カーナ's view
えっ!
遠藤くんの反応が消えた、、、
どうしよう、、、
これじゃまた怒られちゃう、、、
けど、どうして消えたんだろう?
あそこから動かない約束してたのに。
たとえこの山のどこであっても探し出せる道具使ってるのに。
道具に何かあったのだろうか?
それより先に探しにいかなきゃ!!
out of view
カーナ「るーちゃん、遠藤くんの所に行こう!何かあったみたいだから。」
なるべく落ち着いてカーナは話をしようと努力していた。しかし、慌てているのは誰が見てもわかってしまうほど分かりやすかった。
栄奈「うん、行こうある。」
栄奈はカーナの話し方から、大変なことが起こっているのは理解した。そして、それが自分にとっても大変なことであることも。
二人は篤との待ち合わせ場所へと向かうことにした。その途中に何があったとしても止まらずに走り続けた。
その結果救えた命が2つあった。もちろんカーシュとマーブだ。
カーナ「ちょっと!大丈夫!?」
シュー「ちょっといい?」
そう言ってシューはカーナに退いてもらい二匹に寄っていった。そして、二匹を見るなりこう言い放った。
シュー「二人の力少しだけ使わせて貰うよ。けど、ここじゃ場所が悪いからテントまで戻ってもらっていい?」
二人は了承した。
カーナ「けど、遠藤くんはどうしよう?」
シュー「もうここにはいないよ、あの二匹がその証明だよ。」
栄奈「けど、どうしてそれがわかるあるか?」
シュー「この二匹は篤から離れないことを望んだ。それが契約の内容ならば心話の通じない所にいない限り、契約は破綻しない。しかし、この二匹は明らかに契約が破綻したときの症状を示している。ならばここにいないと考えるのが普通じゃないか?」
理屈は通っていると二人は納得した。しかし、なぜ他の妖精の契約のことを知っているのかには疑問を持った。が、聞かないことにした。妖精は妖精同士で仲良くなることがあるからだ。それは人間と同じように。
話が終わると二匹を抱えて再びテントに向けて走り出した。ここからテントまでは走ると10分程度の距離だ。だが、10分ではつかなかった。
迷ったのではなく、妨害にあったのだ。それも通常ではなり得ないような妨害に。
テントに向かう最短距離の道上に落とし穴があったのだ。規模は半径10m深さ20mだ。
もちろんそんな高さから落ちれば下手しなくても死んでしまうだろう。しかし、ここで機転を働かせたのはシューであった。と、いってもこんな規模の穴を一瞬で埋めるのは妖精であったも不可能だ。
そこでシューは柔らかい土をできるだけ多く落下点に出現させていった。あたかもクッションを出現させるかのような要領で。
カーナ「うわぁー!!」
やはり底につくまでは短いが、落ちている本人たちからしたらとても長く感じるだろう。人が死に直面すると時間は止まったように感じるのだ。
ボフン
そんな効果音が似合うような柔らかさだった。しかし、気づくのが遅かった。完全に衝撃は殺すことが出来なかった。だから、固い地面に体をぶつけてしまった。だが、打撲ぐらいで怪我はすんだ。軽くはないが、骨折したり、最悪の事態になるよりかはましであるだろう。
ドン!
その音と共に視界が無くなった。
カーナ「うわっ!」
栄奈「真っ暗になったある。」
シュー「どうするの?」
ホイミ's view
どうなってんのよ!!
せめて、カーナを治療してやりたいけど、この状況じゃ、私の存在がばれちゃうじゃない!
だけど、何だろう?この嫌な感じは?
カーナ「目も慣れてきたし移動しようか?」
栄奈「そうあるな。」
え、どうやって? ここはただの落とし穴じゃないの?
もしかして、横穴でもあるの?
ホイミ≪ここって横穴とかあるの?≫
シュー≪あるよ?もしかして嫌な感じでもするの?≫
ホイミ≪うん、、、≫
シュー≪あなたの嫌な感じは当たるから嫌なんだよ。≫
あったのか、横穴が、、、
これじゃ、敵の罠に一直線じゃないか。
無くても、外に出れるかわかんないんだよ。
はぁ、憂鬱だよ、、、
それにしても、あの二匹のことはいいのかな?
out of view
カーナ's view
なんか、ごそごそ動いてる、ホイミかな?
カーナ≪どうしたの?≫
ホイミ≪嫌な感じがする、多分この先なんかあるから気を付けて。≫
カーナ≪やっぱり、、、≫
こういうのってなんだか苦手なんだよね。暗いし、狭いし、、、
どうしよう?
引き返す?
駄目だ、戻っても何にも変わんないし。
out of view
シュー「あの、私が穴を掘って地上に出てはいけないのですか?」
カーナ「あ、そんなことできるの!?」
栄奈「忘れてたある。」
シュー「でわ、やりますね。」
そういって穴を掘り始めた。
やっぱり物語は一人称でかくべき?