20話
時空移動を終えるまでは、話はしなかった
基準時空につく頃には日が沈む位の時間だった
天気はこちらに帰ってきても雨は降っていた
「遠藤君、ここはあの時空からどれぐらい離れてるの」
「30年と27日です」
「そう、私の生まれた時空から近いね、ここからは2日後だよ」
「、、、」
「ごめんなさい、こんなこと言われてもどうしたらいいか分からないよね」
「いや、いいんです」
「そう言えば自己紹介してなかったね」
そう言うと、カーナは自己紹介を始めた
生まれたのは2日後の時空
歳は17歳
性別は女
今はguiltyに所属している
guiltyでは、偵察などを主にやっていたらしい
篤についてきたのは、キョーコが決めた
カーナはコードネームみたいなものらしい
guiltyに入ったのはキョーコのスカウトがあったから
カーナはもともと隠密行動が得意だった(影が薄いと言うと、篤は怒られてました)
次に篤も自己紹介をした
ただし、出てきた情報は今までと同じなので省略します
ふと、カーナが外を見ると猫がたくさんいた
「遠藤君、何で外には猫がたくさんいるの?」
「何でだろう?気づいたら猫が周りにはたくさんいたよ」
「猫にモテモテなんだね」
「そうみたいです」
そう言うと、篤はリーナスの中を探検?することを提案した
実は篤がリーナスの中をよく知らないことを伝えると、カーナはついていくことに決めた
「どうやってあの部屋にあの船入れたのかな?」
「時空の時、出てくる場所は選べるんだよ、知らなかったの?」
「知ってたけど、普通の家のはずなのに、よくあんなのが入るなぁー、って思ってね」
「あー君に関しては、分からないことがたくさんあるね」
「あ、まずは一番上に行くみたいだよ」
「中はあまり見えないのに、、、、」
猫たちは篤の家に入りたいが入れずに外から見ていた
「カーナさんどうやらここがブリッジらしいですよ」
「そうだね、メーターやレーダーがすべてホログラムになってるね」
「椅子などがほとんどないね」
「前の方はガラス張りだ、これは?」
「あ、それは読めない、何語だろう?」〈カーシュ、マーブ後で調べといてくれるかな?〉
〈わかったよ、あつし〉
〈、、、任せて〉
「ここからは、船の全体が見れるね」
「上から見ると、こんな形なんだね」
その後色々話したあとブリッジを出た
次に向かったのはブリッジのある区画から一番近いブリッジ真下の区画だ
この区画は会議室や船長室(篤が初めて乗った時にいた部屋)等があった
ここではあまり何もなかった
その次は右側の上部
この区画は生活するための区画だった
「この部屋は一人部屋だね」
「そうですね、この広さなら、ある程度のことは出来そうですね」
ちなみに左側の上部も同じく生活区画だった
次は後ろ側、ここは弾薬や発電施設等があった
「ここはあまり入りたくはないですね」
「遠藤君の言う通りだけど、ここも管理しなきゃいけないよ」
そう言うと、弾薬等の数を確認し始めた
すると、
〈篤にこれあげる〉
〈これは?〉
〈、、、それは、この区画の管理ソフト端末〉
と言って渡された
カーナを呼び止め端末の説明をマーブから聞きながらカーナに伝えた
弾薬を数え終えて
「こんだけあれば、下手な国は滅びるわよ」
「カーナさん、それ、本当ですか?!」
「うん、私たちは、戦争の時空にいたんだよ、それぐらいわかるって」
その言葉を聞いて篤は少し怖くなった
残っているのは左右の下部と前方である
左右の前方側面には陽電子砲があり、内側はそれに関する機械がたくさんあった
左右の下部には大きな空洞がありそこにはワイヤーで、一機のヘリコプターが止められていた(まだまだたくさん入りそうだった)
一応、探検は終わり船から降りた
「ここは本当に君の家なの?」
「はい、その筈です」
「明らかにあんな船は、普通の家にはないはずだよ、むしろよくあんなのがここに入ってたね、って感じたよ」
「僕もそう思います」
そう言って部屋を出た篤達は台所に向かった
「カーナさん、お腹すいてます?」
「うん、と言うか、ご飯までご馳走になっていいの?」
「はい、いいですよ」
実はカーナは、今日は宿がない(これはいってません)
その事を知っているかのように篤は料理を始めた
豚汁と茄子の炒めものだ
豚汁は普通だろうから省略
茄子の炒めものは、まず茄子を一口大に切り、フライパンに少し多めにオリーブオイルを引く
フライパンが暖まったらなすびを入れる(強火のまま最後までやります)
茄子に均等に火が通るように混ぜます(この時、茄子は油を吸うので素早く)
茄子の色が完全に変わる前に焼き肉のたれを入れます(全体に絡まる程度でokです)
茄子に完成火が通れば完成です
篤が料理を作っている間、カーナは篤の邪魔にならないように篤の姿を見ていた
そしてあることに気がついた
(鏡に写ってるあれはなんだろう?、動いてるから柄じゃないよね、、、)
篤の作業が一段落ついたとき
「遠藤君、鏡に写ってるあれは何?」
「あれって、赤いやつと青いやつ?」
「うん、それだよ」
「これは妖精です」
〈うちらのこと言っていいの?〉
〈、、、あつし、いいの?〉
〈うん、大丈夫だと思う〉
「それが妖精かぁ、シンには聞いたことあったけど、鏡越しだけど見たのは初めてだよ」
「そうですか、カーシュ、マーブ」
そう言うと、妖精が現れたら
正確にはカーナに見えるようになった
「うちが、カーシュ」
「、、、マーブ」
「よろしくね、カーシュ、マーブ」
その後、カーナと妖精はずっと話をしていた