シカマル's view
あいつが帰ってきて約一週間特に何もなく過ぎていったな。
あいつのグループには入ったが、特に活動をするわけでもない。が、監視っつうかなんつうかがあいつをつけているのが分かる。あからかに下手なやつもいるが。
しかし、あれはなんなんだ?不可解過ぎる。
あいつに幻術を掛けようとしても、攻撃使用としても、何らかの形で邪魔される。あるときは落とし(嵌まらないが)、あるときはバナナの皮(転けてたまるものか)、他にもまだまだたくさんある。上げるのもいやににるほど幼稚なものから、高等な罠まで。
だから、攻撃などをやめた。
これからは身辺調査だ。(決してストーキングじゃない。こう言っておかなければ、気が滅入る、、、)
しかし、上のやつらも面倒なことを俺に押し付けやがる。実力を含めた身辺調査などそこら辺の下忍にやらせておけ。相手は一般人なんだから。
out of view
篤のグループは今日も集まっていた。いつもメンバーがバラバラなのは、何か示し合わせているのかと疑ってしまうほどであった。
今日は篤がいなかった、と言うか篤は殆ど参加していない。その理由は誰も知らない。
そして、殆ど参加している人たちもいる。その内の一人が美坂御琴だ。彼女は初めからずっと参加している。只の一回も逃さずに。
御琴「またあんたたち?何が好きで毎回参加しているか知らないけど、リーダーに関するとこなら深入りしないようにね。」
そう言われたのは、新入り二人であった。
彼女達は中学生らしく遊び、そして、中学生らしい時間に家に帰ったらしい。
「ねぇ、最近、監視多くない?」
「そうだね。前よりも自由に振る舞えなくなった。」
「保健所?とか言う私達をとらえようとしている人たちもいるし。」
「それは、猫が増えないようにするためよ!」
「えっ!ってことは、、、、」
「想像しないそうが身のためよ?って、少し遅かったか。」
猫達はいつものように篤の周りにいた。
それがさも当然であるかのように。
「それにしても、あの子があの集まりに参加するなんて、珍しいこともあったもんだね。」
「いや、あれは、埋め合わせらしいよ。」
「埋め合わせ?」
「少し前の集まりを提案しておきながら参加できなかったんだって。」
「よく知ってるね。」
猫達は今日も篤を追っていた。
その猫の中に別行動をとるものたちがいた。正確にはそうではない。が、今はそうしておく。
その猫達はとある人物を追っていた。その人物がどのようなものか、また、どのような目的でここにいるか、そして、どのような能力を持っているかも。
「俺らはこんな危険な事してて他のやつらと手当てが一緒だなんてなぁ。」
「まぁ、そんなこと言うな。この町にいる限り危険はかわりないんだから。」
そう、今追っている人物は一人で核兵器に匹敵、それ以上の破壊をしてしまうほどの攻撃いや、破壊を行えてしまう、そう言う力を持っているのだ。
しかも、この世界の兵器はその人物には全く効かないというから、避けようとするのも当然である。
「しかし、この世に同じ人物が二人もいようとはな。」
そう呟いたのは無理もない。今追っているのは、命令を受けた組織に同じように所属している仲間と瓜二つ、いや、同一人物といっても過言ではなかった。
「さぁ、愚痴らずにいくよ。」
そう言って猫達は消えていった。