カーナは岩の裏まで来るともう動けなくなっていた。
ホイミ「だから言ったじゃない、もう無理しないで!」
カーナ「お願いね、、、、」
そう言うとカーナは倒れた。
それを見てホイミは能力を発動した。優しい光でカーナを包んだ。その瞬間カーナは宙に浮き上がり、傷の修復が始まった。
栄奈「あれは、、、、?」
シュー「カーナとホイミね。」
栄奈「え、ホイミってなんあるか?」
栄奈は暗い洞窟のなかに灯った優しい光を見のがさなかった。それの正体を知っているシューがその事について説明をし終えた頃、栄奈は驚いたような 顔をした。それはホイミのことではなく、カーナのことで。
カーナは怪我をしている。それはホイミの魔法がカーナに対して発動していることから理解できる。シューはホイミの魔法の量から考えてカーナが大きな怪我をしていると予想できた。しかし、その事を伝えはしなかった。
シュー「カーナの契約した妖精だよ。たぶん。」
栄奈「えっ、?」
話をしながら二人は光のもとへと歩いていった。
ホイミ's view
初めてだったけどうまくいったかな。それにしても結構時間たっちゃった。それだけ大きな怪我だったんだ。
こんなに長く離れてたら心配されないかな、、、
えっ、、、、
ホイミ〈何でここにいるのよ!〉
シュー〈あれだけ光が漏れてれば、嫌でもわかるわよ!〉
ホイミ〈、、、えっ、光が漏れてたの?〉
シュー〈自覚なかったの?〉
ホイミ〈うん、いくら暗くても漏れるまではいかないと思ってたし〉
シュー〈じゃあ、そんなにひどい怪我だったの?〉
ホイミ〈うん、、、、たぶん〉
自分で治療したはずなのに怪我の具合とか分からなかった。
たぶんもう少しの間起きれないからもう少しここにいることになるのかな、、、
あの二匹は、私じゃぁどうにもならないし、早くしないとね、、、、
out of view
カーナが起きるまでホイミがカーナと契約するまでの流れを話していた。
その間少しずつカーシュとマーブが半透明になってきているのには気づかなかった。
少女「そろそろ起きなさい。もう十分でしょ。」
篤は倒れた後、何かに取り付かれたように起き上がり外に出ていった。
篤は刀を鞘から引き抜いた。その刀には赤と青の相反する二つの光によって包まれていた。
それから一番近くにいた人を切り落とした。その後も止まらずに次々と切っていく。
近くにいたり、目に入ったものはどんな人でも切っていった。
夕暮れ時に人が誰もいなくなった頃に、少女は話しかけた。もう十分だと。
そう言われ、篤は意識を取り戻す。
そして周りを見て呟く、あれは夢じゃなかったのかと。
少女「呟いても変わんないよ。この状況はあなたが作り出した。そして、あなたは認めなくてはいけない、どんな気持ちだったかを。」
篤「気持ちって、、、そんなこと言ったって、、、こんなの嘘だよ!」
少女「認めなさい、人を切ることが楽しかったと!」
篤「そんなことない!そんなことないはずだ!!」
少女「じゃあ、あなたはなぜ、危害を加えなくていい人達を次々と切っていったの?」
篤「そ、それは、、、」
少女「認めなさい、楽しかったと!そうすれば楽になるから、これからが楽しくなるから!」
篤「認めない、、、、認めたくない、、、」
少女「それなら、これからは苦悩しなさい。」
少女はそこまで言うとパチンと指を鳴らし目の前に扉を出現させた。
少女は何も言わず篤の手を掴み扉の中へ入っていった。