いや、ホンットにお待たせしました。
まだ二次試験が全部終わったわけではありませんが、取り敢えず一段落ついたので投稿です。
てか、この時期にバレンタインイベと空の境界コラボイベ入れてくるとかFGOの運営、鬼畜すぎるでしょ。
なんで二連続で周回命のイベント入れてくるんですか。
セミラミス様には見事にスルーされました。
やっぱり正月で当てすぎたか。
「ウチの息子が世話になったなぁ。」
「いえ、偶然ですよ偶然。」
ですから、早くお話終わらせて帰らせて下さい。
「オヤジ、このお嬢さんは海兵だそうだ。 俺等と事を構えるつもりはねぇらしいけど、任務中だから早く帰りてぇそうだ。」
「そうか。 お前さんにとっちゃあ、宴よりかそっちの方が礼になりそうだ。 サッチの奴を助けた時の話、してくれねぇか?」
ほっ、物分りの良い船長さんで助かりました。
七武海もジンベエさん以外はこれを見習って欲しいですね。
「ええ。 良いですよ。 と言っても、結構短い話なのですぐに終わりますが。」
そう言って、嵐にあい近くの島でやり過ごそうとしたら偶然、近くに白ひげ海賊団の船があって、その横を通ろうとした時にサッチさんが船から落ちて来た事。
サッチさんを海から拾って手当をした後、島の医者に診てもらった事。
そして、エースさんとマルコさんが飛び込んで来たことまで話した。
「…………じゃあ、誰がやったかまでは知らねぇんだな?」
「はい。」
寧ろ、知ってたら何で知ってるんだって事になりますよ。
知ってますけど!
「ただ、傷跡からして使われたのは刃物。 それも刀のように刃渡りの長い物ではなく、ナイフです。 さらに、普段からそのナイフを使っていたとしたら切り方がヘタな上、普段からナイフの手入れをしてません。 この事から犯人は非能力者かつ普段の戦闘スタイルが素手による格闘スタイルの可能性が高いです。」
これは真面目に私が傷跡を見て思ったことです。
普段から刃物使ってる人からすればよく分かります。
ちゃんと手入れしていて、その上切り方が上手かったらもう少し綺麗に切れているはず。
「四皇に真正面から喧嘩を売る海賊がいるとは考えられませんので、誰かの裏切りの可能性が非常に高いです。 さらに言えば海賊にとって仲間殺しは最大のタブー。 よって犯人はサッチさんを海に落とした後、すぐに逃走を開始した可能性が高いです。 これだけあれば犯人の特定は難しくないでしょう。」
と、言ってもサッチさんから聞くのが一番手っ取り早い上に、確実でしょう。
「そうだな。 よぉし、テメェ等! 今すぐ四番隊に全員の点呼をするように伝えろ! いなかった奴全員が容疑者だ!」
と、マルコさん。
「ああ、それともう一つ。 今回、重要視すべきは動機です。 タブーを犯してまで何をしたかったのか? もしくは何が欲しかったのか? この辺は徹底して調べるべきです。」
これは原作知識を元にしたアドバイス。
正直、この人達、どこぞの王下七武海よりも好きですから。
白ひげさんは持病があって仕方ないにせよ、エースさんとか死んで欲しくないです。
「さて、では私はこの辺で失礼させて貰います。 これは貸し一つって事で。」
「グラララララ! 海賊が海兵に借り一つたぁ、笑える話だなぁ!」
勿論、捕まって下さいとかで使うつもりは無い。
それは流石に無しでしょう。
「それじゃあ、サッチさんにお大事にと伝えておいて下さい。」
そう言ってモビーディック号から飛び降りて、自分の船に着地。
繋がれていた綱を切って、帆を張り、急いでマリンフォードまで戻ります。
ちょっと大きい嵐にあって近くの島に避難してました、で通りますかね?
最悪、避難してた島でちょっとしたゴタゴタがあったので、という言い訳も用意しておきましょう。
ウソは言ってないですし。
ウソは。
「ほう? で、実際は?」
「いえ、ですから」
「阿呆! わしとお主がどの位の付き合いじゃと思ってる!? その程度の誤魔化し方で誤魔化せると思っとるのか!?」
うぅ、やっぱり無理でした。
他の人なら確実に誤魔化せる自信があるんですが。
無駄に鋭いんですよね、ノッブ。
因みにノッブは准将です。
「……他の人に話さないと約束できるなら、話しましょう。」
仕方なく私がそう言うと、
「よし約束する。 さあ、話すのじゃ。」
ノッブ即答。
迷いなんか一切ありませんでした。
「実はですね…………」
「なるほどのう。 まあ、お主らしいと言えばお主らしい理由じゃな。 つまらん。」
つまらん、って。
じゃあ、どんな理由だったら面白いんですか?
それを聞いてみたらこう返ってきた。
「そりゃあ、アレじゃよ。 何処かの誰かに一目惚れでもして駆け落ちしかけた、とか。」
「無いですね。」
即答。
「仕事一筋とは言いませんが、まだまだやりたい事は沢山あるので。」
「恋愛なんぞに時間はかけられん、と。」
「そこまでは言いませんが。 興味だって無いわけではありませんし。」
私だって女の子ですから。
「女の"子"って年でも無いと思うんじゃが。」
いやまあ、確かに20歳になりましたけど。
「まあ、そんな事は置いといてですね。 コウメイ中佐でしたっけ? おつるさんの所から来たのって。」
「露骨に話を逸らしよったな。 まあ、良いが。 そのコウメイがどうかしたかの?」
「いえ、正式に私達の隊に受け入れようかと。 参謀役なんていませんからね。」
「市民の安全重視とか言ってる割には脳筋多いしのう。」
「…………ノーコメントで。」
私達の隊の特徴その一、脳筋思考の海兵が多い。
「お主含め、な。」
「失敬な。 私は良く考えて、考えた結果、脳筋のような行動が一番良いと判断する事が多いだけです。」
「結果は同じだから似たようなモンじゃろう。」
と、断言されました。
「ああ、そうでした。 一番最初の話の事なんですが。」
「…………また露骨に話を逸らしよったな。」
「うるさいです。 先程の白ひげ海賊団から離反した人がいると言う話。 上にも伝えておきましょう。 匿名からの情報ということで。」
「そうじゃな。 お主の予想が当たっていれば確実に白ひげ海賊団は何かしらの行動をするじゃろう。 警戒しておいて損は無いはずじゃ。」
「ええ。 離反者も早く特定して警戒させなければいけませんしね。」
報告、連絡、相談。 略して『ホウ・レン・ソウ』、これ軍では超がつくレベルで大事ですからね。
「さてと、そうと決まったら報告書の作成じゃな。 上手く誤魔化さんと。」
「出来を期待してますよ、ノッブ。」
「お主がやるんじゃよ!!」
え〜〜、やってくれないんですかぁ?
「うむ。 了解した。 諜報部と情報部に伝えて、全隊に知らせておこう。」
「ありがとうございます。」
書いた報告書はセンゴク元帥に直接、提出しました。
こういう事は出来るだけ間を挟まない方が良いのです。
「時にオキタ。 ここからは私の独り言だが、先程伝書バットが来てな。 送り主はまさかの白ひげだった。」
………………ファッ!?
「大体のことは把握した。 お前がそういう性格だということも知っている。 だが、私に他に報告することは無いのか?」
「……いえ。 今渡した情報源がこの海軍のとある将校という事しか。」
白ひげさぁん。 確かにそんな事言ってましたけど、まさか本当に送ってくるとは。
情に厚いにも程があるでしょうに。
「そうか。 ならその将校に伝えておけ。 人助けも程々にな、と。」
顔が引き攣ってるのが分かります。
いや、もう、何か本当にすみません。
「わ、分かりました。 必ず伝えておきます。 では、失礼します。」
そう言ってから部屋を出る。
「…………今日は早めに帰りましょう。」
もう、色々と疲れました。