ガールズ&パンツァー~黒森峰からやってきた狼~   作:疾風海軍陸戦隊

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久しぶりに投稿できました。いろいろと遅くなって申し訳ございません


二回戦始まります

 

ピピピピ

 

「ん?・・・・朝か」

 

義弘は目を覚ます。そしてベットから起き上がり頭を軽く掻くと、冷蔵庫からパンとハムとチーズを取り、それをサンドして牛乳と一緒に食べた後、服装に着替えて、そして壁に掛けてある黒森峰時代黒狼のパンツァージャケットを羽織って部屋を出ようとすると・・・・・

 

「おっと。忘れてた」

 

そう言い義弘は机に掛けてある亡き母の写真を見る。そして敬礼をし

 

「行ってきます母さん。試合頑張ってくるよ」

 

そう言い部屋を出ると、ちょうど隣に部屋に住んでいるみほも出てきた

 

「あ、義弘君。おはよう」

 

「ああ、おはようみほ。とうとう今日だな二回戦」

 

「うん。頑張ろうね」

 

と、そう言い義弘とみほは学校へと向かう。そう今日は全国戦車道大会二回戦の日なのだ。するとみほは俺の顔を見ていた

 

「ん?どうしたんだみほ。俺の顔に何かついているか?」

 

「え?いや・・・義弘君。ちゃんとご飯を食べてる?」

 

「え?食べているけど。どうしたんだよみほ急に?」

 

「いや・・・なんか義弘君の顔少しやつれたような気がしたから・・・・」

 

「そうか?・・・・あ~そういえば昨日夜更かししたな。たぶんそれが原因かな?」

 

「も~ダメだよ義弘君。ちゃんと睡眠取らないと。体壊しちゃうよ」

 

「すまん、すまん。心配性だなみほ。それにしてもみほの少し変わったな」

 

「そう・・・・かな?私そんなに変わったのかな?」

 

「ああ、なんかお淑やかになった」

 

「む~それだと以前の私がお淑やかじゃないみたい・・・・」

 

「アハハ、悪い悪い。ほら、みほって子供の時はやんちゃで活発だったじゃないか。覚えてるか?俺とみほが小学生の頃エリカと一緒に近所の森とか池で遊んで泥だらけになって家に帰った時、しほさんに思いっきり拳骨されてこっぴどく怒られたことを」

 

「うっ・・・・それは・・・・」

 

みほが昔のことを思い出したのか頭を軽くさする。

そう小さい頃のみほは昔みたいにお淑やかではなく、とてもやんちゃで活発な少女だった。俺もエリカもみほに連れられ近所の池でザリガニ釣りとかお花を摘んだりとかしてたんだが、途中田んぼに立ち寄った時なぜか泥んこプロレスになって遊んでいたんだよな・・・・・まあ、始めたのはみほなんだけど。結果俺たち三人は泥だらけになってエリカは服が汚れて泣いちゃって、家に戻ったら俺とみほはしほさんに思いっきり拳骨を喰らわされてこっぴどく怒られ、俺は家に戻ったら戻ったで祖父さんにも怒られ。さんざんな目にあったのを覚えている。まあ途中でやめなかった俺にも責任があるから仕方ないけど・・・・て、それより!

 

「あ、のんびりしている暇なかった。みほ、急ごう。たぶんみんな待っていると思うから」

 

「ああ、そうだった。行こう義弘君!」

 

そう言い俺とみほは慌てて学園へと走るのであった。そして俺たちの乗る学園艦は二回戦の会場である山岳地帯のある会場へと向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『これより…戦車道全国大会二回戦。第四試合アンツィオ高校対大洗学園の試合を始めます』

 

アナウンスが鳴り、試合会場には多くの観客も集まっていた。その中には後で聞いた話では聖グロのダージリンやサンダースのケイも見に来ていたということだ。

まあ、それはさておき二回戦の試合ステージは山岳と荒れ地と森。不整地が多く道が狭いこの会場では小回りの利く豆戦車を所有するアンツィオが有利であるが勝敗は指揮官の決断力と作戦力。俺個人の感想だが、みほとアンチョビさんは指揮官としての才が十分ある。そして数的にも両方互角。この試合。どちらが勝手もおかしくない勝負だ。まあ簡単に負けるつもりはないんだけどな

 

「義弘。準備終わったわよ」

 

「ああ、篠原お疲れ。忘れはないか?」

 

「そう言うと思って二度チェックしといたわよ。後エンジンもまた爆発されたらたまらないからね」

 

「そうか。ご苦労さん」

 

「あとのことは私たちでやっておくから、あんたはみほさんと作戦の最終チェックでもしときな副長補佐官殿」

 

「ああ。すまない。じゃあ行ってくるよ」

 

そう言い俺はみほたちの元へ向かうのであった。一方みほたちは一足先に図を広げて最終確認を行っている

 

「ここがポイントです」

 

そう確認を取る中、1台のAS42サハリアーナが近づいてくる。カルパッチョが運転する横で腕を組んで立ち乗りしているアンチョビの姿があった

 

「たのもぉーーー!!」

 

大声を出してそう言う彼女に角谷さんは

 

「お~チョビ子。久しぶり~」

 

干し芋を頬張りながらそう言うがアンチョビは不服な顔をしてAS42サハリアーナから降りると

 

「何度も言わせるな角谷!チョビ子と呼ぶな。アンチョビと呼べ!」

 

「それで、なんの用だ安斎?」

 

「アンチョビ!!試合前の挨拶に決まっているだろ!」

 

そう言いコホンと咳払いすると

 

「私はアンツィオの統帥(ドゥーチェ)アンチョビ。そっちの隊長は?」

 

ビシィッ!と言う擬音語が付かんばかりに指を指しながらアンチョビが言うと河嶋は

 

「おい、西住」

 

「あ、はい」

 

河嶋に呼ばれみほはアンチョビのところに行くとアンチョビが

 

「ほ~あんたが西住流の?」

 

「はい。西住みほです」

 

「ふん!相手が西住流だろうが島田流であろうが高杉流だろうが、絶対に負けない……………じゃなかった、勝つ!と、言うわけで今日は正々堂々と勝負だ」

 

「は、はい!」

 

そう言ったアンチョビから求められた握手を、みほは快く受ける。その後、アンチョビは大洗の陣営を見回していた。

 

「ところで・・・・・伝説の戦車乗りの黒狼はどこだ?彼にもあいさつしたいんだが?」

 

「え?義弘君?えっと義弘君は・・・・」

 

アンチョビに訊かれみほはあたりを見ると

 

「ああ、みほ、すまない遅れた」

 

と、そこへ義弘がやって来た。

 

「ああ、ううん別に大丈夫だよ義弘君。それよりアンチョビさんが、義弘君に挨拶したいって」

 

「アンチョビって・・・・・アンツィオ高校の隊長の?」

 

「うん」

 

みほがそう言うとアンチョビが義弘の前に出て

 

「おお武藤。久しぶりだな。私の学校に偵察しに来て以来か?」

 

「ああ、先日のおもてなしはどうも。あの時は楽しかったよ」

 

「いいっていいって。また美味しい料理振舞ってやるからいつでも遊びに来い!・・・・て、そうじゃなかった。コホン。武藤…いや黒狼!改めて名乗ろう私はアンツィオ高校戦車道部の統帥(ドゥーチェ)アンチョビだ。よろしく」

 

「こちらも改めて、武藤義弘。昔は黒狼と呼ばれたただの戦車乗りだ。よろしく」

 

あらためて二人は名乗り握手する二人

 

「それにしてもあの後フェルから詳しく聞いてな。私も過去の戦車道月刊なんかを読み漁っていたが、お前って本当に中学時代強かったらしいんだな。でも不思議なんだ。なぜ武藤ほどの実力の持ち主が中学二年あたりで急に戦車道からいなくなったんだ?ある時は死んだって噂も出たんだぞ?」

 

「えっと・・・・・まあいろいろとあってな。留学でドイツに行ってた」

 

「ドイツ・・・・・そう言えば前にフェルが武藤は欧州でも活躍したって言っていたな・・・・なるほどそう言うことか。まあ、あまり深くは訊かないさ。何にせよ、こうして戦えるのは嬉しいからな。けど私たちアンツィオは絶対に負けないからな」

 

「ああ、お互いに全力でそして楽しく試合をしようなアンチョビ」

 

「お、おう///」

 

アンチョビは義弘に不敵の笑みでそう言われて顔を赤くする。そしてその様子を遠目で見ていたみほたちは複雑そうな顔で見て、同じく篠原も

 

「はぁ~また、あいつ無自覚に・・・・質が悪いわね、あの天然女ったらしが・・・」

 

「道子さん。武藤車長っていつもああなんですか?」

 

「ええ、中学時代から優しさに境界線が無くてね。それでいつも歳関係なく誰かに好意持たれちゃうのよ。でも本人にはそのことに全く自覚なくて・・・・たまにこのハーレム野郎!って怒鳴りたくなる時が何度もあったわ」

 

「なるほど・・・確かに質が悪いですね」

 

「でしょ?それにあいつもみほさんの気持ちにいい加減に気付いてほしいものだわ・・・・」

 

「え?道子さんそれってどういう・・・・・」

 

あきれ顔でそういう篠原に服部と小波は首をかしげるのであった。そしてみほたちが楽しくアンチョビと話している義弘に複雑な感情で見ている中、カバさんチームでは・・・・

 

「ん?ひなちゃん!?」

 

「たかちゃん!久しぶりー!!」

 

先ほどからキョロキョロと誰かを探していたカルパッチョがカエサルを見つけると嬉しそうに駆け寄った。

 

「ひなちゃんも!久しぶりー!!」

 

カエサルもそれに気付くとすぐにカルパッチョの元に行き、二人して手を繋ぎ互いに嬉しそうに笑い合う

 

「たかちゃん、本当に戦車道始めたんだね、びっくりー、ね、どの戦車に乗ってるの?」

 

「えへへ、ひみつー」

 

「え~、まぁそうだよねぇ、敵同士だもんね」

 

と、話し合う中、他のカバさんチームはそれを見て

         

「たかちゃんって誰ぜよ?」

 

「カエサルの事だろう」

 

「いつもとキャラが違う…」

 

いつもクールな表情で堂々としたカエサルを見てきた他の三人は、無邪気な笑顔で話すカエサルを見て唖然とする。そんな三人に気付かずカエサルこと貴ちゃんは

 

「でも、今日は敵でも、私達の友情は不滅だかね」

 

「うん、今日は正々堂々戦おうね」

 

「試合の前に会えて良かった、もう行くね、ばいばい」

 

「うん、ばいばい」

 

お互いにこやかに笑い合って手を振っている、嬉しそうな表情のカエサルだが、後ろを振り返ると・・・・・

 

「たーかちゃん♪」

 

「カエサルの知られざる一面を発見だな」

 

「ひゅーひゅー」

 

カエサルの後ろには他の歴女メンバーがニヤニヤした表情で見てカエサルを茶化していた。それを見たカエサルは 

 

「なっ…、なんだ!なにがおかしい!!」

 

顔を真っ赤にさせてそう叫ぶカエサルであった・・・・・・

 

 

 

 

そして大洗学園二回戦がついに始まるのであった

 




感想や指摘なんかいろいろとお待ちしております

義弘は生存させる?

  • 生存しない
  • 生存させる
  • 生存するが長くは持たない
  • 死ぬが転生する
  • どっちでもいい
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