夜月が生まれた頃の話をしたら咲夜が疑問に思って言った。
「え!じゃあ夜月は名前じゃないんですかね」
咲夜がそう言うと夜月は少しとぼけた様に言った。
「名前は夜月だ、それが何かあるか」
そう言うと咲夜が言った。
「どういうことですか?」
咲夜が困惑しているとレミリアが言った。
「咲夜待ちなさい、夜月の話の途中よ」
レミリアが言うと咲夜は「わかりました」と言いました。
「ふっ、まぁメイドの質問に答えると今の名前は夜月だ、まぁ名前を捨てたことも話すから黙ってな、思い出したくもないけどね」
などと言って夜月は話を続けた。
ぼくの父と母は両方町を守ってた軍人だった、まぁ町と言っても結構大きな町で結構強かったと聞いていた、しかもぼくの両親はその強かった部隊を仕切っていたからあまり触れ合えた事は少なかった、でもたまの休みにはいろんなことを教えてくれたし遊んでくれた、とても優しい父と母だったよ。
でもぼくが幼い時とある戦いで父と母は亡くなってしまった。
原因は母が軽傷を負った仲間に向かっていて不意をついたところに敵が剣を向け、それを父が庇い先に死にそれに気を取られ母も他の敵に殺されたらしい。
ぼくはそれを軍の隊長からぼくはそれを知らされた。
その戦いが終わり生き残った軍人が帰ってきてぼくは父と母が怪我してないか気になり探しに行った。
そしたら軍の隊長からぼくに近づき話しかけてきた。
「君はシセン君だね」
「うん、そうだよ。おじさんは誰?」
「私はこの町の軍の隊長だよ」
「えぇー!隊長さん!?すごーい、でも隊長さん何かぼくにあるの?」
「非常に言いにくいんだが君のご両親2人とも、死んでしまったんだ」
ぼくはそれを聞いた時一瞬時間が止まったような感覚になった。
それでその隊長に泣きながら言葉をぶちまけた。
「なんでだよ、戦いには勝ったんでしょ!なのになんで父さんや母さんが死んだの!父さんだって強かったし母さんだって強かったし!何よりこの町の軍人さんだって強かったよ!なのになんで、なんで!こんなの勝ったって言わないよー!」
隊長さんは申し訳なさそうな顔をして言った。
「すまない、でも戦いは生きるか死ぬかの戦いなんだ、強い者が生き弱い者は敗れていく、それが戦いなんだ」
ぼくはその言葉にプチんと切れた。
「だったらぼくの父さんと母さんが弱かったっていうのか!」
「いや!君のお父さんとお母さんは強かった!それにとても優秀だった、でも相手も強かったしそれに死んだのは君のお父さんやお母さんだけじゃない他の者も死んでしまったんだ!」
ぼくはその言葉を聞きただただ泣きまくった。