オリジナル個性   作:雨の日

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個性:七色の声

 とあるドーム

 そこにはたくさんの人がいた。同じような装飾品をつけて同じようなものを手に持っている。そう、そこはライブ会場。会場にいるのはステージにいる者のファンたちだ。

 

「皆さん! 忙しいなか来ていただいてありがとうございます! 私、セラフィ―は! 来ていただいた皆さんのために! 今日も全力で歌わせてもらいます!」

 

 ステージ上にいるのは綺麗な服を着た服に負けないくらい綺麗な女性だった。装飾品も彼女の魅力を引き立てるようにつけられていて初見なら女神か何かだと勘違いする人もいそうなほどだ。

 

 ただ1つだけ不思議なことがあった。それは声だ。途中途中で可愛らしい声や綺麗な声、透き通るような声や子供のような声など声の性質が変わっていったのだ。この変化はセラフィーの個性によるものなのだろう。ファンの人たちは特に気にしていないようだ。

 

 ファンの人たちからの歓声を受けながらセラフィーは歌を歌っていく。歌に合わせて声の性質を変え動きを変えたった1人のステージだというのに何人ものアイドルや歌手が出ている番組のようなステージをつくりだす。

 

 ファンもセラフィーの歌に合わせてサイリウムを振ったりオタ芸を披露したり黙って聞いたりと一曲ごとに曲に合わせた動きをしていた。最前列の人は何回もセラフィーのステージに足を運んでいるのであろう他のファンの人たちを動きで引っ張っていた。

 

「ありがとうございました! これにて今日のステージは終了です! 忘れ物がないように注意しながらおかえりください!」

 

 セラフィーの宣言によりステージは終了した。ファンの人たちも喧嘩せず出口付近の人から順番に会場を出ていく。そのファンの中にはファンを装っていた敵もいた。だがセラフィーの歌を聞いているうちに本物のファンになっていた。

 

 会場付近で待機していた敵もセラフィーのステージにいた仲間の敵の通信機から漏れてきた歌に魅了されファンになっていた。そして自分たちがどれだけ悪いことをしてきたかを後悔し警察に自首した。

 

 この現象はセラフィーがライブを行うたびに起きていたので警察も慣れたように対処していく。セラフィーの歌には敵を改心させる性質があるというのは一部の界隈では有名な話だった。

 

 改心させられなくても自分を標的にすることを阻止することができるそうでセラフィーがいる場所にヒーロー殺し、ステインがいたが路地裏などにいてもステインの襲撃をセラフィーは受けたことがなかった。

 

 ついでにオール・フォー・ワンにも気に入られているようで神野の悪夢の時に捕まった後最初に警察に要求したのがセラフィーの歌を聞くことだったし次に要求したのがセラフィーのグッズだったりした。

 

 警察はそういう敵も珍しくないので在庫があったため渡したが敵の中でもかなり極悪だと有名だったオール・フォー・ワンがこのような要求をしてきたことに内心驚愕していた。

 

 セラフィーはもちろんヒーローにも人気があった。セラフィーの歌の歌詞からヒーロー名をつけたなんて奴もいるくらいでヒーロー事務所にセラフィーのグッズを隠すことなく展示しているような奴もいる。

 

 意外にもエンデヴァーもセラフィーのファンであり焦凍に隠れてセラフィーのグッズを買いあさっていた。そのことを焦凍が知りセラフィーのことで意気投合したことによって長きにわたる親子喧嘩に終止符が打たれることになる。




個性:七色の声
タイプ:発動系
声を様々な性質にかえる個性(洗脳したりするようなことはできない)
使うと通常より体力を使う

ちなみに
彼女の個性に改心させたり洗脳するような力はほとんどない。彼女の努力によって培われたものである。
彼女の歌は基本彼女が作詞作曲している。
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