少し時が経ち、昼時……
女性陣は崖を登っていた
ヨーコ「な・ん・で!あたしらが昼飯を調達しなきゃならないのよぉ……」
キヨウ「腹を減らした男ほど、なんの役に立たないものはないわよ。」
崖の上に水場があるため、現在体力がない男性陣は来れないのだ
登っている時、キヤルがおもむろに口を開いた
キヤル「いいよなぁヨーコ達は、あんないい男と旅できてさぁ。」
一瞬、ヨーコはまんざらでもなさそうな顔をしたがすぐに元にもどす
ヨーコ「あんな男のどこがいいの?ねえ、ナナメ。」
ナナメ「‥‥‥‥‥‥」
ヨーコが呼びかけても、ナナメは下を向いたまま反応しなかった
ヨーコ「……ナナメ?」
ナナメ「……うぅ……」
他四人「「「「う?」」」」
その問いかけの直後、ナナメは上を向き…
ナナメ「うがあああああああああああああああああああ!!!!」
他四人「「「「ひい!?」」」」
どこぞの初号機もビックリな咆哮をあげ、崖をすごい速さでよじ登っていった
さながら、飢えた蜘蛛のようだった
危うく崖から落ちそうになりながらも四人は平常心を取り戻した
キノン「…ど、どうしたんですか?ナナメさん…急に怖くなって……」
キヨウ「さっき兄ちゃんと話してた時とは、かなり違うんだけど…?」
ヨーコ「さ、さあ?あたしもそこまで長い付き合い、て訳じゃないから…」
キヤル「なんか、目が赤くなってたような?」
四人が理由を考えていると、上からナナメの叫び声が聞こえてきた
ナナメ「飯だあああああああああああああああああっ!!!!」
四人「「「「……あ~、なるほど。」」」」
単純に、腹が減ってただけのようだ
・・・・・・・・・・・・少女狩猟中・・・・・・・・・・・・
ナナメ「ヒャッハーーーー!新鮮な肉だー!」
ヨーコ「ちょっとナナメ!?全部捕らないでよ!?」
キヨウ「これだけはキープしておきましょう。」
キヤル「ピンクでふわふわだなぁ。」
キノン「美味しそう……」
カミナ「…で、ナナメはその場で貪り食って来たと?」
ナナメ「………つい。」
五人が持ち帰って来たのは、キープされていたピンク玉しか残っていなかった
カミナとシモンは、またか……という様子で見ていた
シモン「ま、まあ村に居た頃もブタモグラを丸々一匹食べてたし……」
それを聞き、呆れた様子で周りはナナメを見ていた
…いや、一部羨望が混じっていた
キヨウ・キノン(あんなに食べて、あのプロポーション……羨まし過ぎる…)
キタン「食えればなんでもいいぜ!さっさと食おうぜ?」
ここでキタンの発言で昼食の方向に話を進める
シモン「う、うん!そうだね。じゃあいただきまーす!」
シモンがピンク玉に齧り付くと…
???「ぎゃあああああ!!!!」
なんと、そのピンク玉が飛び上がったのだった……
ひのき「それじゃあゲストです!」
黒の兄弟の末妹!パワーあふれる元気な少女!キヤル!
キヤル「おーっす!キヤルだぜ!」
ひのき「じゃあ二人共、後は任せた!」
キヤル「え?あ、おい!……行っちまった」
ナナメ「ああ、今はほっといてやんな」
キヤル「なんかあったのか?」
ナナメ「テストが近いんだと、だから次も遅れる。本当すみません、だって」
キヤル「勉強やだなぁ、めんどくさいぜ…」
ナナメ「まあまあ、それより質問があるよ」
キヤル「お!初めての質問だな!内容は?」
ナナメ「『オリジナルガンメンは他にいますか?』だって。これは伝言を預かってるよ。『一応考えてはいます。ただ数は少ないし、下手したらお蔵入り』だそうだよ」
キヤル「はっきりしてないなぁ……まあ今後次第か」
ナナメ「そういうこと。じゃあ今回はここまで、せーの…」
「「次回をお楽しみに!」」
<ギャアアアアアア!
ナナメ「あ、頭パンクしたなあれ」
キヤル「作者…無茶しやがって……!」