「過去の話をしよう。」
美琴「突然誰なの!?」
「それは、世界が今のように無限に別れる前のこと。世界は平和ではなかった。いつもいつも戦争ばかりであった。戦っては傷付き、傷付いては戦って、終わりは見えなかった。」
「しかし、突然戦いはおわった。そう、突然にだ。どこからか現れたら小さな生き物が摩訶不思議な力を使って、暴力を暴力で治めたのだ。しかし、そんなことをしてはまた争いが始まってしまう。それは世の常であった。そうならないよう、小さな生き物はこの世界を細かく分けていったのだ。」
「しかし、どこかで不具合が生じた。それこそ、カバードとオリジナルのような違いが生まれたのだ。どこで生まれたのかはわからないが、劣化コピーがオリジナルに勝てないようにカバードはオリジナルに勝てなかった。寧ろ、一方的であった。」
「、、、なんだっけ?、、、」
「契約の話でしょ!」
「あ、そうだった。しかし、打開策として小さな生き物がカバードに力を貸した。自らの力を。当然オリジナルに勝つことは出来たが、この事を良くは思っていない者が現れた。負けた方のオリジナルたちである。そうとは知らずにカバードたちはオリジナルを支配し始める。そこで力を示すためにカバードたちは小さな生き物との契約を見せつけ始めたのだ。」
「オリジナルたちは抵抗するために策を練った。それこそが、吸収。吸収すると吸収されたカバードから能力を吸収できる。たとえどんな能力であっても。ここで疑問に思うだろう。取捨選択は出来るのかと。答えは出来ない。」
「訳のわからない語りはここまで。ここからが本題。と、いきたいけど先にこれを考えなくてはいけない。契約とは何か。」
「小さな生き物の力を共有するというか借りる方が近いだろう。認識としては、力を使用するとき小さな生き物から力が人へと移っていると考えていいだろう。つまり、小さな生き物と契約しているカバードを吸収すれば力を得ることができるかもしれないということ。」
「そこで生まれたのは、力を持たない、強者、小さな生き物だ。力を奪われ、使えなくなった小さな生き物。それを憐れに思ったのも小さな生き物。これによって世界は今のように無限にわかれた。」
「今のように無限に分けたのは理由があった。二つあった。一つ目は力の奪われた小さな生き物を守るため。もう一つはこれ以上力を奪われないため。」
「しかし、力は未だに奪われ続けている。昔よりも早いペースで。力を持つものはこれについてどう思うだろうか?」
「力を持つ者、つまりレールガン君のことだ。君はどう思うかね?君は力を奪われることをどう思うかね?」
美琴's view
突然、頭に鳴り響き出したこの声はなんなのだろうか。
力を奪われる?
そんなの答えは決まってるじゃない!
out of view
うん、謎でしたね、、、