classmate's view
解散したのはほんの少し前だ
今は家に帰っているところなのだが、とある子と一緒に歩いている
「そういやぁ、お前も来ていたな」
そう言って話しかけたのは俺のとなりにいる
「気づいてなかったの?」
「来そうだとは思ったけど、ほんとに来るとは思わなかった」
そう、この永峯綾は篤との接点と言えば朝もしくは帰り際に挨拶をしているだけである
「私は、少しのチャンスも無駄にしたくないの!」
「でも、今日は来なかったな」
「せっかく、私の情報網くししてこの会を知ったのに」
「まぁまぁ」
まぁ、気付いている人はいるとは思うが、ここまで永峯綾が必死になっている理由を言うのは野暮であろう
「今日こそは学校来るかなぁ」
「何もなければ来るだろうね」
そう、何もなければ学校にくるはずだ
しかし、はじめの1日以外連絡無しに休むなんてアイツらしくない
「何もないってどういうことよ」
「何の事件にもあってなければって話だよ」
そう思ったのはやはり、アイツがしっかりしてるやつで人に心配かけるようなことは今までしてこなかったからだ
そう言えばアイツの携帯の番号あったけ?
「ねぇ、ねぇってばぁ!!」
「っ?!なに怒ってるのさ」
「何か考えてると思えば、その次は携帯見てパカッパカしてるし、なんなのよ!」
「そんなことしてた?」
確かに考え事はしてた、けど、携帯は覚えがない
「してたわよ、それは誰かからの連絡を待ってるわけ?」
「そんなことはないよ」
すっごいジト目でこちらを睨んでいる
なんか勘づかれたのかな?
昔から綾は勘だけはいいからなぁ
「そう、篤くんからの連絡がないか気になった訳ね」
「、、、!?」
当たってるし、やっぱり怖い、綾の勘だけは
確かにアイツには携帯の番号教えてたけど、、、
「黙ってる、図星なんだね」
「、、、」
なんだろうか、笑顔なのになんか怖い
「ねぇ」
「なんでしょう」
笑顔が怖すぎて敬語になってしまった、恥ずかしい
「私をほっといた罰で篤くんの事一つ教えて♪」
「あぁ、ならあれを」
そう、一番最近の事なら綾も知らないだろうし
篤が学校に来なくなった前の日の放課後(4話)の事を話すか
綾's view
まさか、篤くんがこんな嘘っぽい話を聞くとはねぇ、しかも真剣に
私のイメージではそんなことはないはずなのに
「ねぇ、それって本当なの」
「あぁ、本当だよ」
「全部?脚色してないでしょうね」
「そんな、迫ってこなくても、そんなことしないよ」
いつの間にか家の前についた、
「じゃあ、またあとでね」
「行くときは呼びにいくよ」
こう言うとこは優しいんだよね、慶吾は
けど、どうして彼女出来ないんだろう?
ガチャ
「ただいまぁ」
out of view
その頃篤の家では
「そろそろ行くよ」
「待ってくださいよ、美里さん」
「そうよ、お母さん!!」
「朝御飯なら、船のなかで食べれるでしょ」
「そうじゃなくて、僕はいろいろとやらないとい」
「やらなくていいわよ」
「じゃぁ、一つだけ、連絡とらせてください」
「仕方ないわね」
「ありがとうございます」
プルルル、プルルル
『篤か?』
「慶吾、今週までいとこの家に行るから休むと伝えといてくれ」
『それだけなのか?』
「それだけって?」
『今日は?』
「今日は?あ、ごめん、今度みんなに埋め合わせするからって言っといて」
『了解、で、今はどこにいるのか?』
「ここは、、、メキシコ?」
『何で疑問文なんだよ!?まぁ、いいや、またな』
「じゃあ、頼んだぞ、またな」
そこで電話を切った
篤は嘘をついていた
それはたぶんばれていただろう
「あんなんでいいの?」
「うん、たぶん」
「じゃあ、行こうか篤君、カーナ」
そう言うとリーナスに乗って目的の二日後の時空に出発した
話が少し飛んでます
ごめんなさいね