海風に舞う桜   作:座右の銘は天衣無縫

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お久し振りです。
投稿はしましたが、もうすぐ携帯を買い替える予定なのでまた空くかも。



三十一話

 

………………忘れてました。

 

『デッドエンドの冒険』で海軍の出番なんてほぼ皆無でした。

 

そのせいで今回の作戦全部パーです。

 

結果は民間人を三人保護したくらいでした。

こんな事なら命令を休暇中って事で無視してグランテゾーロでもっとあそ…………資金を稼いでいれば良かったのに。

 

十数日かけてパラティアまで強行軍した私の努力は全部無駄ですか、そうですか。

 

…………はぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拾った三人は取り敢えず保護観察処分として、ガスパーデはサイクロンの中に消えたらしいので死亡扱いで。

 

センゴクさんが気を使って申請してた有給の残りの分を回してくれましたけど、流石に今からグランテゾーロに行く気は無いです。

 

「と、言う訳で誘いました。」

 

「完全に暇つぶしに呼ばれただけじゃねーか。」

 

「良いじゃないですかぁ。 奢りますから、呑みましょうよぉ。」

 

「年下の女に奢られても何も嬉しかねーよ。」

 

そう、誘ったのはCP9で暇してたジャブラさんとフクロウさん。

 

「チャパパパパ、なら俺はこの店で一番高い奴を、」

 

「お前は少しは遠慮しろや!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで四人で酒場で飲み始めました。

 

「ああ、そうだ。 もうすぐ任務が入るかもしれねぇからよ、悪いが電伝虫は控えてくれ。」

 

「任務、ですか?」

 

「フクロウ、テメェは喋んなよ? おうよ。 この前、お前らが来た時には居なかった面子がそれの前段階を進めててな。 そろそろ次のステージに進めそうなんだ。」

 

「なるほど。 良かったですね。」

 

「良かったかどうかって言われたら微妙だけどな。 あのクソみてぇな上司の指示聞かなきゃならねぇと思うと、な?」

 

「嫌だったらウチの隊で雇っても良いですけど。」

 

「おお、ナイスアイデアじゃ。 割りかし良さげな人員が少なくての。」

 

「チャパパ、それは良いな。」

 

「確かにな。 再就職ん時は頼らせて貰うわ。 流石に無ぇと思うけど。」

 

ッシャア! フラグゲット!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、まあそんな感じで残りの休日を過ごし、いよいよ、新人の研修開始です。

 

ウチの隊に仮配属となった新人は総勢で500人。

研修は前半と後半で別れ、船に乗って実際に取り締まりをするのと、本部に残って書類を捌いたり、訓練したりします。

それぞれ二週間で交代し、合計で四週間の研修です。

 

私は実地の方を担当し、ノッブとコウメイさんが本部の方を担当します。

 

「えーー、というわけで事前に連絡した通り前半に船に乗る人達は明日の朝九時に出港するのでそれまでに船に乗っているようにして下さい。 後半組の方はオダ准将からの説明がこの十分後にありますので残って下さい。 では前半組は解散!」

 

そう言うと、500人の半数、すなわち250人が会場として用意された講堂から出て行きます。

 

ノッブにマイクを渡し、私も講堂から出ます。

 

荷物は既に積み込みを終えてますので、先に船に乗って、自分の目であちこちを確認していきます。

まあ、この間メンテあったばっかりなんで無いとは思いますけど、念の為。

 

 

 

 

 

 

そして翌日の午前九時。

全員の乗船を確認し、出港。

行き先は私がクザンさんの所に居た時に行った密輸船のよく通るコースです。

 

流石にシャボンディ付近まで来る海賊だと新米には荷が重いですし。

 

密輸船なら腕利きが居たとしても雇われで数名程度、それなら私達上官数名で対処できますしね。

 

 

 

そして、甲板で新米を扱きながら海の上を進むこと数日。

漸く、船影を発見できました。

 

「十時の方角、距離およそ2000です! 何かしらの旗を上げている様でしたが風向きが悪く確認できませんでした!」

 

「全乗務員に通達、警戒態勢に移行して下さい! 新米は既に説明した通り、最低でも二人組を組んで迂闊な行動はしないように! 以上! 電伝虫の呼び掛けには?」

 

船中に聞こえるように大声で指示を出した後、通信係に様子を尋ねます。

 

「まだ答えてきません。」

 

「そのまま呼び掛けを続けて下さ…」

 

そう言おうとしたとき、ノイズ混じりに返答が返ってきました。

 

『ザ………ザザ…………こ……は、しょ………………ス号……………』

 

「! こちらは海軍の軍艦、セントアルス号! 通信状況が悪く、よく聞こえない!」

 

『………に……れて……………能……………応…求む!』

 

「悪いが聞き取れない! もう一度言ってくれ!」

 

『海ぞ……至…う…援……む!』

 

海賊に襲われているんですか!

 

「総員、戦闘配置! 前方の船は海賊に襲われている可能性が高いです! 気を抜かないように!」

 

既に能力を使って船に急接近しています。

間に合えば良いのですが。

 

近付いていくと確かに見えてた船の後ろに隠れるようにもう一隻いるのが見えてきました。

どうやら見えていなかったほうが海賊船な様です。

 

こちらに気が付いているのかいないのか海賊船が商船から離れません。

 

「乗り込みます、人質を取られている可能性がありますので迂闊な行動は絶対にしないで下さい。」

 

もう一度、新兵に釘を刺し、ある程度近付いた所で商船に飛び移ります。

 

「私は海軍少将オキタ・ソウジ! 海賊は今すぐ投降しなさい!」

 

と、言った所で本当に投降する海賊なんてほぼ絶対にいませんけどね。

そして、この海賊達もすぐに此方に襲いかかってきました。

 

「『韋駄天クルード』の旗! 少将、船長の賞金は7800万です!」

 

旗印を確認した部下がそう伝えてきた。

7800万となると前半の海ではそれなりの大物ですね。

 

「分かりました、全員決して気は抜かないように! 危なくなったら下がって構いません!」

 

既に始まった戦闘は無視して海賊船に乗り込みます。

狙うは船長ただ一人!

 

船首の辺りで待ち構えている船長のクルード。

 

「邪魔すんな、テメェ等! 海軍のオキタって言えば能力なしでは海軍一の足の速さって噂だ! どっちが速ぇか、勝負!」

 

なるほど、そういうタイプですか。

そう何故、船で逃げなかったのか、その理由に内心で納得すると同時に向こうからも迫って来ました。

 

大体、剃くらいですか。 確かに速いですが、縮地+剃+能力によるブーストの黄金コンボの前では遅すぎますね。

という訳ですれ違いざまに14連撃叩き込んで終了。

やりやすい相手で助かりました。

人質とか取られてたら面倒で仕方ありませんからね。

 

「船長はこの通りですが……まだやりますか?」

 

その一言で海賊船に残っていた人達は戦意喪失。

その影響もあったのか商船に乗り込んでいた人達もすぐに捕らえる事が出来ました。

こちらの被害はけが人が数名でたくらいで、商船も特に密輸などはしておらず、この海路が海賊があまり通らない海路だと知っていたので通っていただけだそうです。

残念ながら商船の乗組員から死者が出てしまったようでしたが。

 

その後、商船を目的の島まで護衛し、海軍本部に戻りました。

さて、次は後半組。

前半組と同じ様に上手く行けば良いんですが、ね。




久し振りにやるよ! 次回予告!

「オースッ! もはやイベントの出席はネタのみ、冬木の虎藤村大河だぜ!」

「同じくイベントでは師匠と一緒か、プリヤイベ位しか出番のない弟子一号です!」

「そしてゲストは、この方!」

「アルトリア・ペンドラゴン・オルタだ。 ランサーのな。」

「よっ、下乳上!」

「潰されたいのか貴様。」

「ランサーオルタさん、落ち着いて下さい! 前回のセイバーオルタさんの宝具で道場ボロボロなんです!」

「あれー!? 私の心配じゃないの!?」

「いや、師匠だったらギャグ補正で何とかなるかなって。」

「事実だから何とも言えねぇ!」

「ハァ、何も無いなら私は帰るぞ。」

「セイバーオルタさんの流れと似てるんですけど!?」

「これが天丼って奴よ、弟子一号。 慣れなさい。」

「ほう? ならば、私が宝具を放つまでが天丼というものだろう?」

「しまった、失言だった!?」

「えっと、えっと……無敵!」

「スキルゥ!? ちょっと待って私まだ育成後回しにされてんだけど!」

「突き立て、喰らえ、十三の牙! 『ロンゴ・ミニアド』!!」

「うにゃーーーー!! おのれ作者め! 覚えてろぉ!!?」

「次回、ゲストは初の星5! エルキドゥさん!」

「お前も道連れじゃあ!! 弟子一号!」

「な、なんて大人気ないのーーー!!?」
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