45話
篤たちは帰ってきた。その事はまだ誰にも告げていない。それはただ伝え忘れていただけなのだが。
栄奈's view
ここが篤君の家あるね。あんまりものが無いあるね。家具や食器も最小限しかないる。
栄奈「こんなに広い家に一人で住んでたあるか?」
篤「そうだよ。」
簡単な返事だけある。疲れてるあるか?それとも?
カーナ「そんなことより、あの約束忘れてないよね?」
篤「うん、だから、、、今から準備をします。」
あ、二階に走っていったある。
栄奈「自分もついていっていいあるか?」
カーナ「いいんじゃないかな?遠藤君がどう答えるかは、わかんないけどね。」
もしかして、あんまり元気がなかったのはその事のせいあるか?
out of view
篤は服をもって降りてきた。そのまま足を止めずにお風呂へと入っていった。それにカーシュとマーブはついていった。
その光景を見ていてた栄奈とカーナはあることに気がついた。それは二人が長い間お風呂に入っていないと言うことだ。
カーナ「私たちって長い間お風呂入ってないわよね?」
栄奈「そうあるね。もしかして、今から入るあるか?」
カーナ「そうね、久しぶりに一緒にお風呂入る?」
栄奈「今すぐあるか?着替えはどうするあるか?」
カーナ「あ、ない、、、どうしよう、、、、」
二人が悩んでいる間に篤があがってきた。格好はとてもラフであったが。
カーナ「そんな格好で行くの?服持ってないの?もしかして、この前と同じ店にまた同じ格好で行くの?私は嫌よ、この前だってすごく嫌な目で見られてたんだから。どうしても遠藤君がその格好で以降というのなら止めないけど、一緒にはいないからね。、、、、と、ここまで言ってなんだけど、私たちもこの服しかないの、それにお風呂も入りたいし、、、、」
途中まで篤を貶すように畳み掛けていたが、自分達も服を持ってないことを言うときは、声にはあんまり張りが無かった。
篤「、、、えっ!?」
篤は上手く反応できなかった。それを見ていた栄奈はいたたまれなくなって二人の会話に割って入った。
栄奈「カーナは篤くんを攻める気はないあるよ。ただ、服を持ってないことを素直に言えないだけある。カーナは昔から自分の弱点を素直にいわないある。しかも相手に向ける好意が大きければ大きいほど素直出はなくなるある。」
カーナ「ちょ、ちょっとるーちゃん、、、何言うのよ。それじゃ私が遠藤君のことを好きだと言ってるみたいじゃない。」
栄奈はカーナについて説明をしたが、それにカーナは栄奈にだけにしか聞こえないほどの声でしか反論出来なかった。
篤「つまり、服を持ってないと言うことですか?」
栄奈「そうあるよ。カーナも反論するなら素直に言うあるよ。」
カーナ「だ、だってぇ、、、えっと、服、買ってくれる?」
篤「もともとそのつもりでしたから。」
カーナ「えっ!?そ、そうなの?、、ありがとう。」
少しだけ顔を赤くさせながらカーナは言った。カーシュとマーブはそれを聞きながら互いに体を拭きあっていた。それを見ていたシューは二匹に近づいていった。
シュー「あんまり拭けてないからこっちにいらっしゃい、私が拭いてあげるわよ。」
シューははたからみていると、お母さんかお姉さんに見えてしまうぐらい手慣れている感じに見えた。
シュー's view
私はあんまりあの話興味ないんだよね。それよりはこの子達よ。この子達はまだまだ子供なんだから大人が面倒をみてあげないとね。
カーシュ「く、くすぐったいよぉ、、、、」
シュー「我慢しなさい、すぐに終わりますから。」
うん、やっぱりこの子かわいいね。向こうもむすっとしててかわいいけど、私はこういう明るい方が好きだな。
シュー「さぁ、終わったよ。あなたもこっちにいらっしゃい、さ、早く。」
マーブ「、、、じ、じぶんでや」
シュー「いいから来なさい。」
早くしないと風邪引いちゃうよ。妖精が風邪引いたとか聞いたこと無いんだけどね。けど反抗期かな?かわいいな。あ、やって来た。最初から素直にこっちに来ればいいのに。
この気配は、、、、
シュー《ホイミーいるんでしょ、出てきなさいよ。》
ホイミー《まだ、姿は見せられない。だってカーナが私について話してないもの。》
シュー《じゃぁ、仕方ないわね。けど、いつかは姿を現しなさいよ。》
ホイミー《いつかね。》
もう、あの子はいつも姿を見せてくれないんだから。
マーブ「、、、どうしたの?なん」
シュー「どうもしないわよ。はい、終わったよ。」
また、触れ合えるかしら?次は機会を伺って、あの子達と話をしたいな。
そろそろ話は終わったかしら?
out of view
結局、今日は時間的に遅くなってしまったので普段着と下着などを買い揃えるためだけに出掛けることにした。
「ねぇ、妖精が増えてない?」
「増えてるよ、二匹。」
「え、二匹?あともう一匹はどこ?」
「見てなかったの?カーナのポケットの中、もぞもぞ動いてるでしょ?」
「あ、そこ!」
シャム「そろそろ戻ってもいい?」
ボス「あぁ、まだいたのか?」
シャム「ひどいよ。」
そうは言いながらもシャムは落ち込んでなく、むしろ元気に篤達の所へと戻っていこうと、駆け出した。
ゴン!
シャム「い、痛い、、、」
ニャーニャー
カーナ「何か外で鳴いてない?」
栄奈「猫あるか?」
カーナ「なら、いつも通りだね。」
カーナと栄奈は、気にしてないかのように元の話に戻った。それを見たシャムはさっきぶつかった大窓を引っ掻き出した。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
篤「あ、シャム、こっちにおいで?」
そう言いながら窓を開けた篤は、シャムを抱えあげた。そして足を濡らしたタオルで拭いてあげた。その後シャムをおろした篤は、出掛けるために靴を履こうと玄関に移動した。しかし、シャムが移動の邪魔をしてきたため、抱えあげると、そのまま篤に抱きついた。
カーシュ「あつし、シャムもいきたいらしいよ!」
マーブ「、、、あつし、この鞄はどう?」
マーブはシャムを連れていく前提で何処からかトートバッグを持ってきた。篤は少しだけため息をつきながら、バスタオルと共にシャムをトートバッグに入れた。
カーナ「連れていくの?」
篤「まぁ、仕方なくね、、、」
それを聞いたシャムは、少しだけ顔を動かして篤の顔を覗きこんだ。少しうるっとさせた目で覗きこんだ。
それを見た篤は、シャムの頭を撫でてやり、バッグを抱えて靴を履いた。
そしてみんなで家を出て行った。
こう細かく書いてると後々大変になりそう。