「それじゃあ吸血鬼も治したしそろそろメイドの命をもらおうかな」
夜月がそう言うと咲夜は夜月に歩を進めました。そんな咲夜にレミリアが言いました。
「咲夜はそれでいいの」
レミリアが言うと咲夜は悲しげな表情で言いました。
「お嬢様、私は捨てられてお嬢様に拾わられました。そして私にメイドの作法、ナイフの投げ方などを教えてくれた、そして何よりこんな私を家族として受け入れてくれた、そんなお嬢様を助けられたのならこの命惜しくありません」
咲夜の決意の言葉、レミリアは涙を流しました。皆も夜月が咲夜の命を奪うのを止めたいでも咲夜の言葉で何故か動けない。
「それじゃあそろそろいいかなメイド」
「はい、夜月さんお嬢様を治していただきありがとうございました。約束通り私の命を、差し上げます」
夜月との約束を守るためはいと言った、お嬢様のためなら命など惜しくないと言った、でも本当は違う、本当は(命が惜しいもっとお嬢様や皆んなと過ごしていたい、生きたい)と思っている。
そして夜月が咲夜に手を伸ばした。咲夜は目を閉じ死ぬ覚悟をした。
ところが夜月の手は咲夜の肩にいきました。
咲夜は肩に手を置かれ目を開けると夜月は笑みを浮かべ言いました。
「ふっ、気が変わった」
「えっ!?」
夜月の言葉に咲夜は驚いき、夜月は言葉を続けた。
「だから気が変わったって言ったんだ、メイドが了承するなら契約を変えてもいいけど、どうかなメイド」
夜月がそう言うと咲夜は驚きながら
「は、はい変えていいです」と言いました。
咲夜が了承し夜月がいいました。
「それじゃあ契約を変えよう、ぼくの質問に嘘をつかないで答えるってのはどうかな」
「は、はい、その契約で構いません」
夜月の変えた契約に咲夜が了承すると夜月は咲夜に質問しました。
「それじゃあメイド、おまえの知り合いに金髪の魔法使いはいるか」
「はい、私の知り合いに2人います」
「2人!?じゃあその2人のおまえが知っている健康状態は」
「はい、私が知っている限りではお2人共元気です」
「ふぅーんそうかじゃあこれで質問は終わり、これで契約は2人共守った、つまりこの交わした契約もこれで終了だメイド」
契約が終了と聞いて咲夜は少し困惑しレミリアとフランが泣きながら咲夜に飛びつきました。
「咲夜ーよかったー咲夜もお姉様も無事でこれでまた皆んなで暮らせるねお姉様ー」
「ええフランこれで家族全員で暮らせるわ、夜月ありがとうね」
二人が泣きながら咲夜を抱きしめ夜月に礼を言うと
「ふっ気分が変わっただけだ、誰かキッチンに連れてってくれないか少し紅茶を飲みたいんでね」
夜月がそう言うとパチュリーがキッチンに案内しました。