モンスターストライク Champion's Tower   作:amber world

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こんにちは、まずは、投稿が前回から空いたお詫びを。
ココ最近いろいろと何かと忙しく、全然書ける余裕が無かったんです。大変、待っていた方々には申し訳ないです。
一応簡単に構想はあったのでそれに合わせて書くだけだと思いきや、アレを足してこれを足して……更に、エヴァパイロットにどうやって、モンスターと組み合わせるかで悩んだり……そんな感じで大分長くなってしまいました。恐らく、投稿している話の中では今回が長いと思います。(今後によっては更に長くなりそうな気がしますが。)
この次の話は現時点(2017年12月投稿時)では、来年の春までしばらく忙しいので、投稿はない可能性が高いです。
さて、前書きはこのくらいにして、そろそろ皆様も、飽きた頃でしょうし、これだけ言わせてください。多分今後の投稿の度に言いますが、それは許してください。

本作品は、作者自身の文章力が高くないので、誤字脱字、意味不明な言い回しなどがあります。発見次第修正はかけるように試みますが、多分されないとお思いください。それでも良い方は、本編をどうぞ!


第?層 決戦太陽神使徒

「何が起こっている?」

 

「そんなの知ってるわけないだろ!」

 

陽介と翔太が言い合っている間も地面は上昇を続ける。やがて、地面の揺れは収まり、落ち着きを取り戻す。煙が立ち込めていたのも収まり、互いの位置を確認し、それぞれに無事か確かめあっている。目の前には、使徒の残骸が……ない。何処にある?そう思い、陽介は辺りを見回す。

 

「あれは……何?」

 

澪が言うと、全員は澪の向いていた方向を見る。それは俺が下しか見ていなかったのに対し、澪達は陽介の頭上を見る。……上?陽介も上を見る。そこに居たのは、さっきまで戦っていて倒したはずの敵だった。

 

「さっきの使徒!?」

 

「いや、何かが……違う!」

 

シンジは、そう言って初号機の持っていた陽電子砲を置き、床から、せり上がった部分が開き、銃が出る。それを取り出し、謎の使徒に向けて構える。徐々にその使徒のシルエットがハッキリとする。透き通ったガラスのような結晶体。まるで機械のように正確な正八面体をしたその形状。そこまでは、さっきまで戦っていた使徒と変化はない。しかし、一箇所だけ違った。透き通った結晶体は、中が時折光って、点滅しているようだった。やがて、地面に到達すると、八面体が変わり、中央の部分が消えていくやがて現れたのは、赤い玉を持った少女だった。少女が立ち上がると、赤い玉は少女の中に消え、八面体は、星型に姿を変える。そして、周りに小さな八面体と、細い八面体が浮かび、少女の周りを取り囲みながら動き出す。

 

「あれは……ラーか?」

 

「翔太君残念だけど、あれはラーとかいうモンスターでは無いよ。あれは、もう使徒に侵食されすぎている、というよりも完全に侵食された使徒だよ。」

 

「だけど、カヲル君!そんなこと言っても……」

 

そう言って、葉月が続きを言おうとした時だった。ラーの目が開き、こちらに向く。その目は紅く、こちらを敵視していた。

 

「東京まで……あと少し。後は貴方達を倒す…だけっ!」

 

そう言って、使徒ラーは右手をこちらに向け、下げていたのを上げる。すると、周りの物体がいくつか右手に集まり回り始める。徐々に回転率が上がり、赤い光が生じる。

 

「モンストスタート!」

 

そう言って、即座に陽介は端末のパネルを操作し、モンスターを出す。

 

「来い!ルシファー!」

 

そう言って、端末からモンスターが現れるのと同時にラーの掌を収束していた赤い光がこちらに向けて一本の槍のように直進する。直進してきたレーザーは陽介達を直撃はしてなかった。

 

「わざわざ、呼び出す程のものか。陽介、あなたも余程ピンチのようね。」

 

「そんなこと言うなよ。今のはマジで助かった。」

 

そう言って、ルシファーとやり取りをする。ルシファーが攻撃をする。直撃コースで攻撃が通ったように見えたが、ラーは無傷だった。よく見ると、ラーの手前にフィールドのようなものがあり、どうやら攻撃はそれに阻まれたようだった。

 

陽介のモンストリングは面白い形をしていた。三つ巴が彫られ、それぞれには、闇、水の光る石が巴の中に一つずつ埋め込まれており、一つだけ空いていた。彼はこの世界では珍しい二属性使い(ダブルキャスター)で、故に彼は水属性だけでなく、闇属性のルシファーも使うことが出来る。

彼のリングは、元々子供の頃に澪と一緒にモンストを始めた頃に選んだリングで、澪のリングと合わせると一つの柄が出来るとても珍しいリングだった。そして、澪のリングも何故か形が変わっていた。

そんなわけで、ルシファーのバリアのおかげでラーの攻撃を塞ぐことに成功したが、どうしたものか。陽介はシンジに問いただす。

 

「シンジ、さっきの銃はまだ使えるか?」

 

「あと1発なら可能だけど……あの小ささでは当てるのが難しいよ。」

 

そう言われ、陽介は考える。確かに、10m程度のものを90mのエヴァが攻撃を当てるのは容易ではない。かと言って、エヴァ以外の攻撃が先程の使徒同様に正確に一点に当たるとも考えれなかった。それぞれがラーに対しての対策を考えていると、後ろから、声をかけられた。

 

「お困りのようですね。私たちが力をお貸ししましょう。」

 

そう言って、現れたのは、ウリエル、アトス、アポロX、天草四郎だった。

 

 

「君達は……」

 

そう言って、陽介が続きを言おうとしたらアトスが口を開けた。

 

「いや、俺らも知らない間に、此処にいてね。下に向けて歩いていたものの、突如穴が開くわ、落っこちたら建物壊れてるわ、もう最悪さ。それでまぁ、何か音がしたから、そちらに来たという訳さ。」

 

そう言って、アトスがやれやれと言わんばかりに手を振り、後ろにいた、天草四郎が言葉を継ぎ足す。

 

「これも、神の導きというもの。我々は、あなた達を助けるために、遣わされたのでしょう。」

 

そう言って、彼女は開けていた聖書がパタン、という音で閉じる。

 

「でも、助けるって、どうやって?」

 

そう言って、葉月は首を傾げる。すると、アトスがその疑問に答える。

 

「簡単さ。俺達は一時的に彼らに取り付くのさ。」

 

「彼は簡単に言いますが、これは非常にリスクが伴います。なぜなら、魂を同調させないといけないですし、上手くいったとしても初めてでどれだけ持つのかどうか。」

 

そう言って、ウリエルはアトスの会話に付け足しをする。

 

「どうする、みんな。」

 

そう言うと、みんな考える。その間もルシファーは、バリアで辛うじてこちらに来る攻撃を防いでいた。だが、バリアにも限界が訪れようとしているようで、所々にはヒビが入り始めていた。

 

「僕はその提案受けるよ。……もう逃げちゃいけないんだ。」

 

そう言って、シンジはこちらに言う。

 

「バカシンジがそんなこと言うのに私が引き下がれるかっての!私も受けるわ、その提案。」

 

そう言って、今度はアスカも提案に賛同する。

 

「アスカ……」

 

「大丈夫よ、葉月。この程度で私は負けてられない!」

 

「そーゆーこと。だから戦うにゃん。なんちって。」

 

「僕達は君達を選んだ。その君達の敵なら、僕達の敵でもある。それを倒すためなら、力は惜しまないよ。」

 

そう言って、マリ、レイ、カヲルの三人も賛成する。だが、此処にいるのはウリエル、天草四郎、アポロX、アトスの4体であり、シンジ、アスカ、マリ、レイ、カヲルの5人なので一体だけ足りなかった。

 

「だけど、もう一体いないけどどうするんだ?」

 

「そこの白髪の少年には私が良いだろう。」

 

そう言ったのはラーと戦闘中のルシファーだった。それを聞いたアトスは初号機から、降りてきたシンジの元に歩いていく。

 

「これで揃ったな。この少年は俺が。」

 

そう言って、アトスは方に手を置く。それを見るとウリエルはアスカに、天草四郎はレイの元に、マリにはアポロXが付く。

 

「翔太、摩利支天で攻撃の撹乱をしてくれ!俺は不動明王でこちらの攻撃をできるだけ防ぐ!アトス達は、その間に早く!」

 

そう言って、陽介、翔太は端末を操作し、摩利支天、不動明王が現れる。

 

「摩利支天、頼む!」

 

「不動明王、こちらに来る攻撃を防いでくれ!」

 

摩利支天、不動明王は頷き、摩利支天は陽炎を出し、不動明王は陽介達の前に立ち塞がる。ラーは、突如現れた陽炎の攻撃を防ぐと陽炎に向けて攻撃をする。だが、陽炎は消しても増え続け、無くなる気配がない。それを見た、アトス達は準備に取り掛かった。

 

「時間が無い!急いでやるぞ。」

 

「では、説明します。」

 

そう言って、アポロXが話し始める。

 

「取り付く対象の左手を私、天草、アトス、ルシファーは持ってください。そして左手はリングを持つ契約者の手を。」

 

そう言われ、それぞれに言われたとおりにする。

 

「次に対象の皆さんは、プレイヤーの空いてる手を握ってください。これで円になるはず。これで終了です。」

 

「たったこれだけ?」

 

「ええ。」

 

そう言って、アポロXはマリの手と陽介の手を握る。それを見て、それぞれが手を繋いで輪を作る。しかし、陽介達だけが輪を作ってなかった。

 

「あなたのところは二人で輪を作ってください。じゃないと、循環がおかしくなってしまう。」

 

「わかった。」

 

そう言って、陽介は頷く。それぞれが輪を作っるとそれぞれに相手に向かって言葉を紡ぐ。

 

「さぁ、マリ。自身が私を纏ってる姿を想像して。」

 

「シンジ、お前は想像するんだ。お前が俺となりアイツと戦う姿を。」

 

「思い出してください、レイ。あなたが何んのために戦っていたのか。そして、その為に今、私を纏い、どうしたいのかを。」

 

「さぁ、想起してアスカ!どのように私を纏い戦うのか!」

 

「カヲルよ、我を纏い戦うなら、何を必要か考えよ。」

 

「僕が戦う姿……」

 

シンジはイメージしようとする。三銃士のリーダー的存在のアトスのように自分がみんなを引っ張る姿を。

 

「(……僕が本当にみんなを引っ張ることが出来るんだろうか?)」

 

そこで陽介の方を見る。陽介は一時的に手を繋ぐことをやめて、不動明王に指示を飛ばす。とはいえ、徐々に攻撃が増し、やがて陽介の隣スレスレを掠める。そんな姿を見たシンジは思った。

 

「(……僕がやらないといけないんだ!陽介が頑張っているのに、僕が逃げるなんてそれはできない!)」

 

シンジは意思を固めた。

 

「(私が戦う理由……それは、言われたから?……違う、碇君……)」

 

そう思い、シンジの方をレイは見た。彼女は、シンジとの記憶を思い出す。

 

レイは戦う理由を思い出した。

 

「私が戦う姿?そんなのは簡単よ!だって私は……私は……」

 

アスカは、今までの事を思い出していた。戦う理由。それは、単純なものだった。だが、今もその理由なのだろうか?

 

「(私は一人でも余裕だと思っていた。それが普通だと。だけど、バカシンジやエコヒイキに会って、わかったんだ。)」

 

「私は……みんなと戦う!」

 

五人が意思を固めると、それぞれの体光り始める。その光は、辺りを覆うほどで、やがて目が開けることが出来ず慌てて陽介達は目を塞ぐ。

 

「……。」

 

ラーは光源を見つめる。陽介達も、光が消え、徐々に目を開ける。するとそこに居たのは、それぞれ衣装が変化したエヴァパイロットだった。

 

「お待たせ、陽介。」

 

「待たせたわね、葉月!」

 

「……。」

 

「お待たせニャン。」

 

「さぁ、いこう。」

 

そう言って、五人は武器を構える。陽介と翔太は、それぞれモンスターを戻す。そして、四人同時に端末を操作し、あるキャラを先頭にして、出撃ボタンを押す。

 

「頼む、アトス×シンジ!」

 

「来い!マリ×アポロX!」

 

「おいで!アスカ×ウリエル!」

 

「お願い、レイ×天草」

 

そう言って、目の前に現れた4人はそれぞれ武器を構える。そして、陽介と翔太が引っ張るが、ラーのATフィールドに阻まれて減速すると同時にフィールドにヒビを入れる。そして、その後に葉月がアスカを引っ張る。

 

「「友情コンボッ!」」

 

そう言って、葉月は角度を調節し、アスカはシンジにあたり、加速する。

 

「行っけぇぇぇ!」

 

そう言って、アスカはラーへ攻撃する。

 

「……」

 

ラーは手をウリエルの方に向ける。するとフィールドが展開され、アスカの攻撃はフィールドに阻まれる。アスカは後ろに跳ぶと同じにラーの周りの小さな八面体をいくつか破壊する。ラーが気にせずにアスカを追撃使用としたが右肩に変な感触があり、右肩を見る。するとそこには、矢が刺さっていた。

 

「命中っと。今度は左の……そこっ!」

 

そう言って、マリは矢を放つ。放った矢はマリの宣言通りにラーの左側に刺さる。

 

「ナイスだ、マリ。しかし、良くわかったな、陽介。」

 

「……あぁ、実はルシファーが防いでいた時に……」

 

ルシファーが攻撃をバリアで防いでいた時にラーのバリアが一部張られていなかったのに陽介は気づいた。最初は、気のせいかとも思ったが、気のせいではなく、正確には攻撃の際に周りの八面体がかけている部分が弱くなっていることに気づき、陽介はそれを翔太に伝え、マリに狙撃させた。バリアを突破されたラーは怒り始め、手当たり次第に攻撃をする。その攻撃の一つが陽介達のいる方角に放たれる。

 

「しまった!」

 

「葉月!」

 

「私が……守る。」

 

そう言って、レイが葉月達の前に立った。

 

「ストライク……ショット!」

 

そう言って澪は叫び様に指を離す。レイは力をため、攻撃に自らぶつかる軌道を飛んでいく。

 

「ATフィールド……展、開!」

 

レイの周りに巨大なフィールドが現れ、ラーの攻撃を防ぐ。そして、勢いは無くなりつつもラーに向かって槍を投げる。ラーはそれを手で弾き飛ばし、そのまま手に光を集め放つが、フィールドに阻まれて貫通しない。レイに対しラーが攻撃を集中している時にマリは矢を放ち、ラーの周りにあった小さな八面体を次々に破壊していく。

 

「……後、一個ッ!!」

 

マリの放った矢は最後の1個を見事に貫き、ラーは自身のフィールドが壊れたことに気づき、そのまま逃走をしようと試みる。

 

「逃がすか!……ストライク、ショット!」

 

「みんなを僕が助ける!!」

 

そう言って、翔太は指を放つ。シンジが縦横無尽に駆け回り、味方の攻撃力を上げる。

 

「なら、俺もストライク…ショット!」

 

そう言って、翔太も指を放つ。

 

「これで行くかぁ?にゃっ!」

 

そう言って、マリは沢山の矢を放つ。ラーは回避するが、全ては避けきれず、足に何本か刺さり、身動きが出来なくなる。

 

「行っくよー、ストライーク、ショット!」

 

そう言って、葉月は指を放つ。

 

「とぅおりゃぁぁぁぁぁぁああ!」

 

アスカは味方に触れ、味方を動かす号令をする。ラーはなんとか致命傷は避け、その体制のまま攻撃に移ろうとする。すかさず、澪が端末を弾く。

 

「……ストライク…ショット。」

 

「ATフィールド、全開!!」

 

レイはスキル短縮によって、再度フィールドを展開し、攻撃から、守る体制に入り、ラーの放つ攻撃を防ぐ。そして、ラーは背後に何かの存在に気づき、回避しようとするが、マリの攻撃のせいで動くことが出来ない。

 

「始まりと、終わりは同じだよ。」

 

そう言って、カヲルがラーの肩に触れ、距離を置く。すると、頭上に空間を裂くように亀裂がいくつも現れ、そこから何かが飛び出した。

 

「終わりだよ。」

 

そう言って、空から飛んできた槍がラーを突き刺す。

 

「ガッァァァアァアァアアア!!」

 

そう言って、瞳の赤い部分が割れ、ラーの周りに赤い霧が現れる。

 

その後、霧が収まるとラーはどこにも居なかった。




最後まで読んで頂き、ありがとうございます。面白ければ、今後の続きもぜひ呼んでください!
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