日常を取り戻したい主人公たちがおくる。一つの世界。 作:空色 輝羅李
第九話~めんどくさい~
-------柊宅----------
神立切亜「...なぁ、聞いていいか?」
柊龍夜「何をさ。」
神立切亜「お前が、雷竜に出した条件をよ。」
柊龍夜「...どうしても知りたいか?」
神立切亜「あぁ、どうしてもさ。」
柊龍夜「...一つだけ教えてやるよ。専用スキルと魔法を教えろ、ただそれだけだ。」
神立切亜「専用スキル...お前、この世のスキル、魔法は覚えてんじゃねぇのかよ。」
柊龍夜「まぁ、99%はな。あとは雷竜のものだけだ...と言いたいとこだが。」
神立切亜「?」
柊龍夜「あいつが言っていた、あるスキル、魔法はそれとは別。俺の知らないものさ。」
神立切亜「お前に知らないものがあったなんて...それのほうが驚きだよ...」
柊龍夜「誰にでも、完璧なんて言葉は当てはまらねぇよ...」
神立切亜「ま、まぁ、そりゃそうだわな。」
紗那「ただいまー!おにーちゃん!」
柊龍夜「ん、おかえり」
神立切亜「...はええよぉ」ボソッ
柊龍夜「なぁ、晩御飯何がいい?」
神立切亜「んー、肉じゃがとか。」
紗那「わたしはねー、アスパラベーコン!」
柊龍夜「食べ合わせが悪いな...アスパラは別で炒めようか。」
紗那「わかった!じゃぁ、宿題してくるね。」
柊龍夜「ん、早く終わらせろよ。」
紗那「えー?無理だよ、だって、お兄ちゃんみたいに頭よくないもの。」
神立切亜「そうかぁ?オレからしてみれば、結構頭いいと思うけどな。」
柊龍夜「...お前の学力はもとから低いだろうに。」
神立切亜「いわせておけば!!」
紗那「痴話喧嘩もほどほどにね?」
神立切亜「ミャッ!ち、ちわわわ」
柊龍夜「あ、意味が分かってないから同様してるふりしてる。」
紗那「面白ーい!」
柊龍夜「早く宿題をしなさい。」
紗那「あ、いっけなーい!」
柊龍夜「...切亜、お前も宿題しとけよ。」
神立切亜「そんなのあったけなー」
柊龍夜「...晩飯」
神立切亜「今すぐ速攻終わらせるさ!誰だ宿題なんて知らないといったのは!」
柊龍夜「お前だよ。ったく、威勢だけはいいよほんと。さて、1時間以内に作らないと宿題が...煮込みながらでいいかな。ははは。」
霧咲雷花「しんどそうだね。手伝おうか?」
柊龍夜「...しれっと入ってくんのな...頼むよ。で、何の用?」
霧咲雷花「特に用は...あ、えっとね?まずどこの世界へ行きたいかなって思って。」
柊龍夜「...決めれないな。まず、ほかの世界へ行くってのがピンとこねぇ。」
霧咲雷花「そりゃそうさ、誰だってそうなる。でも、君にしかできないんだ。お願い。」
柊龍夜「...男って、どこまで行っても女に弱い気がする...まぁ、そこまで言われて断るわけにはいかないんだよなぁ。」
霧咲雷花「えへへ、ありがとう。で、どこがいい?」
柊龍夜「てゆうか、選べるのか。なんでもいいのかな?」
霧咲雷花「もちろん!小説、漫画、アニメ、ゲーム...どこでもさ!」
柊龍夜「まじかよ...」
霧咲雷花「まじもまじ!大まじだよ!ささ、早くご所望の世界を!」
柊龍夜「...まぁ、慌てんなよ、もう少しくらい、話そうぜ?」
霧咲雷花「うーん..別にいいけど、何話すの?」
柊龍夜「一つ、お前の、いや、お前らの持つスキル...正確には違うが、“ソレ”は、零度と、刹那の組み合わせ...かな」
霧咲雷花「...ちょっと違う。でも、零度の属性はあってるよ。正解はね、零度とエターナル...永遠の組み合わせ..だよ」
柊龍夜「...Eternal zero...ん?永遠のゼロ...どっかで「それ以上はだめだよ?」アッハイ」
霧咲雷花「しかたないよ。だって、適当に考えたあいつがいけないんだ。」
柊龍夜「メタイわ!...あの時言っていたスキルのほうがこれか?」
霧咲雷花「うん、そうだよ。でもどうして?」
柊龍夜「もう習得している。未完成だが。」
霧咲雷花「え!?それは...未完成でも普通の人には無理だよ。」
柊龍夜「へー、そうなんだ。」
霧咲雷花「いや、へーって...」
柊龍夜「え?だって、俺吸血鬼だよ?」
霧咲雷花「へー、そうなのってえー!!」
柊龍夜「気づいてなかったのか。面白い魔力とか言ってたからてっきり...」
霧咲雷花「いや、魔力だけでわかるわけないよ。うん」
柊龍夜「そうかな。たいてい分かるだろうに。」
霧咲雷花「君たちはそうだろうけど...」
柊龍夜「いやいや、Eternal zeroでわかると思うんだが。あれ万能だし。」
霧咲雷花「それほんとに未完成?私より扱えてるよ。」
柊龍夜「...お前は、人の心が読めるだろ?」
霧咲雷花「うん、そうだよ?というか、元からそういうスキルだしね!」
柊龍夜「俺はできない。レベルと系統が違うからね」
霧咲雷花「系統なんてあったんだ。」
柊龍夜「何で知らないんだよ...俺のは、[氷・炎]だが、お前のは[氷・雷]だ」
霧咲雷花「なんでわかるの...」
柊龍夜「今見てるから..と、この話はいったん終わりだ。」
霧咲雷花「もう少しききたかったのに」ブーブー!!
柊龍夜「ほかに聞きたいことがあるからな。」
霧咲雷花「ほうほう、それは?」
柊龍夜「他の世界とやらにいってる間、この世界も時間経過があるのか?」
霧咲雷花「あるにはある。けど、君がほかの世界から帰ってきたとしても、一秒後とゆうことになるよ。」
柊龍夜「...俺はどういう歳のとり方なんだ?」
霧咲雷花「体や脳は、歳をとらないよ。成長を無理に止めるからね」
柊龍夜「反動が大きいんだろうな」
霧咲雷花「それに関しては、雷竜さんがね?反動は儂が請け負う!!っていってたよ。」
柊龍夜「そうか...それは..少し申し訳ないかもな。」
霧咲雷花「少しなんだ...それと、成長しないと記憶面が心配だっていう理系さん?」
柊龍夜「どちらかといえば...理系なんかもなぁ。」
霧咲雷花「心配ご無用!なんせ君は吸血鬼だからね!何千年と生きる君たちにはいらないほどに記憶容量が「しってるよ。」そ、そうだよね..ははは。」
柊龍夜「...とりあえず大丈夫かな。あ、アスパラ炒めないと時間がない。肉じゃがも、煮込み切れるかな..」
霧咲雷花「ふっふっふ、まかして!時間を進めるなんておやすいごようさ!」
柊龍夜「そうか、じゃぁ頼むよ。」
霧咲雷花「いいのいいの!でも、早めに決めてよ。異世界。」
柊龍夜「へんな略称をつくるな...あ、きめた。」
霧咲雷花「えっ!どこどこ!」」
柊龍夜「また明日言うよ。じゃ、宿題を..の前に、血をくれないか?」
霧咲雷花「?私のでいいなら。」
柊龍夜「助かる。」
霧咲雷花(吸血鬼ってたしか、血を吸う理由があったような...?なんだっけ...)
柊龍夜「」カプッ
霧咲雷花「あ、思い出した。」
柊龍夜「はひふぉ?」(なにを?)
霧咲雷花「吸血鬼が血を吸う相手に対しての意味。」
柊龍夜「?なんだそれ。」
霧咲雷花「あー、本当に知らないんだ...えっとね?そのー...」
柊龍夜「さっさと言えよ。」
霧咲雷花「..き...ていみ...」
柊龍夜「...もっかい」
霧咲雷花「う、だから!...好きって意味!」
柊龍夜「知らなかった。」
霧咲雷花「じゃぁ、はなれてよ~///」
柊龍夜「それは無理だ。血を飲まないと死にかける」
霧咲雷花「あぅ」
柊龍夜「てなわけで、ご馳走様。」
霧咲雷花「は、早いね?」
柊龍夜「...そうかな、それより、飯食ってくの?」
霧咲雷花「え?いいの?」
柊龍夜「あぁ、まだお姉ちゃんは帰ってきてな「ただいまー!」神がかったタイミング。聞いてくるよ」
霧咲雷花「わかったよ。」
ナアナアオネエチャン...ヨルゴハンアイツモイッショデイイカナ?/モチロン!ニンズウハオオイホウガイイモノ!
霧咲雷花「まさかあいつと呼ばれるとは...」
~~晩飯~~~~~
紗那「わーい!アスパラだ!...ベーコンは?」
柊龍夜「そういうと思って、やいといた。ほら」
紗那「流石私のお兄ちゃん!ありがとう!」
柊龍夜「はいはい、どういたしまして。」
霧咲雷花「...楽しそうな家庭だね。」
柊龍夜「...」
紗那「...」
魅倚奈「...」
神立切亜「そ、そうだろ?結構楽しいぜ?」
霧咲雷花「え?でもこれ..明らか地雷踏んだら不発弾!って感じだよ?」
神立切亜「どういう例えだよ...」
柊龍夜「まぁ、表面的には楽しそうな家庭だろうな。」
霧咲雷花「なんか..ごめん。」
紗那「仕方ないよ。人なんだからさ。」
柊龍夜「正確には違うらしいぞ。亜人だそうだ」
紗那「へー、亜人かぁ、どんな味かな?」
柊龍夜「やめとけ、麻痺がつく。」
紗那「もう飲んでたの?」
柊龍夜「あぁ。属性の耐性持ってないと飲めないから。」
紗那「...なら仕方ないかな。」
霧咲雷花「...いつの間にそんなに調べてるのさ。ほんとに。」
柊龍夜「飲んだ瞬間」
霧咲雷花「怖いなぁ..あ、そういえばさ、妹さんとお姉さんも、吸血鬼なんだよね?」
柊龍夜「あぁ。兄弟姉妹だっけ?だから。」
霧咲雷花「そうだよねー。じゃぁ、切亜は?」
神立切亜「純系の人間だよ。」
霧咲雷花「純系なんだ。珍しいね。」
柊龍夜「この世界では確かにな...ご馳走様。食器はつけといてくれ。」
皆(いうほどいない)「はーい」
~~龍夜の部屋~~
柊龍夜「三年くらい寝たい...けど、その前に、明日半強制的に異世界へ行く。が、不幸中の幸いだ。世界は選べる。今のうちにその世界について勉強、もとい、ログインせねば。」
霧咲雷花「寝なくていいの?」
柊龍夜「...驚かない自分がいる。なれって怖いな。...寝すぎはよくない、それに歯も磨いてないし宿題もまだ、さらにはお風呂もまだ。ねるわけにゃいかんぜよ」
霧咲雷花「ダサい語尾だね」
柊龍夜「うっせぇ。とにかく、もう帰れよ?心配するだろ、えっと...雲英だっけ?が。」
霧咲雷花「大丈夫だよ?それに、明日までここにいるしね?」
柊龍夜「...布団ないよ。」
霧咲雷花「ご心配なく。君の布団にはいるから」
柊龍夜「やめろ。変態」
霧咲雷花「大丈夫だって、何もしないから」ニヤニヤ
柊龍夜「ソファでねるか。」
霧咲雷花「泣いちゃうぞおい」
柊龍夜「おー怖い怖い。布団なだけありがたく思えよ。」
しばらくの間、沈黙の時が流れた。二人は、その沈黙を楽しんでいるようにも見える。
柊龍夜「そういえばさ、吸血鬼が血を吸う理由...少し間違えてるよ。」
霧咲雷花「え?そうなの?じゃぁ、どんな意味なのか教えて。」
柊龍夜「簡単にいって、一種の契約さ。」
霧咲雷花「んー...どんな?」
柊龍夜「服従...といえば聞こえが悪いが。まぁ、受けるかどうかくらいは決めれるけどな。」
霧咲雷花「へー...あれ?なんで知ってるの?」
柊龍夜「..アイジャック。自分の考えることを悟られないようにしていた。結構扱うのに気を取られるから、あまり使いたくはなかった。」
霧咲雷花「そうなんだ。それにしても、主従の契約...普通逆だよね?」
柊龍夜「お前を師匠と認めた俺が間違い...いや、認めた覚えなんてない。」
霧咲雷花「いやもう認めてよ...」
柊龍夜「俺より弱いくせに。」
霧咲雷花「何言ってるの?手加減だよ。手加減。」
柊龍夜「あっそ。ほら、さっさと決めろ。」
霧咲雷花「はぁ、仕方がない。受けるよ。」
柊龍夜「まじで?普通断るだろjk。」
霧咲雷花「そうかな。面白そうだし、何より、何事も経験になるからね。」
柊龍夜「...面白いやつだな。でも、めんどいから、また今度な。ほら、そろそろ風呂入ってきたら?」
霧咲雷花「ん、そうさせてもらうね。」ドアバタン
柊龍夜「ほんと、面白いやつだな...眠い。歯磨きしてたら風呂から上がってくるだろうし、もうひとふんばりかな。」
~~少年少女就寝準備中~~
柊龍夜「あぁー。ソファでねるなんて...ひさ..zzz」
神立切亜「相当眠かったんだな。」
柊龍夜「あうー..やめ..あぶな...ら..」
神立切亜「なんの夢だよ」
柊龍夜「切亜..エクスプロージョンはやめ..とけ.よ」
神立切亜「それは、お前だろ...おやすみ、龍。」
~~翌日~~
柊龍夜「よく寝た。だが、最悪の朝だ。」
霧咲雷花「ちょっと。ひどくない?」
柊龍夜「ほら、さっさと行かせてくれ。サクッと終わらせて、この世界で寝たいんだ。」
霧咲雷花「はいはい...昨日のあれ..でいいの?」
柊龍夜「あぁ、そこがいいんだ。」
霧咲雷花「わかった。いってらっしゃい!」
-------------------------ー-------------------------
ハイというわけで!どんどんわけわかめな方向へいってますが、次回は、他作品扱いでこれの続きということを前提で投稿します。
なんの世界へいくか、予想しておいてくださいね!
デワデワ!
(ちなみに下に他作品で続きのリンク貼ります)
https://syosetu.org/?mode=write_novel_submit_view&nid=171240