朝起きたらUA300越えててビックリしました!
お気に入り登録も12件あって嬉しいよりもビックリしている現状です!
まだプロローグだけなのに感謝感激です♪
ありがとうございます!
ー……ぅん…朝かー
カーテンの隙間から入り込む日差しが丁度顔に当たり、その眩しさで目を覚ます。体を起こそうとするが、そこで違和感に気付く。
ーん…?ー
体が何かに取りつかれてる感じがして、布団をめくってみる。そこには…
ー…また、かー
加古「Zzz」
加古が俺の体に抱きつきながら、気持ち良さそうに寝息をたてて眠っていた。
彼女は古鷹型重巡洋艦2番艦の加古。我が艦隊のエース艦の内の一人でもある。容姿は身体中に黒色の帯を巻き付け、その上から少し変わったセーラー服を着ている。ちなみに1番艦に姉の古鷹がいる。
加古「Zzz…ぅ~ん…」
ー加古、加古…?ー
俺は体を揺すって加古を起こそうとする。
加古「ん~…ていとく…?」
ー起きた?また勝手に入ってきて…ー
加古「………」
ーそろそろ起きてkー
加古「…」ギュッ
起きてくれ、と言おうとしたら加古が抱きしめる力を更に強めた。俺はそのまま加古の首元に顔を埋める形になる。
ー!…か、加古?ー
加古「ていとく…今何時?」
ーえ、まだ…5時になったばかりだけど…ー
加古「じゃ、まだ全然大丈夫じゃん…ホラ、まだ寝るよ…」ギュー
ーぉ、ぉぃ…ー
俺の言う事は気にせずそのままの体勢で二度寝し始める加古。俺はされるがままの状態で動けない。
加古「すぅ~…ん~…ていとく~」
ーぅう…また眠くなって…き…た…ー
そのまま加古に抱かれながら、俺は睡魔におそわれて二度寝をする事になった。
その後、勿論二度寝したせいで仕事が遅れたのは言うまでもない。
~寝坊してから数時間後~
ーはぁ~、今日はいつもより遅く終わりそうだなぁー
加古「あはは…ごめんごめん、その分今日はいつもより頑張るからさ…」
加古との二度寝のせいもあり、今日の仕事はいつもより遅れていた。ちなみに加古が一緒にいるのは今日の秘書艦でもあるからだ。
ーまぁ、そこまで気にしてはいないけどさ…けど、朝みたいに勝手に布団に潜り込んでくるのは、控えてくれないか?ー
加古「え~それ位いいじゃん、提督と寝るといつもより寝心地よくて夢見もいいんだからさ~」
お互いに手は動かしたままそんな会話をする。
加古「それに提督って体弱いんだから、急に何かあるかもしれないだろぉ?常に近くに誰かいないとさぁ~、だからあの添い寝は必要なことなんだよー」
ーどんな理由だよ、それ…ー
加古の理由によく分からないといった表情をする俺。そろそろ時間がいいので休憩をしようと仕事を中断し、椅子から立ち上がろうとする。
ー加古、そろそろ休憩し…よ………っとー
立ち上がりながら加古に休憩を催促しようとすると、急に立ち眩みがおそってきてふらつく。
ー(う、またかよ…)ー
視界がどんどん真っ暗に染まっていき、体もうまく動かせない。おまけに頭痛もし始める。このままだと倒れるのは確実だった。
加古「っ!提督!」バッ
ー…ぁ、悪い、また…ー
寸前で加古に支えてもらい、床との激突は免れる。
加古「ホラ、言わんこっちゃない…アタシの言ったとおりじゃん……大丈夫…?」
ー…なん…とか…ー
抱えられたまま心配される。俺はまだボーッとする意識の中そう返事をする。
加古「とりあえず一旦横になろ?」
俺は加古に抱えられそのまま近くのソファに寝かせられる。そして何故か加古が膝枕をしてくれた。
ー加古、普通に休憩してていいよ…寝てる分なら大丈夫だから…ー
加古「いいって、アタシがしたくてやってる事なんだから」ナデナデ
そのまま執務室が静寂に包まれる。加古は俺の頭をずっと撫で続けていた。何だかだんだん落ち着いてくる。撫で続けている間、俺はジッと加古の顔を見つめていた。
ー……………ー
その顔は普段だらけている時の顔と違って、とても慈愛に満ち溢れていた顔だった。目を細め、若干口元を緩めているその表情は、姉の古鷹を思わせるものがあって、少し見とれていた。
加古「♪~…ん、どしたの?」
ー……いや、何でもないよー
加古がこっちに気づくが、何でもないと返す。
加古「…提督は…さ、もっと自分の事大切にした方がいいと思うんだ…」
ーえ?ー
加古が急にそんな事を言い出す。それはさっきの表情と違って、暗く落ち込んでいるような感じだった。
加古「アタシがこんな事言うの、変かもしれないけど…提督ってちょっと頑張り過ぎてるところがあると思うんだ。それもアタシ達艦隊、皆の為ってのも分かってるけどさ…」
ー…加古ー
加古「前に提督が急に倒れた時があったでしょ?あの時はただの過労で寝れば大丈夫だったけどさ、その時の皆の慌てようっていったら凄かったんだよ?普段はしないような必死な顔して、泣きそうになる人もいてさ…」
ー………ー
加古「皆どうしたらいいかで大騒ぎでさ…まぁ、結果そこまで大したことじゃなかったけど…でも、あの時ほど焦った事はないよ?こんな風に言ってるアタシ自身も例外じゃないし」
ー………ー
加古「提督が寝てる間さ、実は全然眠れなかったんだあたし…おかしいでしょ?普段寝てばっかの奴がそんな時だけ眠れないなんて」
加古は頭を撫で続けながら、語ってくれる。
加古「でも、それだけ心配したんだよ…?アタシも…」スッ
ー…加古…ー
頭を撫でている手とは逆の手が、俺の頬に添えられる。
加古「だからさ、もっとアタシ達のことも頼ってほしいんだ。任務とか演習とかじゃなくて、もっと他のことを…」
ー………ー
加古「提督が皆を大切してるように、皆も提督のことを大切に思っているんだよ?こんな仕事なんかで体調崩して、前みたいな事になってほしくないからさ…」
ー…うんー
加古「アタシ達の提督は、他の提督じゃ替えが利かないんだからさ…お願いだから無理はしないで…」
正直俺は驚いていた。あの加古からこんな事を言われるなんて思ってもいなかったからだ。普段のイメージからは想像もできない事に俺は呆気にとられるだけだった。
だが、それだけ俺の事を思っていてくれた、という事実が嬉しかった。
ー(…もしかすると朝の添い寝も、あれは加古なりの気遣いだったのかもな)ー
加古「そろそろ大丈夫そう?」
ーうん、おかげで良くなったよー
頭と頬を撫でていた手を止めると、俺は上体を起こし顔を加古の方へ向けた。そして…
ーありがとうな…ー
と、はにかみながらお礼を言った。
加古「……ん」スッ
加古は少し顔を赤くしながら、俺を自分の体に寄せた。
加古「アタシもだよ…提督」ギュッ
そのまま俺を抱きしめてくれる。今日だけで何回抱かれただろうか?
加古「…やっぱり、提督の抱き心地は最高だなぁ♪…何か、また眠くなってき…た…」
ーお、おぃまだ仕事が…ー
加古「Zzz」
そのまま加古は夢の中へとダイブしてしまい、俺は朝と同じ現状に陥ってしまった。
ー(…まぁ、今日ぐらいは…サボってもいいか…な…)ー
そんな事を思い始めたら次第に俺も眠くなっていき、意識が薄れ始めてきた。
ーふあぁ…もう、寝る…ー
完全に眠り始めた俺と加古。お互いその表情はとても気持ち良さそうだった。
加古「Zzz…てぃ…と…く」
さっきまでの表情はどこへやら、加古はいつも通りの表情へ戻り眠っていた。
だが、その手はしっかりと俺を掴んでいた。
書いててヤンデレ要素がない事に気づきました…
タイトル詐欺と言われないように、これからどうにかしないといけませんね…。
次回も頑張ります!