ぼくは家に向かった。
マリエダの家ではなく親と住んでいた家に帰った。
ぼくの家から軍の方に近かったからとそろそろ元の家で住んだらと言うマリエダの言葉でぼくは1人で暮らすことにした。
「ただいまー」
ぼくの声は静かな部屋に澄み渡ったそりゃそうだ誰もいないから返事も帰ってこない。
そう心の中で思って暗い部屋で明かりをつけたらいきなり一つのクラッカーがぼくに向けられた。
「パーン!」
「!!?」
やったのはマリエダだった。
「試験お疲れさん、あははっなんだその顔は」
ぼくは声には出さなかったが、顔は相当驚いた顔をしていたみたいでマリエダが爆笑した。
「あははっ」
「笑いすぎ」
ぼくは頬を少し赤らめながら言った。
「いやーごめんごめん、まさかそんな驚くとは思わなかったからな」
「いや、誰もいないと思っていきなり「パーン」は怖いし体が冷やっとした!後なんでいるの!」
「なんでってお前の試験が終わったことを祝福しようと飯を作ってきた」
そうマリエダがいってテーブルを見たら料理が並べてあった。
「おー!こんなに、しかもぼくの好物も」
「驚かせてすまなかったが、まぁ〜試験お疲れさん」
「そ、そのありがとな、ぼくの為に」
ぼくが照れながら言うとマリエダはぼくを抱きしめた。
「ふふっいいって家族なんだから当然だ、受かるといいな」
マリエダは満面の笑みでぼくを包みながら祝福してくれた。
そしてぼくとマリエダはマリエダの料理を食べ始めた。
「いただきます」
「召し上がれ」
「モグモグ、モグモグ、うまいやっぱりマリエダの料理は美味い!」
「ふふっそんなに喜んでもらえるとは作った甲斐があったよ、ところで試験はどうだった?」
ぼくは試験のことを聞かれ主に面接のことを話した。
「ほぉーまさか2人を知ってる奴と面接するとはな」
「ほんと、反応した時は驚いたよ」
「まぁーあの2人だからお前が息子ってなったらそうなるよ」
試験の疲れなど忘れるほど楽しい会話をした。
そして料理を食べ終わるとマリエダはぼくにとって悲しい話をした。
「ごちそうさまでした」
「お粗末様、シセン私は少しその町を出る」
ぼくはごちそうさまを言った後にマリエダが町を出るといきなり言ったので驚いた。
「なっ!いきなりなんで」
ぼくが言うとマリエダは清々しい様に言った。
「シセンお前は十分強くなった。私も手が出づらくなるほど、私もまだまだ未熟な身だ、私の教えられることは全て教えた。お前も一人前になった。私はもっといろんな物を見て回ることにした」
ぼくはそう言われ悲しい気持ちもあったけどその気持ちを隠しこう言った。
「わかったよマリエダ、でも怪我して帰ってこないでよ」
ぼくが笑顔で言うとマリエダは気が抜けた様になり笑顔で言った。
「もちろんだ、それじゃあ私は行くよ」
そう言ってぼくを抱きしめて言った。
「私はどこに行ってもお前の味方だ、私たちは繋がった家族だからな」
そう言ってマリエダは家を出た。
ぼくはその時すぐに行ってくれて嬉しかったなぜなら、マリエダの言葉でぼくは抑えた悲しみが湧き上がり涙を流したから。
ぼくは涙を拭き明日のために寝た。