「魔界の神ねぇ〜」
「あら、疑っているのかしら?」
「いや疑ってはいない、ただそれ以上に精神的にくるものがあって驚きが薄いだけだ」
そう言うと神綺さんは目を細めた。
「あらそうなの、それは辛かったのね」
「まぁな」
「貴方名前は?」
ぼくは名前を聞かれた。
「、、、悪いが名前で呼んで欲しくないんだ」
「そうわかったわ。ごめんなさいね」
「あんたが謝る事じゃないさ」
それからしばらく沈黙が続き、突然神綺さんがこう言った。
「貴方私の元にこないかしら?」
「は?」
ぼくは思わず聞き返した。
「だから私の元にこないかと言ったのよ、つまり貴方が欲しいのよ」
「は?!ぼくが欲しい?」
「ええ貴方が欲しいの」
神綺さんは笑顔で言った。
でもぼくはこう答えた。
「ふっ悪いがぼくはもう誰にも使える気は無いんだ」
「あらそうなの〜、じゃあ私と勝負して私が勝ったら私の言う事聞いてもらうわよ、拒否権なしね」
ぼくは何だか同じ光景に、直面した。
「ぼくはやる気はないね」
と言い、言った瞬間ぼくは店のドアに吹き飛ばされ、ドアを突き破り店から出された。
「うっ、ぐはっ!何だ一体?」
「あら拒否権はないって言ったでしょ?」
神綺さんは殺意の眼差しで言いぼくは背筋がゾッとした。
ぼくは立ち上がりこちらも仕方なく反撃しようとしたがその後粘ったが一向に敵わなかった。
「はぁはぁはぁ、こ、降参だ」
「ふふっでもよくここまで降参しなかったものね。私の目に狂いはなかったわ」
神綺さんは喜び満ちた声で言った。
「痛たたた、クソッ!」
「あららそう怒らないで、ほら」
神綺さんは手に魔法陣を出しぼくの傷や痛みそして服まで綺麗にした。
「はい、これでOKね」
「嘘だろ、服まで、どんな回復魔法だ?!」
そう言うと神綺さんは魔法陣を出しその中から本を一冊出しぼくに手渡した。
「これに載ってるわ、はい」
「見ていいのか?」
「ええもちろん貴方にあげるわ、でちょっと失礼するわね」
そう言ってぼくから血を少し取り白い紙に垂らした。
「な、何をした?」
「ふふっこれで貴方を呼び出せる様にしたのよ」
「え?どういう事だ?」
「ふふっ別に今貴方が欲しい訳じゃないのだから必要となる時まで貴方は自由にしていい様に」
「という事は呼ばれるまでは何してもいいという事か」
「ええそうよ。多分貴方を呼ぶのはすぐじゃないから好きに生きててね。それじゃあ私はそろそろ戻らないと怒られちゃうから家に戻るからまたね〜」
そう言って神綺さんは飛んで行った。