5月、それはゴールデンウィークと共にやって来る。
ゴールデンウィークはやっぱり旅行にいく人が多いだろう。家族と、友達と、はたまた一人で。
そんなゴールデンウィークは多くの人と過ごすのが最高に楽しいだろう。そして、みんなでレジャー施設に行くともっと楽しいだろう。
そんなことが会話に出てきていた、4月の下旬のとあるクラスでは、とある女子がしきっていた。
御琴「と、言うことでゴールデンウィークはどこかにみんなで行こうと思う。勿論、参加できる人はなるべく参加すること。明日までにどこにいきたいか、メールで連絡ね。」
それを聞いてシカマルは、めんどくせぇー、と呟いてポケットにてを突っ込んでどこかに行こうとする。
御琴「そこ!喧嘩売ってるの?」
御琴はシカマルを指差して怒鳴る。髪の毛が立っているのは怒っているせいだろう。
シカマル「おぉ、怖ぇー。ちゃんと送っとくから心配すんな。」
そういい放ち、一度も振り返らず、手を振りながら去っていった。
その後、すぐに御琴の携帯が鳴った。
シカマルから学校と一言書かれたメールが届いた。
御琴「あいつ!!」
その春寒、御琴の怒りを具現化したように周りの電気製品が一瞬だが使えなくなった。蛍光灯も数回ついたり消えたりを繰り返していた。
そして、放課後の校舎に放送が鳴り響く。
“美坂今すぐ職員室に来い!”
と。
御琴's view
ヤッバ!やってしまった。
あれだけ、能力を使うなって言われてたのに使ってしまった。
それより早くいかないと、、、はぁ、億劫。
綾「早くいかないとやばいよ。ここは、私がなんとかしとくから。」
な、なんとかって?!あなたに仕切れるの?
御琴「ありがと、ここは頼むわ!」
なんて言ったけど、大丈夫だろうか?
out of view
綾「じゃぁ、今日はこれで終わりね。解散。」
そう言った後、誰かが廊下でこけたらしい。
少し後、職員室では、数人の生徒と先生がひそひそ話をしていた。
千冬「ここに集まってもらったのは、君たちにやって貰いたいことがあるからだ。」
理由は定かではないが、一人胸を撫で下ろしている人物がいた。後に、後悔することなど知らずに。
千冬「いつ私が落ち着くようなことを言った、御坂?」
美琴「い、いえ言ってません!」
千冬「御坂、お前は後で私のとこに来い。では、本題に移る。」
美琴の顔が固まったのは言うまでもないだろう。美琴に憐みの目線が向いたことも。
千冬「最近、外からの転校生が多いのはしっているだろ?そのことについてなんだが、どうやら邪魔者がいるらしい。そいつの存在と目的を調べてろ。できるな?」
ゴン「任せといて!」
美琴「あんたここの生徒だったの!?」
千冬「なんだ知り合いか、じゃぁ自己紹介はいらないな。他の奴らも頼むぞ。御坂以外は解散していいぞ!」
探る相手のことについて何も言わないのは、ここにいるメンツがこういう仕事をよくしているからである。その中の一人、ゴン・フリークスはまだ11歳、つまり小5なのだが中学にいる。いや、中学校を訪問しているのだ。そして、ゴンはこのメンツでの仕事は初だった。だから自己紹介が必要だったのだ。
みんながさった後、美琴は千冬と話していた。
千冬「御坂、お前とは長い付き合いだ。だから、お前が何をしたのかも分かっているつもりだ。だが、譲歩してやらんこともない。ある条件を飲めばだが。」
美琴「条件って?」
首を傾げ美琴は尋ねる。
千冬「それは、奈良シカマルの戦闘力の調査だ。あいつだけは、何度も罠を抜けているからな。」
美琴「それって遠藤君を守るやつですよね⁈」
美琴が驚くのも仕方がない。落とし穴など初歩的なものを除けば、死んでいてもおかしくないものから一度捕まれば逃げ出せないものまであるのだから。
千冬「今のところ遠藤には危害は加わっていないが、そろそろ無視ができなくなってきている。もちろんやってくれるな。」
この時点で美琴には拒否権はなかった。仕方なく頷いて美琴は職員室から出て行った。