オリジナル個性   作:雨の日

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個性:門

 USJ 敵連合襲撃

 俺らがスペースヒーロー13号の話を聞き終わった直後、前方に黒い霧のようなものが出現しその中から何かが出てきた。あれはなんだ? 疑問に思う俺らをしり目に先生は突っこんで行っちまったし。

 

「どうするか」

 

「話を聞いてなかったのかよ!? にげんだよ!」

 

「転移の個性持ちからか? 現実的ではないな」

 

 まぁ俺ならどうにでもできるけど。下準備も完了してるしな。ん? 黒い霧を出している奴が消えたな。どうやらこちらに来ようとした見たいだがあまいな。もしかして俺の個性について知らなかったのか?

 

「あん? どこいった黒霧?」

 

「あいつらが馬鹿でよかった。こんな単純な策に引っかかるとはな」

 

「? どういういみだ?」

 

「俺の個性は覚えているか、緑谷」

 

「えっと確か・・・・・・」

 

「覚えてないんだな? もう一度説明すんぞ。俺の個性は門。指定した場所に門を開くものだ。そして今回使ったのは防衛門。四方に門を配置するものでその中にはどんな個性だろうと門からしか入れなくなる」

 

「それじゃあ・・・・・・」

 

「さっき設置し終わった。USJの入り口、13号先生の前の地点、あとは左右の適当な場所にな」

 

 ついでに正面の門は人間が入れるような大きさじゃねえ。こうしておけば俺らにあいつらが危害を加えることは不可能だ。

 

「俺を気絶させるか俺の設置した門をくぐらない限り敵は攻撃できねえ。今のうちに策の一つでも練ろ。戦闘面では俺は役立たずなんだよ」

 

 俺の促しもあり緑谷、八百万、轟を中心に作戦が練られていく。おーこの短時間でここまで考えられるか。俺には無理だな。

 

「門屋君! 門の配置は!?」

 

「さっき言わなかったか?」

 

「左右の門については訊いてないよ」

 

「左は・・・・・・あそこだな。右は・・・・・・そこだ」

 

 なるべく近くでクラスメイトを包むように配置したからな。すぐに見つけられたぜ。門の大きさは自由だから蟻くらいしか出入りできなさそうな大きさにしちまったんだよな。

 

「それなら・・・・・・」

 

 飯田がとりあえず先生たちを呼んでくるみてえだな。それまで耐えればいい? あいつらが何もしないのであれば楽勝だがそういう訳にはいかないんだろうな。

 

「場所をわざわざ言ってくれるとは・・・・・・なめられたものだな」

 

「なめる? んなことしてねえよ。俺の門は知られたって何の問題もない」

 

 リーダー格の手をいっぱいつけた奴が門に触れた。何も起こらねえな。いや、もしかしたら破壊する個性だったとかか? それなら無駄だなにせ・・・・・・

 

「その門は見えるように具現化されたホログラフィティのようなものだ。触っても壊れやしねえよ」

 

「ちっ!」

 

 あとは先生たちが来るのを待つだけだ。さっきの奴以外転移系の個性持ちはいないみたいだしこれで詰みだろうな。

 

「こんなところで終わるのか!? 俺は・・・・・・俺は・・・・・・!?」

 

「悪人がヒーローの前で好き勝手出来るとでも思っていたのか? 普通に捕まることがほとんどだろう。そのことをしっかりと認識していなかったみたいだな」

 

 まるで駄々をこねるこどもだな。自分たちの能力がきかないからって喚きたてる? はっ! そんな3流に俺が負けるかよ。

 

「脳無・・・・・・やれ!」

 

「個性が効かないから純粋な身体能力で壊そうってか? あめえよ。俺が何も対策していねえと思っていたのか?」

 

 つっこんできた脳がむきだしの大男の前に赤い鳥居を出現させる。止まることなく勢いよく鳥居をくぐった大男はどこかに消えたように姿を消した。

 

「なんだよそれ!?」

 

「これが俺が実技試験で合格した秘策だ」

 

「はっ?」

 

「鳥居の一方を門にしもう一方を空に設置することにより墜落死させる」

 

「えっえげつねえ!?」

 

「敵にかける慈悲などないしこれぐらいじゃ多分死なないだろ」

 

 ほら。上空でじたばたしながらも五体満足だ。多分打撲することはあっても骨折まではいかねえな。そして個性次第ではこの攻撃は無意味になるんだよな。

 

「それとあいつの個性『超再生』と『ショック吸収』だからな。落としてもほぼ無傷だろ」

 

「なっ何で知って!?」

 

「門で身体検査したりするのは当たり前だろ? 門をくぐった者の情報を俺はどんなことだろうと知れる」

 

 ただ、俺はあいつを倒す手段はない。他のクラスメイトは八百万が何かをつくっているのを待っているみてえだしとりあえず・・・・・・

 

「先生、戻ってきな。今の時点で1人でたたかうのは合理的じゃねえ」

 

「・・・・・・確かにな」

 

 先生の前に転移門をだし先生をこっちに転移させる。飯田の速度ならそろそろだろ。それにしても先生はすげえな。ほぼ無傷じゃねえか。

 

「1-A学級委員長、飯田天哉!! ただいま戻りました!!!」

 

 よし、これでなんとかなったか。いや、きても門が小さいから先生たちもでられないか。・・・・・・しかたない。

 

「門開放及び無間門形成設置」

 

 こうすれば門は消える。敵もこっちを攻撃できるようになるが問題ないだろ。これだけのプロヒーローがいるんだからな。ついでに黒霧ってやつには永遠の無の中をさまよってもらおう。あいつだけ対策が練られなかったみたいだからな。

 

「あとは任せた」




個性:門
タイプ:発動系?
指定した場所に門を設置する個性。門と言っても様々なものがあり大きさもさまざまである。

防衛門
四方に門を設置するもので門の中には門をくぐるか門屋を気絶させるしかない。他の方法で入ることは基本的にできない。

鳥居門
一方を入り口にしもう一方を出口にする門。出口の門をつくらないことによって入ったものを閉じ込めることができる。(この門を無間門という)

転移門
くぐった相手を指定した場所に転移させる門。一度使うと消滅する。防衛門の中に転移することも可能。

検査門
空港などにある検査門と同様のような門。くぐった相手の様々な情報を門屋に伝える。これを悪用すれば相手の弱みやスリーサイズなどを知れる。

個性門
触れている相手の個性を利用した門を作製する。(例:切島だとひたすら頑丈な門、麗日だと門の近くにいる人を無重力にするなど)
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