剛腕突破 ナナメ【打ち切り】   作:ひのきのぼう

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とりあえずアニメ第一話を終わらせます。


第二話「それがコイツだよ?」

 

「…顔だ。」

 

「デカい顔じゃ。」

 

「歯が、デカい…。」

 

なんなんだい?この馬鹿デカい顔は…

 

カミナ「おいおいおいおいおいおい!上だ!地上だよ、これは地上から落ちてきた!そうだろ村長!」

 

カミナは笑顔を浮かべて、サングラスを着け直す。

 

カミナの奴、地上があるってわかってご機嫌だねぇ…。(村長は足元に落ちています。)

 

私も行くか。

 

シモン「カミナ、ナナメ!こっち…ちょっ!二人共!?」

 

カミナは村長の太刀を拾い、私は拳の関節を鳴らし前に出る。

 

カミナ「おうおうおうおうおう!いきなり人の村に乗り込んできて、そんなデカい面するとはいい度胸じゃねか。」

 

ナナメ「天井壊して瓦礫をこんなに出すなんて…怪我人が出たらどうするんだい?」

 

デカい顔「ああ?なんだ貴様ら?」

 

シモン「し、喋った!?」

 

おや?息をしてないね?この顔。

 

カミナ「おいナナメ…アレやるぞ。」

 

お、久しぶりにやるのかい?

 

私の返答が解っているのか、カミナは言い始めた。

 

カミナ「おうおう!教えてやるからそのデカい耳かっぽじって良く聞きやがれ!」

 

 

 

カミナ「ジーハ村に悪名轟くグレン団!男の魂背中に背負う、不撓不屈の鬼リーダー、カミナ!」

 

 

ナナメ「悪ガキどもを纏めて十余年!女の意地を心に刻む、ジーハ村の力自慢、ナナメ!」

 

 

カミナ&ナナメ「ジーハ村二大大将たぁ、俺(私)達の事だ!この村での無法は許さねえ!」

 

…ふっ、決まったね。

 

バンダナ「バカだ。」

 

デブ「おバカだ。」

 

ガリ「大バカだ。」

 

ナナメ「聞こえてんよ!あんたら!」

 

三人「ひっ!」

 

全く、せっかく決まったのに…

 

シモンみたいな純粋な気持ちを持っていてほしいねぇ。

 

デカい顔「ハッハッハ!ちっぽけな人間に何が出来る!」

 

ん?とりあえず足を潰して目を潰して…

 

私が戦法を考えていると、上から何かが連続でデカい顔に当たる。

 

上を見ると一人の女の子が落ちてきて、目の前に着地する。

 

女の子「あなた達!下がってなさい!」

 

カミナ「ヒュー♪また地上から。」

 

シモン「今度は女の人だ…。」

 

女の子が持っている何かから出た物がデカい顔に当たり、顔は倒れる。

 

なんなんだろうね?あれ。私が石投げた時位の速度でてるけど…。

 

女の子「尻餅ついてるだけ、すぐ起き上がるわ。」

 

カミナ「よー別嬪さん、手貸すぜ。」

 

女の子「はあ!?」

 

ナナメ「そいつは地上の武器かい?すごいねえ。」

 

女の子「ちょっと違うけど、そんな感じ。」

 

カミナ「すげえナイスバディだ、地上のおんn…」

 

ナナメ「こんな時にくどいてんじゃないよ。」

 

軽くでこピンをする。

 

バチンッ!という凄い音がカミナの額に響く。

 

カミナ「っ~~!!」

 

女の子「何度も言うけど、死にたくないなら逃げなさい!」

 

その時大きな影が私達に落ちた。

 

顔の棍棒だ。

 

ナナメ「っ!シモン、穴掘って!」

 

シモン「う、うん!」

 

シモンが高速で穴を掘り、私達は下に落ちて難を逃れる。

 

カミナ「サ、サンキューシモン、助かったぜ。」

 

シモン「早く、こっち。」

 

女の子「ここは?」

 

ナナメ「ジーハ村だよ。」

 

女の子「じゃあ隣穴の…」

 

カミナ「隣穴?」

 

女の子「私は隣穴のリットナー村から来たの。」

 

ナナメ「地上から来たんじゃなかったのかい?」

 

女の子「今来たのは地上からだけど、出身はリットナーよ。」

 

カミナ「なんだよ、穴倉女かよ…退けよこのでかっちり!」

 

女の子「その態度の違いは何!?」

 

ああ…カミナは地上に憧れてたからねぇ。

 

ちょっと残念がって拗ねてんだね。

 

シモン「こっちだよ。」

 

シモンは穴の中を進んでいく。

 

ナナメ「どこに向かってんだい?シモン。」

 

シモン「顔!でっかい顔!」

 

女の子「ガンメンの事?」

 

三人「ガンメン?」

 

女の子「あいつよ。」

 

女の子はあのデカ面を指さした。

 

女の子「ちょっと待って、ここからなら電送管を狙える、あれをやれば動きを止められる…頂き。」

 

カミナ「おい!このデカ面!」

 

ナナメ「もう少しでとっちめてやるから待ってな!」

 

顔は声に反応し、こちらを向く。

 

女の子「ああ!」

 

ナナメ「さあ、言いたい事言ったからずらかるよ~。」

 

窓から離れると同時に、そこの家は崩れる。

 

女の子「なんて事してくれんのあんた達!」

 

カミナ&ナナメ「喧嘩は正面からが基本だ(よ)。」

 

シモン「着いたよ。」

 

そこにあったのは、上のガンメンより小さい、人に似ているガンメンだった。

 

……ブゥン

 

ん?なんだい?今の感覚は…。

 

カミナ「おいナナメ!乗り込むぞ!」

 

ナナメ「あ、ああ…今行くよ。」

 

私達はガンメンに乗り込む、動かすのはシモンのようだ。

 

シモンのペットのブータがドリルのような物をシモンに渡し、シモンが差し込む。

 

その時、ガンメンが変形して地上まで飛んでいく。

 

女の子&シモン「ぎゃああああああああ!」

 

カミナ&ナナメ「いやっほおおおおおお!」

 

そして敵のガンメンの前まで出てきた。

 

カミナ「はーっはっは!ちったあ驚いたかガンメン野郎!貴様の横暴は天が許しても、このラガン様が許さねえ!」

 

女の子「ラガンって?」

 

カミナ「こいつの名前だ、今俺が決めた。」

 

ナナメ「来るよ!」

 

敵は目の前から棍棒を突き出してきた。

 

ラガンに当たり、シモン以外は…

 

女の子「あ、頭の上!?」

 

ガンメンの上に投げ出された。

 

敵は叩き潰そうと、手で叩いてくる。

 

ナナメ「させないよ!」

 

ガァン!

 

女の子「嘘お!」

 

素早く飛び上がり、拳で叩き落とす。

 

カミナ「流石の怪力だなあ、ナナメ!」

 

ナナメ「まあね、まだ来るよ!」

 

もう一回来たが、

 

シモン「おおおおおおお!アァニィキィイイイイイイイ!!」

 

シモンがラガンで弾き飛ばした。

 

全員で乗り込むと今度は棍棒で殴りかかってきた。

 

女の子「早く飛んで!早く早く!」

 

直前まで迫って来たが、ラガンから出たシャッターのようなもので棍棒を防ぎ、敵にダメージを与えた。

 

が、その勢いで回転してしまい、落ちて牙の部分に挟まれた。

 

ガンメン「はっはっは!このまま潰してやる!」

 

シモン「も、もっとパワーを…」

 

そう言い、シモンはドリルを捻った。

 

そうすると緑の光が溢れ出し、ラガンの額から大きなドリルが出てきた。

 

そのドリルでガンメンの牙を砕き、脱出した。

 

シモン「な、なんか出ちゃった…」

 

カミナ「ドリルか、お前にお似合いじゃないか。」

 

ナナメ「それじゃ、そのドリルで決めちゃいな!」

 

シモン「う、うん!」

 

ラガンはさらに光を出し、両手にもドリルを出す。

 

カミナ「行け、シモン!お前のドリルは、天を突き破るドリルだ!」

 

シモン「うおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ガンメンに突撃し、持ち上げていく。

 

女の子「す、すごい…」

 

ナナメ「人の予想を超えていく、それがコイツだよ?」

 

ガンメンの落ちてきた穴を抜け、空中で敵は爆発する。

 

そして四人が見たのは…沈んでいく赤い光と、昇ってくる青い光だった。

 

この光景は、四人の中に残った、思い出の一つとして。

 

カミナ「これが地上か…。」

 

ナナメ「村とは比べ物にならないくらい広いねえ。」

 

シモン「…綺麗だなぁ。」

 

女の子「ヨーコよ。私の名前、まだ言って無かったでしょう。」

 

カミナ「カミナと、シモンだ。」

 

ナナメ「私はナナメだよ。」

 

ここが、この少年達の始まりの場所だった…。




第二話終了です。

今回は3000近くになりましたが、切りのいい処で区切っているのでばらつきがあります。

こんな小説でよかったらまた次回も見てください。
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