ありふれた生成(機械)魔法士を   作:禍津伊邪那岐大神

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全体的に短い気がする・・・


第13話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハジメside

 

 

 

 

 

「ハジメの友達・・・?」

 

「あぁ」

 

 

 

 

 

再奥のガーディアンを倒す少し前、俺とユエは話しをしていた。ライキの話しだ、今でも奈落に落ちた自分を助けようとして躊躇なく奈落まで俺を追ってくる姿を鮮明に覚えていた。

 

 

 

だからこそ未だに生きているとは知らない友に少し引け目を感じていた、自分を助ける為だけに奈落に落ちたことに後悔は無いのか、自分を恨んでいないか、まだ友達でいてくれるか、などと頭の中を友に対する不安が駆け巡っていた。

 

 

 

 

 

「・・・多分、大丈夫」

 

「ユエ・・・?」

 

 

 

手を握ってくるユエの顔を見る、ユエが優しく語り掛けてくる。

 

 

 

 

「その人、多分ハジメの事凄く信頼してる・・・だから怒ったりしない・・・」

 

「あぁ・・・・そうだといいな」

 

 

ユエが優しく宥める。そうだ、どんな敵が立ちはだかろうともことごとくを粉砕して元の世界にユエと一緒に帰ってみせると誓った。助けようとしてくれたライキの為にも絶対に帰ってやる。

 

 

そう思っていた、だが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「ラ・・・・イ・・・キ・・・?」

 

「随分とカッコ良くなったじゃねぇか、ハジメ」

 

 

 

思いもよらない場所で再開した、ライキの顔は余り変わっておらず変わったといえば髪の毛が赤黒くなったぐらいである。

 

 

 

 

「あぁ・・・本当に変わっちま・・・・た・・・な・・・」

 

 

あ、やばいと思った瞬間には横に倒れていた。流石に体力が限界に近ずいていたようだ。あぁ・・・そうだ、取り敢えずライキに言いたいことがあったんだ。

 

 

 

 

「・・・・ライキ・・・・」

 

「・・・何だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんな・・・・ありがとう」

 

 

 

 

そう言ってハジメは意識を手放した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライキside

 

 

 

 

 

「・・・・・・・」

 

 

 

『ごめんな・・・・ありがとう』

 

 

 

 

あの後俺とユエと呼ばれる少女は気絶したハジメをヒュドラが居た更に最奥にあった誰かの知らない住居にてハジメを休ませていた。今は、ユエと呼ばれる少女が付きっきりで看病してるはずだ。その間に俺はこの異様な建物の探索をしていた。

 

 

 

 

『ごめんな・・・・ありがとう』

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

ハジメの気絶寸前の言葉が脳裏を掠める、それは此方のセリフでもあるというのに。

 

 

 

(そいつぁ俺が言いたいぜ・・・ハジメ)

 

 

脳内で呟く、実際ハジメという友達がいたからこそ俺は、俺という人格はここまで構成されたのだアイツには礼を尽くしても尽くしたりないくらいだ。

 

 

 

 

だって■■■■たあの日に助けてくれたのだから

 

 

探索もあらかた終わり(開かない部屋が大半だったが)ハジメの様子が気になりハジメとユエが居る部屋に戻る・・・・までは良かったのだが・・・・

 

 

 

 

「・・・・・なんてことしてやがる」(呆)

 

 

 

そこには生まれたままの姿のユエと、現状に戸惑いを隠せず赤面しているハジメが居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハジメside

 

 

 

 

 

 

 

 ハジメは、体全体が何か温かで柔らかな物に包まれているのを感じた。随分と懐かしい感触だ。これは、そうベッドの感触である。頭と背中を優しく受け止めるクッションと、体を包む羽毛の柔らかさを感じ、ハジメのまどろむ意識は混乱する。

 

 

 

 

 

(何だ? ここは迷宮のはずじゃ……何でベッドに……)

 

 

 

 

 

 

 まだ覚醒しきらない意識のまま手探りをしようとする。しかし、右手はその意思に反して動かない。というか、ベッドとは違う柔らかな感触に包まれて動かせないのだ。手の平も温かで柔らかな何かに挟まれているようだ。

 

 

 

 

 

(何だこれ?)

 

 

 

 

 

 ボーとしながら、ハジメは手をムニムニと動かす。手を挟み込んでいる弾力があるスベスベの何かはハジメの手の動きに合わせてぷにぷにとした感触を伝えてくる。何だかクセになりそうな感触につい夢中で触っていると……

 

 

 

 

 

「……ぁん……」

 

(!?)

 

 

 

 

 

 何やら艶かしい喘ぎ声が聞こえた。その瞬間、まどろんでいたハジメの意識は一気に覚醒する。

 

 

 

 

 慌てて体を起こすと、ハジメは自分が本当にベッドで寝ていることに気がついた。純白のシーツに豪奢な天蓋付きの高級感溢れるベッドである。場所は、吹き抜けのテラスのような場所で一段高い石畳の上にいるようだ。爽やかな風が天蓋とハジメの頬を撫でる。周りは太い柱と薄いカーテンに囲まれている。空間全体が久しく見なかった暖かな光で満たされている。

 

 

 

 

 さっきまで暗い迷宮の中でライキと会ってそれから・・・

 

 

 

 

 

(ライキ!?)

 

 

 

 

 再び再会した友に会おうと思い・・・その考えは隣から聞こえた艶かしい声に中断された。

 

 

 

「……んぁ……ハジメ……ぁう……」

 

「!?」

 

 

 

 ハジメは慌ててシーツを捲ると隣には一糸纏わなくユエがハジメの右手に抱きつきながら眠っていた。そして、今更ながらに気がつくがハジメ自身も素っ裸だった。

 

 

 

「なるほど……これが朝チュンってやつか……ってそうじゃない!」

 

 

 

 混乱して思わず阿呆な事をいい自分でツッコミを入れるハジメ。若干、虚しくなりながらユエを起こす。

 

 

 

「ユエ、起きてくれ。ユエ」

 

「んぅ~……」

 

 

 

 声をかけるが愚図るようにイヤイヤをしながら丸くなるユエ。ついでにハジメの右手はユエの太ももに挟まれており、丸くなったことで危険な場所に接近しつつある。

 

 

 

「ぐっ……まさか本当にあの世……天国なのか?」

 

 

 

 

 更に阿呆な事を言いながら、ハジメは何とか右手を抜こうと動かすが、その度に……

 

 

 

「……んぅ~……んっ……」

 

 

 

と実に艶かしく喘ぐユエ。

 

 

 

「ぐぅ、落ち着け俺。いくら年上といえど、見た目はちみっこ。動揺するなどありえない!俺は断じてロリコンではない!」

 

 

 

 ハジメは、表情に変態紳士か否かの瀬戸際だと戦慄の表情を浮かべながら自分に言い聞かせる。右手を引き抜くことは諦めて、ハジメは何とか呼び掛けで起こそうと声をかけるが一向に起きる気配はなかった。

 

 

 

カチャ

 

 

 

不意に扉が開く、敵か!と思ったらそこに居るのは呆れて苦笑いを零しているライキだった

 

 

 

 

「・・・・なんてことしてやがる」(呆)

 

 

 

 

そのあと幾ら起こそうとしても起きないユエを纏雷を使って強制的に目を覚まさせるハジメであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次からは遅くなりそうです(´;ω;`)
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