ガールズ&パンツァー~黒森峰からやってきた狼~ 作:疾風海軍陸戦隊
では本編をどうぞ
「こいつはパンター・・・・それもG型か」
俺がいま目にしたのは走・功・守の三テンポ揃った現代戦車の走りともいえる中戦車パンターしかも最終生産型のG型だった。俺はその戦車に近づき装甲に触れる。鉄のひんやりした感触とともに何か力強いオーラを感じた。俺が目を閉じると本当に何かの気というか闘気が感じられる。すると・・・・・
「あー!いたいた!」
俺の後ろから武部たちがやってくる。外はもう夕方になっていた変だなこの小屋に入ったのはまだ昼過ぎくらい。そんな時間まで、俺はここに立ち尽くしていたのか?・・・・・・変だな?
「ここにいたんですか。探したんですよ武藤殿」
「もー勝手にいなくなるんだから心配したじゃん!」
「ああ、悪い悪い。でも戦車は見つかったぞ」
そう言い俺はパンターを指さす
「本当だこんなところにパンターが・・・」
「それにg型ですよこれ!」
秋山はパンターを見て目を輝かせる。
「ああ、これと、38t含めるとあと4輌だな」
ほかの奴ら戦車を見つけているのだろうか・・・・俺がそう考えていると
「あ、あのそれがですね武藤殿、武藤殿を探している最中にさっき生徒会からもうほかのメンバーが戦車を見つけちゃったらしいんですよ」
「え!?まじかそれ?」
あの短時間でよく見つけられたな・・・・・
「はい。格納庫のⅣ号とさっき私たちが見つけた38t、そして武藤殿が見つけたパンター以外でまずバレー部の人たちが崖の洞窟にあった八九式中戦車甲型を歴女の皆さんが水中で三号突撃砲F型をそして1年生の皆さんがウサギ小屋でM3中戦車リーを見つけたみたいなんですよ」
ほかの奴らすごいな・・・水中とかウサギ小屋は納得できたけど、崖の洞窟ってあれだろ?命綱なしではいけないあそこの・・・・なんであんなところに戦車があったんだ?それ以前に20年前にどうやってあそこに運んだんだ?不思議だ・・・・
「そうか・・・・それにしても名前を聞く限りどれも大戦前期に活躍した戦車ばかりだな」
「ですが、そこもまた味があります。あの38tや八九式のぽつぽつの鋲打ち装甲に三突のかくかくしたあの車体。そしてM3リーの2つの砲やⅣ号Ⅾのあの短砲身!どの子もみんな個性があって素晴らしいと思いませんか武藤殿っ!」
「お、おう・・・」
秋山の奴本当に幸せそうに言うな・・・・まあ、それが秋山のいいところだ。確かに秋山の言う通り戦車もいろんな個性があるしな。
「ねえ、武藤。」
「ん?何だ武部さん?」
「貸して」
そう言い武部は手を差し伸べてくる。貸すって何をだ?
「え?何を貸すのもしかしてお金?」
「いや、違うから!携帯貸して」
「まあ、いいけど俺の携帯で何をするんだ?」
「何って決まってるでしょ。これからは戦車道をする仲間なんだから連絡先交換しないと不便でしょ?」
「確かにそうですね」
確かに武部の言う通りこれからは仲間なんだし、もしなんかあった時連絡がないと困るしな。そう言う理由なら別に渡してもいいか。
「なるほど分かった。ほら」
そう言い俺とこの場にいる4人の携帯番号を交換するのだった。まあ、そんなこんなでたった1日で戦車6輌全部揃った。それにしても手がかりもなしでたった一日で全車集まるのはある意味奇跡だな・・・・
その後会長の連絡で見つけた戦車は自動車部の人たちが格納庫まで運搬してくれて俺たちは明日、戦車を洗車するため、水に濡れてもいい格好をしてくれとの内容でその後俺たちは解散した。それにしても戦車を洗車っか・・・・・古典的だが結構受けるな。そして俺は荷物をまとめて帰る。すると・・・・・
「義弘」
急に誰かに声をかけられ俺は振り向くとそこには道子がいた。
「おう、篠原かどうした?」
「戦車見つかったみたいね。私たちが一生懸命探しても見つからなかったのにあの子たち運がいいわ」
そう言えば道子、服部と不良仲間と一緒に戦車を探していたようだけど見つからなかったみたいだな。
「そう言えば義弘・・・・装填手と通信手はどうするのさすがに2つ兼任は難しいわよ」
「ああ、その件なら」
俺がそう言いかけたとき
プルルルル~
と、俺の携帯に着信が入る
「おっ!噂をすればメールが入った」
「誰から?」
「え?ああ、赤目だよ。雪風赤目。ほら中学の時通信手兼操縦手をしていた。」
「ああ、赤目ね・・・・で内容は?」
「え~と・・・・『ごめん・俺今プラウダにいるから参加できず、代わりに従妹が大洗に在学しているはずだからその子に声かけてみて、戦車の腕は俺が保証するから』・・・・だってよ」
そうか・・・・赤目はプラウダにいるのか・・・ちなみに赤目は俺と同じ男…といっても外見はほぼ女に見えるんだけどな、で、同じ黒森峰の中等部で俺の乗る戦車の通信手を務めていた、また操縦手が不在の時は操縦手も兼任していた。
「そう、で、その従妹さんはどこにいるの?名前も知らないのに探すのは・・・・」
「呼びましたか?」
「「っ!?」」
急に後ろから声がして俺と道子はびっくりして後ろを振り向く。そこには忍者っぽい髪型をした銀髪の少女がいた。
「あ…あの・・あなたは?」
「はい。私の従兄の雪風赤目の紹介で来ました。1年生の雪風小波っと申します。よしなに」
ああ、赤目がメールで言っていた従妹ってこの人か。てかなんで時代劇風なしゃべり方なんだ?
「なんであなた少し忍者っぽい話し方をするの?」
「・・・不愉快でしたらすみません従兄赤目も含め我が一族は代々伊賀の忍の出でして・・・・それと私、前の中学で忍道をしておりました」
ああ……それでそんな話し方なのか・・・・
「それよりも話は赤目から聞きました。私も戦車道を取ります。以後よろしくお願いします武藤さん」
「ああ、こちらこそよろしく小波さん」
そして小波はそう言うと、家に帰って行った。
「・・・・・それじゃあ義弘私は帰るから。また明日ね」
「ああ、じゃあまた明日な」
そう言い、俺は道子と別れ自宅へと戻り、そして俺はベットに転がり、俺は目を閉じそのまま深い眠りについた。
明日からいろいろと忙しくなりそうだな・・・・
そして翌日・・・・
「八九式中戦車甲型、38t軽戦車、M3中戦車リー、三号突撃砲F型、Ⅳ号中戦車Ⅾ型、そしてパンター中戦車G型初期生産型、どう振り分けますか会長?」
「見つけたもんが見つけた戦車に乗ればいいんじゃない?」
「え?そんな適当でいいんですか?」
「いいの、いいの。そのほうがいちいち話し合って決めるよりずっと効率いいから」
小山先輩の言う通り、そんなんでいいんですか会長さん…・その場にいたみんなが内心突っ込んでいた。それはさておきその後の結果戦車とメンバーは見つけたチームのものとなり、俺が乗る戦車はパンターとなった。そう言えばうちにはまだメンバーが一人いなかったんだっけな・・・・・まあ、何とかなるか。
そう思い俺たちは戦車を洗車し始めるのだった。戦車だけに
次回もお楽しみに感想やアドバイスなどお待ちしております
義弘は生存させる?
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生存しない
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生存させる
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生存するが長くは持たない
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死ぬが転生する
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どっちでもいい