美琴「まだ見つかんないの?」
そう言いながら美琴は走り続けた。
真梨子's view
探してる、探してる。
どれだけ探しても見つかんないのに。
それはそうと、御坂、あの子は厄介だ。勘も鋭いし、何よりあの能力は面倒だ。私の時空の技術力じゃ、あれは誤魔化せない。
だから、こうやって遠くから見ているのだ。
この距離でも、時々こちらを見ている。やはり気づかれたのだろうか?
しかしだ、あの子は早めに止めなければ私たちの目標が達成できない。
どうするか、私が直々に行くのはないから、あれに任せてみるか。
out of view
少女's view
あれだけ、親の事について叩き込んだのだ。壊れてもらわなければこちらが困ってしまう。
少女「そろそろだよ。ここでやらないと、あの人たちは救えないよ。」
あの人たちって、誰だっけ?
そう、今はカーナとかいってたっけ?その子の父親と母親だね。
どうするにしても、結果は変わらないのだけどね。
out of view
ここは危険な戦場だ。しかし、ここに不釣り合いなものが紛れ込んでいた。
「久しぶりの登場だね。」
「うん。」
「なんて、言ってる暇はないよ。」
「取り敢えず逃げないと。」
もふもふした何かがそこにはあった。
「久々の登場なのに扱いが酷いよ。」
「だね。」
その何かは動いていた。
「しかし、ここに来るまでに見たあれはなんだったの?」
「何のイメージだったの?」
「誰かが腕の中で殺されていくイメージ。」
「それだけじゃない、今までに起こった数々の事件。」
「今までにない事件まで。」
それは猫であった。
「けど、ほとんどがあー君関係だったよ、、、」
「何か嫌な予感がする。」
そう呟きながら、戦場から少しずつ離れていった。
篤は日本刀とピストルを持って走り出した。
その目は未だに虚ろだが、しっかりと走っていた。
「あー君は何考えてるの!?」
「どうしたんだろう。いつもならあんなことしないはずなのに。」
篤は日本刀を振りかぶり、何かに斬り掛かった。その動きはどう見ても素人のそれと変わらないものであった。しかし、ここは戦場だ。下手に振っていても当たることは当たるのだ。それがかすったり、刀の背であっても当たることは当たるのだ。
もちろん、そんな攻撃で倒せるわけはなく、むしろ気を引くだけである。
天人1「貴様、何のつもりだ!!」
そう言って敵の一人が斬りかかってきた。
篤はそれを防ごうと、刀を斜めに持ち相手の攻撃を受け止めた。俗に言う鍔迫り合いの体制だが明らかに篤の方が不利だった。
敵は得物を振り抜き、勢いそのままにもう一度斬り掛かった。
篤は勢いに負け、よろけてしまう。そこに二撃目が入る。
よろけたお陰で篤には大きなダメージはなかった。それでも、胸を斬りつけられ血は流れている。
天人1「さっさとくたばれ、このエセ侍!」
そう言うと、得物を振り上げまた斬りつけにいく。
それを篤はピストルを向け引き金を引くことで防いだ。しかし、篤は反動で吹き飛ばされた。
ピストルから放たれたのは弾丸ではなく、やはり何かの光線であった。
篤の立っていた所から戦場の端を越え近くにあった山にぶつかり止まった。
光線の近くでは大きな爆発や融解がおき、山にぶつかったときは山が大きく凹み、大量の粉塵を巻き起こすほどの爆発が起こった。
天人2「重粒子砲だと!?そんなものここにはないはずだ!!」
遠くにいた敵はこの異常な光景を唖然と見ていた。
白夜叉「ぼぉっとしてんじゃねぇ!」
そいつを銀髪の白い侍が切り落とした。
攘夷戦場、、、、もう予想はついてるかな?
それにあの方も出てきましたし。