白夜叉「しっかし、スゲーなあれ。」
先ほど、2発目の光線が放たれたのだ。それは始点は同じだが、方向が違った。はからずも二本の道ができてしまった。不気味なその充ちに近づく者は居なかった。それも道ができた理由だろう。
銀髪の鬼白夜叉は自分の周りに意識を戻した。
天人3「やりあがったな!?かかれぇー!!」
篤の周りを敵が囲んでいた。それらは同時に篤に斬り掛かった。
篤「No.3熱戦。」
そう低く濁った声で言いながら篤はリボルバーを回し、また引き金を引いた。今度は前回までの光線とは違いカーシュが放つのと同じ熱戦であった。その上、反動はなく普通に立っていた。それだけでは終わらず、篤は熱戦を放ちながら周りを一周見渡した。ピストルも同じように一回転させた。
熱戦は先程の光線とは違い、出鱈目な威力はなかった。が、高温の光線は周りの敵を殺すには十分だった。
血飛沫が舞い散り、武器や鎧は溶けて変形し無惨に転がる。それ以上に多くの肉片が無惨に転がっている。
篤の周りには何もいなくなった。しかし、篤は攻撃をやめなかった。
篤「ここで、ここでやめたら、カーナさんが、、、」
目は虚ろだが、意識ははっきりしているようだ。
少女「さぁ、舞い踊りなさい。壊れた少年よ。」
篤は刀を振るう。どんなにそれが下手であろうと、構わずに振った。
切り落とした数はもう数えていられないぐらいにはなっていた。
?「さぁ、始めてもらおうか、終焉へと向かうワルツを。」
少女「なぜあなた様がここに!?」
?「親ともいえる人物を探すのに、理由なんかいるのかな?」
少女「いえ、そんなことはございません。」
突然、少女へと話しかけた存在がいた。それがどんな存在かは分からないが、どうやら少女の上司ではあるらしい。その証拠に、少女の態度や口調が変わった。
?「いやしかし、もうじき日が暮れてしまう。そうなると互いに戦いをやめてしまう。これはどうしたものか。」
少女「、、、」
?「なにか答えたらどうかね?昼に変えてしまうのはどうだろうか?」
少女「それは、いけないことだと思います。そうなればこの戦争の勝者は変わってしまうかもしれません。」
?「そしたしたら、僕らも消えてしまうと?」
少女「はい。」
?「そっけないなぁ。まぁ、いいのが。そんなことより、ここは勝てるのか?」
少女「きっと、本来と同じように終わるでしょう。」
?「そっかぁ。じゃあね。」
突然現れた者は突然消えていった。
その事に安心したのか少女は吐息を漏らした。
次回は発の試み?