「じゃあメイドその吸血鬼を助けてあげよう」
悪魔がそう言うと咲夜は嬉しそうな声で
「ほ、本当ですか!」
と言うと悪魔は少し怖い顔で
「ただし、その吸血鬼を助けられたらお前の命を貰うっていう条件付きでだが、どうするメイド、いや十六夜咲夜」
こう言えば少し考えると思った悪魔でしたが言ってすぐ咲夜は言葉を返しました。
「分かりました」
「えっ!?」
咲夜の返事が早くて驚いた悪魔そして咲夜はもう一度言いました。
「分かりました、お嬢様を助けてくれるのであれば私の命をあなたに譲ります!ですからお嬢様お願いします!」
真っ直ぐな目、そして自分の命よりも主のことを思う心悪魔はそう思いふっと笑い返事を返しました。
「契約成立、それじゃあ吸血鬼を助けよう安心しな絶対に治してやる、さぁ紅魔館に案内してくれ」
「ありがとう、ございます」
「お礼は治してからにしろよ、それと契約を破ったら吸血鬼は病より苦しく殺してやるからね」
「は、はいもちろん契約は破りません」
そう言う2人の会話にチルノと大妖精は突っ込む
「へえっ!?咲夜自分の命を渡すのか悪魔もそんなのって」
「レミリアさんが治っても悲しみますよ」
2人が言うと咲夜と悪魔は2人に言いました。
「いいんです私はお嬢様が助かるのであればこの命、いくらでもだす、それにこれで助からないければ私はお嬢様を助けられなかったことになるそんなの私は嫌だから!」
「ふっぼくは悪魔だよ契約しないでそんな他人に力を使う気はないからねー、さぁさぁ2人はもう帰りなもうここに居る意味ないだろ」
そう咲夜と悪魔は言いチルノと大妖精はこう言葉を返しました。
「わかった、あたいたちはもう帰るよ悪魔レミリアを助けるんだよ」
「うん、そうだねチルノちゃん私たちは帰ります、咲夜さんどうか無事でいてください」
2人はそう言い残し先に出ました。そして悪魔と咲夜も紅魔館に出発しました。向かっている途中2人は話しました。
「どうしてそこまで吸血鬼に命を張れるんだ、それにおまえは人間だろ、どうして吸血鬼に仕えてるんだ」
悪魔はそう言うと咲夜は答えました。
「私は小さい時に親に捨てられました。そして何故かこの幻想郷にいたんです。そんな時にお嬢様に出会ったんです。そうして私を紅魔館に連れて行ってくれて、メイドになったんです。それから私はお嬢様にいろいろ教えてもらったり、たくさん優しくしてくれました。私にとっては親のような感じです。助けてもらった、育ててくれた、そんな優しいお嬢様だからこそ私は仕えてるんです。ですからこれでお嬢様が助かるのならこの十六夜咲夜、死ぬ事なんて怖くないんです。でも少しは怖いんですけどね、それより私はお嬢様を失うのが嫌なんです!」
悪魔はそれを聞き心の中で(今は妖怪と人間はここまで繋がりを持っているのか)と呟き咲夜言いました。
「だからそこまで命を張れるのか、ふっその覚悟に命じてぼくは名前を教えよう、まだ名乗ってないだろ」
悪魔は咲夜にそう言い名前を教えました。
「ぼくの名前は夜月、名前で呼んでもいいし悪魔と呼んでも構わないよ」
悪魔はそう言いさらに速度を速くして紅魔館に向かいました。