〜???Side〜
月山「Bonjour、???くん」
???「こんにちわ、月山さん。何の用ですか?」
月山「君が引退するのに相応しい相手を教えにきたよ」
???「……強いんですか?」
月山「強いさ、なんせ僕が目を付けているくらいだ。しかも彼は始めて行ったマグで藁人形に勝っていたしね」
???「なに、藁人形がやられたんですか?」
あいつは、俺を相手にかなり粘ったはずだ。スーパーでの狙った奪取率は確か六割位だったはずだ。
月山「どうだい、興味深いだろ」
???「どんな人に倒されたんですか?」
月山「今日は行くらしいから戦って来るといい」
???「……分かりました」
月山「それじゃあ、頑張りたまえ」
???「はい、失礼しました」
『彼』円卓の騎士の一人。エクスカリバーを湖の麗人に返しアーサー王の最後を見届けた人物。
丸富大学四年生、芦屋 梁。
『彼』は狼が騎士と呼ばれていた頃からいた最後の騎士、人は『彼』を《ベディヴィア》と呼んだ。
〜八幡Side〜
到着スーパーマグ
八幡「おいおい、嘘だろ」
俺は今猛烈に驚いている。いや、セリフを見れば分かるとは思うけどね。
八幡「MAXコーヒー(五百ml)が百円だと!?」
MAXコーヒーとは?
それは癒やし。それは神。人生は苦いからコーヒー位甘くても良いじゃない、と言わさてくれるほどの甘さ。俺これが無いと死んじゃう病なのさと言わせる(俺だけ)
MAXコーヒーに文句があるなら聞こうじゃないか。MAXコーヒーはな、Fat○/stay night unlimited blade worksに登場してんだぞ。コーラやソーダ、キリンレモンよりも凄いんだぞドクターベッパー並みだぞ
八幡「……帰り買うか」
俺は一人弁当を確認してから金額計算を始めた
〜八幡計算中〜
……そろそろか
半額神が出てきたと同時に異様な気配を出し新たな狼が来た。
その間にも半額神はシールを貼って行く。
今日のステージは弁当コーナーまで一本道しかない。ただ通路は広いため乱戦は形成出来るが戦わずして弁当コーナーまでは辿り着けない
俺が最終確認し終わるとスタッフルームへの扉が閉まる音が鳴り響いた。
狼達は皆弁当コーナーに走り始めた。
二番目に走っていた狼が割り箸を出し先頭の狼に投擲した。
先頭の狼に割り箸が当たり少し止まったがなんともないように走りだそうとした時、凄まじい音がして倒れた。
それが始まりの合図かのように乱戦が形成された。
俺は場の変化にすぐ対応出来なかった狼の首に腕を引っ掛け狼を軸に一回回って遠心力を使い後ろに飛ばした。
別の狼が俺にカゴを被せようと攻撃してきたが相手の腕を掴み回転して後ろから立ち直ろうとしていた狼達にフリスビーの感覚で投げた。
俺はちゃっかり取っていたカゴを使い天井に跳んだ。空中で体を捻り天井に足から着いた。天井を蹴り最前線にいた狼の胸に両手で掌底を放ち狼が地面に倒れた時に腕で衝撃を狼に流しその反動で足をつけた。
下になった狼は気絶した。
割り箸を構えこっちに攻撃してきた狼の足に投げ、体制が崩れた所ですれ違いざまに首に手刀を放ち気絶させた。
そのまま弁当コーナーに走り出した時、殺気を感じ右に跳んだ。そのすぐあと凄まじい音が鳴り響き俺がいた所を見たら割り箸が割れ縦に裂けて四本になっていた。
俺はすぐに顔を上げたら前から来ていた異様な気配を放つ狼が、割り箸を拳の指の間に挟んで殴る(というより刺す)ように攻撃を仕掛けてきた。
俺は相手の腕の外側を触って攻撃を流し、相手の脇下に掌底を放ち距離を取った。
相手は割り箸をしまい拳でラッシュを仕掛けてきた。俺は数発喰らいながらも反撃して主導権を取ろうとした。
攻防が続いて俺が油断した時に相手は割り箸を構えて俺の拳を全て叩き落とした。
そして俺の右の脇の上にある凹んでいる部分に突を入れてきた。そんな攻防が三回位続いた時に右肩が上手く機能しなくなり始めて動かなくなった。相手はその隙を逃さず体の中央に突を入れてきた。
俺はある技を使うため左で相手の心臓部分に拳を放ったお互いの攻撃が入り俺はダメージを喰らいながらも一瞬動かなくなる相手に追撃を仕掛けようとしたが、そこで俺の意識は途絶えた。
こうして俺は久しぶりの敗北を味わった。
〜オマケ〜
〜芦屋Side〜
今喰らったのは藁人形の技だった。しかも彼は俺の技を喰らってすぐに気絶せずに俺に攻撃をしてきた。
あのアーサーでさえ俺の攻撃に手を焼いたのに初見で対処して俺の最大の一撃をまともに喰らってでも意識を保った。流石にその後からのダメージには耐えられなかったが十分に凄い。
なんせガウェインやランスロットでさえもまともに喰らって意識を保て無かったのだから。
アーサーでさえもまともに喰らったらすぐに反撃できない
それに加えて他人の技の再現
藁人形の攻撃を綺麗に真似た攻撃はヤバかった。しかも身体能力が藁人形よりも良いのかオリジナルよりも威力があった。
こんな奴が居るならこの世界も安心だな。これで俺もようやく引退できる。月山さんに感謝しないとな
こうして狼が騎士と呼ばれていた頃からいた最後の騎士は後の狼達にこれからを任して引退したのだった
遅れてすいませんでした
遅れた理由はですね
今回のはかなり前から考えていた話しなんですが、狼の二つ名はアーサーにしようと考えていてかなり書いたのですが、八幡の参戦時から狼と言われてたためアーサーの設定が使えないことに気がついたせいで一から作り直していました