時の扉 幹部
金剛光彦「あれはどうだった?」
九条隆弥「成功だったんじゃないか。」
シン『そうだね、あれは確実にカギだね。』
水野馨「あと、もうひとつ。あそこの前後一つづつの時空がメモリー化したわよ。」
シン『あはは、思ったより酷かったんだね。』
そこは真っ暗な会議室だった。そこにいたのは三人。それぞれが時の扉の幹部である。そしてただ一人電話で会議に出席しているものがいた。
この場は改変が起こったことについての報告会みたいなものであり、情報をまとめるためのものである。
隆弥「俺は俺のカバードを吸収しにいくから、少しここを空けるぜ。」
馨「あんまりやり過ぎるなよ。」
シン『じゃぁ、俺はもう少しここで遊んでくよ。』
光彦「あぁ、けどまだ惑星ごと消したりするなよ。」
シン『わかってるって。』
そう言うとシンは電話を切った。その場にいた人たちも消えていった。次もよろしくという言葉だけを残して。
基準時空
篤たちは服を買うために、服屋に来ていた。ファストファッションというジャンルのお店に。
カーナ「こ、これが1990円!?」
栄奈「へぇ、これは3990円あるか、安いあるね。」
そう言う会話が永遠のように繰り返されていた。
篤は、自分の服は買わずに荷物持ちをしていた。しかし、篤には限界がやってきた。なぜなら、女性二人がタンスいっぱいになるぐらいまで服を買っていたからである。
篤「これは買いすぎだよ、、、」
カーナ「少しやり過ぎたわね。」
栄奈「今日は少し疲れたある。」
篤たちは、今日明日使うであろう服しか持って帰らなかった。持てないというのもあるが、お店側がこんなに買ってくれたのだから、少しぐらいはお礼をというわけで、郵送してくれるらしいのだ。しかも、輸送料はお店持ちで。
カーナ「そう言えば、これから遠藤君はどうするの?」
篤「次の月曜から学校に行くつもりですけど?」
カーナ「そうじゃなくて、リーナスとか遠藤君のオリジナル探しとかだよ。」
篤「それはゆっくりやっていこうと思ってますよ。」
栄奈「じゃあ、一時リーナスでの生活はおあづけあるね。あれはあれで楽しかったある、けど、ゆっくりするのもいいあるね。」
そんな話をしているといつの間にか家にたどり着いていた。家に帰るとすぐに料理するのではなく、デリバリーを頼んだ。
いつもならお金がもったいないと思い、料理を作る篤にしては珍しく、手を抜いて、かつ、お金で夕食を用意したのだ。
篤が注文をしている間に二人は、服についているタグを切り、二人でお風呂に入った。
どうでもいいことだが、篤の家の風呂場は広い。浴槽自体は普通だが、それ以外が広い。ただ、シャワーはひとつしかない、その為なのか、無駄に広いと言うほどは広くはない。
カーナ「やっぱ、ここのお風呂は広いわね。」
栄奈「そうあるね、二人で入っても余裕ある。」
カーナ「そう言えば、るーちゃんは何で遠藤君の所に所属しようと思ったの?」
栄奈「言わなかったあるか?自分はカーナと一緒にいたいから所属したあるよ。それ以下にあるとすれば、guiltyという組織が所属するには面倒なことが多すぎることあるね。」
カーナ「ってことは、るーちゃんは私が近くにいればよかったのね。もし私がこの団体をやめてどこかに行けばついてくるの?」
栄奈「そうある、ついていくあるよ。どんなところでもあるよ。」
そう話し合いながら二人は、互いに背中を流していた。
カーナ「それにしも、こんなのは久しぶりだね。いつ以来だっけ?」
栄奈「たぶん中学以来あるよ。それ以来は互いになんとなく、一緒にお風呂に入るのを避けてたある。」
カーナ「そうだったね、また一緒に入ろうね。」
栄奈「そうあるね、また入るある。」
そう言いながら二人は、上がってきた。体を拭き買ってきたばかりの服を着た。それはTシャツに綿のズボンだった。
二人がキッチンにやってきたときに、ちょうど呼び鈴がなった。
篤は、玄関に行き注文したものを取りに行った。
お金を払い受け取ったものをキッチンに運んだ。
カーナ「今日はピザなんだね。」
篤「材料がなくてね。これからは作るようにするから。」
そう言うと、ピザの入っている箱を開けてみんなで食べ出した。篤は、元々デリバリーなどを頼んだことはなくハズレのないようにとMサイズを二枚だけ頼んでいた。
ちなみにカーナがこの家に来てから一度も買い物に出ていなかったために、冷蔵庫の中は空っぽだった。残っていても異臭を放っているようなものだけだった。
そのまま片付けをして部屋割りに入った。元々一人しかいなかったため布団などは一式しか揃ってないが、今は幸い暖かいためあまり布団をかけなくても大丈夫な季節だ。
カーナ「というわけで、私はるーちゃんと遠藤君のベッドで寝ていいのね。」
篤「はい。僕はソファーで寝ますから。」
カーシュ「うちらもあつしと寝てもいい?」
マーブ「、、、一緒に寝たい。」
篤「あぁ、いいよ。それとシューだっけ?今日はこの子達のためにありがとね。」
シュー「気にしないで?私がやりたくてやったことですので。」
篤「そっかぁ。」
そう言うと、篤は自分の部屋の扉を閉めリビングにあるソファーでねた。
そのあと篤の部屋でシューに質問の嵐が襲いかかったのは仕方のないことだった。
次の日
篤の朝は早かった。
近所で開かれている市場に食材を求めて出掛けた。市場といっても、昼間に開かれているような生易しいものではなく、市場として機能し始めてすぐに売り切れてしまうようなところだった。もちろんそうなるのは、売りに出されているものが新鮮でスーパーで買うよりも断然と安いからだ。しかしそこは魚市場なので、もちろん魚しか売っていない。
そこに朝御飯の調達ために朝、日が昇る前に起きてすでに家を出たのだ。篤の気配に気がついた妖精二匹やシャムもいつしょに家を出た。
市場についたときにはすでに市場は開かれようとしていて、狙ったものをとるために、みんなが屈伸やらをしながら走る準備をすでに終えていた。
シャム's view
ここすごく美味しそうな匂いが漂ってる。早くこの鞄から出たいけど、あー君には迷惑かけられないし。
あ、そうだ!
シャム《カーシュ?》
カーシュ《なに?》
シャム《僕も何かほしい。》
カーシュ《あつしに頼んでみる?》
シャム《そうしてくれる?》
カーシュ《わかった。》
思ったよりうまくいったなぁ。
どうやらあー君は元からそのつもりだったみたいだし、心配することなんてなかったんだね。
out of view
鯵の開きと、刺身用の鯵を手に入れた篤は家に帰ってきた。その時にはすでに八時を過ぎており、すぐに料理に取りかかった。機能の夜に準備していた炊飯器はすでに仕事を終えて、保温状態になっていた。
鯵三びきを焼き終え、ご飯も注ぎおえた篤は、インスタントの味噌汁を入れてすでに起きてきていた二人にふるまった。
ちなみに刺身の方は細かく刻んでお皿に分けてシャムに。
朝御飯を終えて、服を着替えた三人は出掛けることにした。それは布団などをかいそろえるためにだ。リーナスにはベッドはあったものの、布団がついていない、とかで、寝ようによ寝られない環境だったので買いにいくのだ。ついでにお皿とかも一式揃えるために近くにある家具の専門店にやって来た。
次回はあの人が登場しますよ!