アリスは部屋に入るとレミリアの座っていた椅子に座った。
しばらく黙っているとアリスから口を開いた。
「ねぇ夜月、この人形のこと覚えてる?」
アリスはそう言い人形を出した。
「、、上海人形だろ?まさか動かせる様になってるなんてな、だけど覚えてたなんてな」
ぼくがそう言うとアリスは言った。
「いいえ私は完全に忘れてたわ、でもこの上海とある日の夜の月を見て思い出したの。貴方のその人形に憧れて貴方に習った事を」
そうあれは森でアリスに本になってる魔法を教えるてる時、アリスがなかなか覚えられなくていじけていた時にシャドードールで元気付けた。
「もー全然無理!私には出来ないのかな」
「アリス」
「ん?」
「大丈夫アリスなら出来る少し休んで何が駄目か考えよー、ふっ」
「おぉ、夜月何これ!?」
「これはシャドードール、人形だ」
「えっ人形!?でも何で動いてるの?」
「よく見てみろ、ぼくが魔力を糸にしてその糸で操ってるんだ」
「すごーい!私もそれやりたい!!」
「ん?そうか少し難しいぞ、アリス」
「私頑張る!頑張るから教えて!!」
「う〜ん、分かった、でも先にその魔法からだ、それと人形を作らないといけないからな」
「うんわかった、私頑張る、うふふん」
そうしてアリスに人形を動かす事も教えていた。
「あの時その上海人形を作って教えたな、あの時は全然腕しか動かせなかったのに、随分成長したなアリス」
「うん、あれから霊夢や魔理沙と出会って、他にもいろんな人や妖怪に出会ったわ」
それを聞くと少し安心した。
「そうか、ぼくは要らなかったかもな」
ぼくがそう言うとアリスは激怒した。
「そんな事ない!!」
「!?」
「夜月の事を思い出した時すごく寂しかった!何でいなくなったのか分からなかったし、顔とかは思い出せなかった!お母さんとかに言っても知らないって言うし」
アリスは泣きながら言った。
「ア、アリス」
ぼくが名前を呼ぶとアリス涙を拭き、抱きついて来た。
「うわっ!?」
「今度はそんな事でいなくならないでよ、私はもう大丈夫だから」
「うぐっごめんアリス、うぐっ」
「うん謝らないで夜月、もういいから」
ぼくは涙を流した。
忘れる事が1番嫌だと知っていたはずなのにそれをアリスにした。
ぼくは涙を拭きアリスに言った。
「アリス」
「何、夜月?」
「こんなぼくをまた従者にしてくれますか?」
ぼくがそう言うとアリスは笑顔で言った。
「もちろん、またいろいろ教えてね夜月」
「ああ、ぼくがまた教えられる事なら全部教える」
「よろしくね夜月」
ぼくはよくやく分かった気がした。
ここがぼくの居場所だと、そう思い2人で居ると
「あら2人ともお熱いわね」
「れ、霊夢!それに魔理沙!」
「アリス抱きつくなんて大胆だな〜」
「ファ!?、いやこれは」
アリスは顔を赤くした。
「で夜月、体の方はもういいの?」
「あ、ああもう全然平気だ」
「おーそれじゃあ始めようぜ霊夢」
「そうね魔理沙」
「始める?」
そうして黄昏時になり妖怪やらなんやらが集まった。
「っと言う事でレミリアの体調復活と夜月の歓迎の宴会に乾杯!」
『かんぱーーい!』
何やらいろんな主に妖怪が集まり宴会が始まった。
幻想郷では祝い事があるとよく宴会を開くらしい、いろんな奴らが辺りでドンチャン騒ぎで料理やお酒を飲み食いしていた。
やがて宴会は終わり辺りには酔い潰れた鬼やらそれに付き合わされた奴らが寝ていた。
霊夢やアリス、レミリアも楽しそうに寝ていた。
次第に起きているのはぼくと咲夜だけになった。
「寝たな」
「ええ、お嬢様や妹様も幸せそうに寝ています」
「、、咲夜」
「何ですか?」
「そ、そのありがとな、お節介焼いてくれて、お陰でまたアリスに会えた。本当にありがとう」
ぼくは頭を下げお辞儀をした。
「い、いえ、私もお嬢様を救ってもらいましたし、頭を上げてください」
「これからいろいろとよろしくな咲夜」
ぼくが笑顔で言うと咲夜は顔を赤くして言った。
「は、はい、こちらこそよろしくお願いします。夜月さん」
こうして夜月とアリスはまた出会え、幻想郷での新しい人生、生活が始まった。