ぼくはそれからその本に書いてあったその回復魔法、それとそれに載ってあった様々な魔法を覚えるべく日々を過ごしていた。
そしてそれから1年と少し経った時ぼくの足元に魔法陣が出た。
神綺さんに呼ばれたと思い覚悟を決め転送された。
「やぁどんな事をするんだい、って神綺さんいない?」
「ほ、本当に現れた!」
召喚されたがそこに神綺さんは居ない、そして下を向いて見たらそこには小さな女の子が1人いた。
「ん?もしかしてお前が呼んだのか?」
「は、はい!これで」
そう言って女の子はあの時神綺さんがぼくを呼ぶ為と言って持ったあのぼくの血が付いていて周りには召喚する為の呪印がされた紙を見せた。
「これはあの時の、お前が何で持ってる?」
「あのお母さんが困ったらこれで呼びなさいって言って、、」
「お母さん?、、って事はお前神綺さんの子供って事か」
「あっはい、アリス・マーガトロイドって言います」
その子は神綺さんの子つまりアリスだった。
「つーことはもしかしてぼくを欲しがったのってこいつの世話しろって事か?!」
そう言うとアリスは一枚の紙をぼくに渡した。
「ん?何だこれ?」
「お母さんが悪魔さんを呼んだら渡してって」
そう言われ紙を受け取り読むとこう書いてあった。
(これを読んだという事は呼ばれたのね、貴方にして欲しいのはもうわかってると思っけるけど私のかわいいアリスちゃんの使い魔つまりアリスちゃんの執事になってね。アリスちゃんを成長させ守ってね)
と書いてあった。
「は?!なんでぼくがそんな事を!」
「ひっ!なんかごめんなさい、えっと名前は?」
「あ?名前はないよ、ちっまぁ神綺さんに従って使い魔?をやるけど、はぁー」
ぼくは仕方なく使い魔をやることにした。
「じゃああなたをなんて呼べば?」
「ふっ別にお前でも悪魔とでも呼べ」
そう言うとアリスはこう言った。
「じゃあ名前付けていい?」
「ん?好きにしな」
ぼくがそう言うとアリスは少し考え言った。
「夜月!あなたの名前は夜月でいい?」
「夜月ねぇ、何で夜月なんだ?」
と聞くとアリスは空を指し言った。
「夜に出会って月のような黄色の目をしてるから」
と笑顔で言った。
「ふーん」
「夜月駄目なの?」
「いや、それでいい」
夜月でいいと言うとアリスは両手を上に上げ喜んだ。
「で、ここは何処だ?アリス」
「えっとここは幻想郷」
「幻想郷?聞いたことないな」
「うん私も今日来たからあまり分かんないけどお母さんがここは人間と妖怪がいる場所って言ってたの」
「妖怪?まぁそれはいいなんで呼んだんだ結局」
ぼくがそう言うとアリスは呼んだ理由と幻想郷に来た理由を話した。