで、あー君の目的はオリジナルを探すことだったね」
「妖精たちは特にはなさそうだったね」
「そうだね」
「でも、篤とは離れたくないみたいだね」
「そうだね」
「今回の目的は大蛇の像の破壊がさらにあるんだよね」
猫たちがこんなことを話していると
ブーーー、ブーーー、ブーーー
なんかとても大きな音がした
「なんの音だか分かる、マーブ、カーシュ」
「うちはわかんない」
「、、、全く」
と、そのとき後ろから
「何してるの、あなたは!!!」
篤たちを見守っていた女性が言っていた女の子が怒鳴ってきたのだ
しかし、あなたは、と言ったので、妖精は見えていないようだ
「なにもしていないよ」
「何とぼけてるのよ、今のは空襲警報でしょ!」
「そうだったんだね」
「だから、何とぼけてるの、さっさと避難するわよ」
と、言われてどこか洞窟に連れていかれた
その光景を見ていた猫たちは篤を追いかけて洞窟に入ったが、女性は洞窟を見てこう言った
「あれは、あの女の子の敵軍の後援基地の機材搬入用の通路だね。こんなとこにあるとは思わなかった。でも、あの二人は気づいたのかしら?気づいでなければあぶないよ、だってあそこは定期的にトラックの出入りがあるんだから」
そう言って外から見守っていた
洞窟に入った篤と女の子は話を始めた
「あなたは、どこの子?」
「僕は遠藤篤、君は?」
「私は東人民解放軍のキョーコって言うの、、、、」
キョーコは少し考えて、
「あなたまさか、時空旅行者?」
「一応そうだよ。この時空では、そんな呼び方するんだね」
「まぁ、そうよ」
ブロロロロォーーー
何かの音が外から聞こえてきたと思えば、篤とキョーコは何かに照らされていた
「あ、あれは、玄武皇国のトラック!?」
「な、何まさか敵なの?」
「うん、たぶん捕まっちゃう、、」
その時トラックから声が聞こえた
「ここが何処だかわかってんだろうな!」
「さぁ、大人しく捕まってもらうぞ」
そう言うと皇国の兵隊があっという間に、篤とキョーコに手錠をかけてしまった
その頃、妖精たちが何をしていたかと言うと
篤のポケットに隠れていたのだ
(見つかっちゃうと面倒だからね)
(、、、それにしても、持ち物チェックはしないんだね、ここは)
そう小声で話していた
外では
「あちゃー、捕まっちゃったか、面倒だなぁー」
そして、猫たちは見つからないように通路から出ていた