俺の転生先は『君のいる町』!!   作:修平

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大変長らくお待たせしました!

ここから原作が崩壊するでしょう!
でも後悔はしない!
だって柚希が好きだから!


恋する病は誰にも止められない?

 

 

 

~刹那side~

 

 

 

 

「ぐおぉぉぉぉおおおおお」

 

「な、なぁ。刹那何しとんや?」

 

「さ、さあの。こないだからあんな状態じゃけぇ。聞いても上の空じゃからの」

 

 

 

 

「………(ポケー)///」

 

「ゆ、柚希ちゃん、どうしたんじゃろ?」

 

「あ、あたしにも分からんのじゃ。部活中もあんな感じじゃけぇ」

 

 

 

青大達が何か言ってるが何も聞こえない。ていうか考える余裕がない。

 

原因はもちろんこの間のキス事件である。あの時からもう俺と柚希の間にはちょっと距離ができた。でも、自転車の後ろには乗せるし柚希もモジモジしながらも前よりも多く俺の腰に手を添えるようになってきた。

 

 

ハッキリ言って、前よりも可愛いく感じたしモジモジされる度に何度理性が吹っ飛びそうになったか………

 

 

俺のハートは小人が叩くなんて生易しいものではなくバズーカ砲で奇襲されるため何度もハートの修復修理をするのに時間がかかる。

 

 

俺は(柚希も)午前の授業はずっとボーっとしていた。先生にも何度も注意されたがそう簡単に治るはずもなく、気づくと放課後になってしまった。

 

「か、帰るか」

 

「う、うん」

 

二人してギクシャクしながら自転車に座る。でも、やはり腕は腰に回される。普段なら学校の校門を出てある程度人がいなくなってから腰に手を当てていた。でも今は駐輪場で学校から出てもいない。

 

ゆえに

 

「………!(ギリッ)」

 

「あの野郎!」

 

「いいな~、柚希ちゃん」

 

「でも、お似合いだよね」

 

周りから怨念染みた目線や好奇の視線に晒されている。

 

こ、これはいくらなんでもあかん!

そう思った俺は急いで学校を出ていつの日か柚希と初めて会った神社へと来た。

 

「せ、刹那君?ここ家じゃないよ?」

 

「それくらい分かっとるわ!………はぁ、ちょっと話したいことがあるんや」

 

「………うん」

 

そう言うと柚希も何やら決心したような顔で俺の後ろについてきた。

神社の石段をあがり少し広い広場にきた。

 

「なぁ、俺がここに連れてきたのは多分柚希も分かっとると思うんや」

 

「………うん」

 

「この前のキスのこと、話し合わなと思ってな」

 

「そうだね。いつまでもこのままじゃいけないしね」

 

そう柚希が言うと急に俺に向かって頭を下げた。

 

「ごめんなさい!」

 

「は?」

 

「刹那君の気持ちも考えずにいきなりしちゃって!あの時は何がなんだがわからなくなっちゃって、でも刹那君が何も言わないことにいいことに私………私っ!」

 

「ちょ、ちょっと待ってや!何謝ってるんじゃ!?」

 

「へ?だ、だって私がキスしたことが嫌でこんな所に連れ出したんじゃないの?」

 

「別に嫌やなかったんよ。ただ急にされてビックリしただけじゃ」

 

「正直言って俺は柚希のことは好きじゃ。これは友達としてではなくて女の子としてでな」

 

そう。別に嫌ではなかった。柚希のことは好きだ。これは偽ることができない本音だろう。

 

「そりゃ付き合えるかと言われたら付き合えるわ。逆に俺からお願いしたいくらいにな。でも怖くもある」

 

「………怖い?」

 

「ああ、柚希はここに一時的にいるような形じゃ。いつかここから離れるだろうしな?そこで俺たちの関係が壊れそうなのが嫌だったからここまで思わせぶりな態度をとってしまったんじゃ。本当にすまん」

 

今度は俺は柚希に頭を下げた。そう、いつかは柚希はこの町から離れてしまうだろう。春大は諦めきれずに東京に転入してまで追いかけた。でも、俺はそれができるだろうか?親にもたくさん迷惑をかけることになるだろうし、周りの友達もきっと馬鹿にされるだろう。だから一歩を踏み出すことができなかった。

 

そう言うと柚希は何やら考え始めた。

 

「ねぇ、刹那君は私のことが好き?」

 

「なっ!?そ、そりゃ好きじゃ。あの夏祭りの日から何度もお前の顔を思い出してたわ」

 

「私もね、刹那君のことが好きだよ。それこそあの夏祭りの日から思い出さない日なんてなかったかもしれない」

 

「だからね………決めたの!私、ここに住む!」

 

「………は?」

 

「だから!お父さんとお母さんに説得してこの町に住むの!東京には帰れないかもしれないけどそれでも刹那君といたい!」

 

「お、お前自分が何言うとるか分かってるんか?」

 

「分かってるよ!この気持ちは抑えきれないの!それにいつか二人で東京で暮らすのもいいね!」

 

柚希はそう言って俺に笑顔を見せる。

 

「………なぁ、柚希」

 

「うん?………きゃっ!?」

 

俺は柚希を抱きしめた。もう離さないように強く。

 

「俺って独占欲強い方なんじゃ。だからもう離さへん」

 

「せ、刹那君?」

 

柚希が俺の腕の中で真っ赤になっているのが分かる。可愛いなぁ。

 

「もう別れるなんて無理やで?」

 

「それこそまさかだよ。私も嫉妬たくさんしちゃうかもよ?」

 

柚希は俺の背中に腕を回した。やわらかくて暖かい体温が俺を包んだ。

 

「望むところや」

 

俺はニヤリと笑って柚希の顎に手を当てて上に向けさせた。柚希も応えるように目を瞑る。

 

「………ん」

 

そっと俺は柚希にキスをした。友達以上恋人未満ではなく本当の恋人として。

 

 

 

 






ごめん。風間。

柚希は刹那に首ったけですよ………

予想以上に早く柚希とくっつけてしまった。
風間の回をどうするか考え中です。
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