栄奈は、光を抱えていた。
栄奈「この子たちは助かるあるか?」
シュー「わからない。けど、篤くんが能力を使わなければ長くもつはず。」
しかし、光は弱まるばかりだった。
栄奈「カーナ、この後どうするある?」
カーナ「あ、、、、うん、少し待ってて、、、」
カーナが栄奈のところにたどり着くまで本当に少ししか時間がたっていなかった。だから、カーナがとても傷ついていることを見落としてしまった。
栄奈「どうするある?」
カーナ「とりあえず、ここから出よう。」
栄奈「そうあるね。」
ホイミ〈とりあえず、回復させなさい!〉
カーナ〈、、、あなたの存在が、、、ばれても、、、、、、いいの、?〉
ホイミ〈あんたが死んだら意味ないじゃない!〉
カーナ〈そうね、、、〉
カーナ「るーちゃん、トイレ行ってくる。」
そう言って、一度栄奈から見えないところに向かった。暗くて見えなかったがカーナは既にフラフラであった。
少女は色のない世界で悠々と踊っていた。それは、誰に捧げるでもなく、ただ少女が楽しむためだけに踊っていた。
その世界に新たに数人が現れた。全身が真っ黒で影のような存在だ。
その影が現れた。瞬間篤は目を覚ました。
篤「、、、気持ち悪い。なんなんだ、、、」
少女「亡霊だよ。あなたが倒すべき敵だよ。」
篤「そうなんだ、、、」
篤は何も疑問を持つことなく、壊れた操り人形みたいに動き出した。右手には刀を持ち、左手にはピストルを持っている。そして目からはハイライトが消えている。
影が動き出すと共に篤は動き出した。
襲いかかる影と交差するとき、金属がぶつかる音が響いた。
少しの沈黙の後、一体の影が何かを吹き出しながら壊れていった。それが何であるかは分からなかったが、篤の元に集まり篤の中に吸収されていった。
また、他の影が動き出した。次はピストルを向けて、引き金を引いた。銃口からは白い光線のようなものが残りの影に向けて放たれた。
それによって全ての影は消えた。同時に何が同じように篤へと入っていった。
少女「ねぇ、あなたはこれからどうするの?今のまま周りに流されていくの?それとも、あなたが引っ張っていくの?」
篤は首を傾げる。少女は躍り続ける。
少女「これからあなたは、今のままの環境では生きていけない。それは今の影を倒して解ったと思うのだけど?」
少女は躍り続ける。
少女「それとも、あなたは、まだ理解していないつもりなの?まぁ、それでもいいわ。次の話をしましょう。」
少女は踊るのをやめて篤の前に座り篤を見上げる。
少女「あなたには行って欲しい所があるの。そこは過去ではあるけれど時空を越えることはない。そう、言うならば、完全なるタイムスリップだね。」
そこまで言うと、少女はまた、踊り始める。篤は、いまだに突っ立ったままどこも見ていない目で少女を見つめていた。
少女「あなたはまだ混乱しているの?それとも、現実逃避?まぁ、私には関係ないわ。ついてきてもらうわよ。」
少女は篤の手を掴みまた走り始めた。
速さは初めとは違い、全力疾走ではない。
しばらく走ると急に景色が変わった。
そこでは、大きな争いが起こっていた。それが何処の世界かは分からないが人と人が戦っていた。
しかし、片方は人であっても、もう片方は人と言っていいのだろうか、そう疑ってしまう外見であった。
攘夷戦争そう名付けられたこの戦いは戦力や技術力において圧倒的に負けていた。