暖かく見てもらえればと思います。
よろしくお願いします。
「おーーい!!刹那!早くこっち来いよぉ!」
俺の名前を呼ぶのは幼馴染の由良尊である。
あ、どうもはじめまして!桐島刹那っす!転生者であります!
テンプレで神に殺されたのだが神様が「どこ行きたい?なのは?アリア?なんでもいいよ!チートだらけにしてやるぜ!」みたいな神様だったのだが俺としてはそんな死亡フラグがある所ではなく、可愛い彼女を作って楽しく青春を送りたいので「君のいる町!」と言った。
そのあと神様が「できるだけ原作に関われるように主人公の双子の兄にしてやる!あとイケメンで、頭を『ガッシュ』清麿であらゆる才能と運動神経をアホみたいにしといてやるよ!」と言ってくれた。
そのおかげで青大と違うさわやかなイケメンになり、近所の人たちには「この子は天才や!」みたいな感じになったのだ。
そして今は小学校三年生の夏祭りの最中だ。この年はいろんなことが起きた。
春大が尊ともう一人の幼馴染の明にそそのかされて川で溺れかけ(俺が助けたが……)
姉ちゃんがタバコを吸い親父にビンタされ(慰めるのに三時間かかった……)
そして今!!
ヒロインである枝葉柚希が来るのだ!!
‥‥‥‥‥‥‥ちょー会いてぇ。
だって、ちょー健気でめっさスタイル良くてギガ可愛いであります!
なので「ちょっと先に行っててや」と尊たちに言い柚希を探しているのが見つからねぇ。
もしかしてもう春人と会ってんじゃね?と肩を落とし諦めかけた時、「きゃっ」という声とともに誰かとぶつかった。なんだぁ?と思って前を見ると藍色の髪を美少女がいた。
あれぇ?
もしかして………
「すまん、大丈夫やったか?」
とりあえず、ぶつかってしまったので謝った。
「う、うん。大丈夫」
と、控えめな声と共に俺を上目遣いで見てきたのだった!
「ぐっ!!」
破壊力やべぇ………とっさに鼻を押さえて上を向く。
「だ、大丈夫?」
心配してくれて俺に近づくのだがそれは逆効果なのだ!
「だ、大丈夫や、心配させてすまんな。というか、何で一人なんや?迷子なら探しちゃるけど」
「い、いや!あんな家に帰りたくない!」
急に拒絶反応を起こし俺から距離をとろうとする。
やっぱ、そうなのかぁ~と思い、
「ああ。ええよ、ええよ帰りたくなら」
「え?」
柚希はびっくりした目で俺を見る。
「なんや?帰りたくないんやろ?」
「そ、そうだけど………」
普通は説得するのでは?みたいな目で俺を見る。小さい頃から聡い子やなぁ~
「ええやないか。ギリギリまで俺が一緒にいちゃるよ!」
俺がいい笑顔で言うと、柚希も少しホッとしながら
「本当?」
「おう!嘘はつかんよ!俺の名前は桐島刹那や!」
「私の名前は枝葉柚希」
「なら、遊ぼうや!」
「ちょ、ちょっと早いよ!」
柚希の手を引きながら露店に向かっていく。輪投げ、射的、金魚すくいなど遊びまくった。
そして花火が始まると俺と春大の秘密の場所である神社の裏に行く。
「こ、ここ何かあるの刹那君?」
俺の袖を握りながら問いかけてくる。ちょー可愛いです。
「ふふん、秘密の場所やで?」
花火が上がると池に花火が映り大きな花みたいに見える。
「わぁ!」
柚希はビックリで目が見開いている。
「綺麗やろ?」
ドヤ顔で言うと柚希はコクコクと頷いた。
その後は尊の親父さんに写真を撮ってもらい(柚希は俺の袖を握っていた!!)お別れの時間になってしまった。
「さぁ、もうバイバイの時間やな」
「うん」
柚希は残念そうな顔で頷く
「そんな顔すんなや!」
俺は柚希の頭をわしゃわしゃと撫で回した。
「きゃっ」
「また、来いや柚希。今度はもっといろんな所を案内しちゃるよ」
「ほ、本当!?約束だよ?」
「おう!任せとけ!だから絶対来いよ!」
「うん!」
俺と柚希は笑顔で別れた。
ここから物語が始まる。