時間は午前5時半
なぜこの時間かって?
篤が弁当を作るために起きる時間だからだよ
「グゥー」
「、、、グゥ」
妖精たちはまだ寝ていた
しかし篤はいつも通り弁当を作り出した
朝食はいつもヨーグルトとかパンなどを食べている篤
今日もまたいつも通りヨーグルトを食べるらしい
「、、、、あつしどこ?」
青い妖精が先に起きたようだ
しかし昨日は何も話せなかった妖精が今は言葉を発していたにもかかわらずあつしは驚いていなかった
「やはり妖精は一晩寝るだけで人間の言葉を理解できるんだ、、、、」
何かに感心したように篤は頷いていた
「あつしどこなの?あつし、、、」
赤い妖精もまた起きたみたいだ
しかし泣き出しそうな声だった
どうやら主がいなくなって不安になったらしい
「朝からうるさいなぁ」
「いいじゃんか、今までが静か過ぎたんだよ」
「なんかにぎやかになりそうだ」
篤のことを昔から見ている猫たちはすでに起きていた
「あつし、ここにいたの、心配したんだよ、ねぇ、あつし」
「あつし、おはよう」
「おはよう」
青い妖精は赤い妖精ほど主がいなかったことを気にかけていなかったみたいだ
挨拶を終えた二匹は共に肩に乗った
朝食も元気よく食べ終えた二匹はそわそわしていた
「あ、あつし、聞いて」
「、、、、話がある」
「なんだい?」
「うちらは妖精なんだ」
「、、、知ってるか?」
「うん、もちろんだよ」
「この世界は初めて来たんだ」
「、、、正確には時空」
「それでそれで?」
「この世界は24時間ごとに別れてるんだ」
「、、、1日につき一つの時空があってそれが回転寿司みたいに、、」
「回転寿司みたいに流れてるんだね」
「うちらは別の時空からやって来たんだ」
「、、、、、、ここより過去の時空から」
「うん、」
「あれ、あれれ?驚かないの?」
「、、、、そういえば、朝も驚いてなかった」
「あはは」
実は篤は未来の時空から来ていた
妖精についても聞いていて、妖精は主に仕えた最初の就寝時に契約を交わし、主と同じ言語をしゃべれるようになると言うことだけは知っていた
その事を話すと妖精たちは少しだけ驚いていた
「やっぱりあつしはこの時空の人じゃないんだね」
「、、、納得した」
(今篤たちがいる時空は基本時空である、基本時空とは他の時空の元となった時空のことでつまりオリジナルである
ちなみに、時空は一つ一つ異なる運命を巡り全く違うものになっている)
「あつしはどうやってここに来たの?」
「、、、、、、?」
「実は覚えていないんだ」
「え、時空ごとに違う自分がいるんだよ」
「、、、、、、その人に会えば」
「自分が消えるんだろ?知ってるよ」
篤この時空に来たのは6才の頃であった
しかしこの時空の篤はいないようだった
赤い妖精と青い妖精の名前募集したいと思います