「はあぁ〜〜、綺麗ですね。」
海の中へと潜った私はシャボンコーティングのお陰で360度見渡せる光景に目を奪われていました。
太陽の光が水中に差し込み、波による海面の僅かな揺らぎで光の差し方が変わり、魚の鱗や大きなマングローブの根に生えた海藻に反射し、幻想的な光景を生み出しています。
・・・・・マングローブの根に海藻って生えるものなんですか?
そんな光景に見惚れているとジンベエさんが近くまでやって来て話しかけて来ました。
「どうじゃ、いい景色じゃろう。」
「はい。 このままずっと見ていられそうです。」
「暫くは下へとゆっくりと下りていくだけじゃ。 ゆっくりと見ていると良い。 何かあったらワシが知らせるからの。」
「はい、ありがとうございます。」
幻想的な光景をずっと見つつ、取り留めの無いことを考えます。
例えば、いつか魔神セイバーの格好になってイメチェンしようかな〜、とか。
まあ、言葉遣いも振る舞いも変える気は無いのでホントに格好だけですケド。
あ〜〜、でもそうなると褐色肌にならなきゃですね。
髪の色も完全に白でしたし。
髪を伸ばすのは普通にアリですかね。
そしてそれから数時間後、魚人島に無事到着。
原作のあの危険度は何だったのでしょうか。
相手が魚ならジンベエさんが対話して戦闘回避、対話の出来ないクラゲやらタコはドフラミンゴさんが糸でスパスパ切ってました。
曰く、水中だから強度は若干下がるが、覇気を使えない雑魚を切る程度は問題ないそうで。
いやぁ〜、ただの海底ツアーでしたね。
真っ暗で殆ど何も見えませんでしたけど。
そして入港。
スタスタと歩いて行くジンベエさんの後ろをついて行くこと数十分。
やってきたのはギョンコルド広場。
その中心で署名活動をしているのは魚人島の王妃オトヒメ様です。
原作通り、周りは高台で絶好の狙撃場所ですね。
もうちょっと場所に気を配りましょうよ。
「じ、ジンベエさん!? その人間達は一体!?」
広場にいた一人の兵士が話しかけてきました。
「この娘はワシの友人じゃ。 そっちの三人は、、まあ、腐れ縁、と言ったところかのう。」
「署名しに来ました〜。」
笑顔で手を振ってみたら何か微妙な表情をされました。
むぅ、この美少女な沖田さんを前にそんな表情をするとは。
「オトヒメ様は別に人間が署名してはならんなど言っておらんじゃろ?」
「それは、まあ、そうですけど。 信用出来るんですか?」
む、最後だけ小声でしたけど聞こえてますよ。
「安心せい。 そっちの三人はともかく、この娘だけはワシが保証してやる。」
「と、言う訳で署名用の紙下さい。」
そして紙を受け取った私達(三人共ちゃんと署名するみたいです。)は自分の名前を書いて広場の中央に歩いて行きました。
「あら! 人間の方が署名して下さるなんて嬉しいわ!」
「いえいえ、そもそも差別なんてのが間違ってるんですよ。 私は当たり前の事をしただけですから。 これからも頑張って下さいね。」
署名の紙を燃やそうと近づいて来た海賊達を風で押し潰しながら答えます。
「はい、ありがとう! 貴女みたいな人と会えるなんて本当に嬉しいわ!」
「またご縁があったら何処かで。 あ、それと、、、、狙撃には気を付けた方が良いですよ。」
パァン! キィン!
見聞色で把握していた場所から飛んできた弾丸を刀で弾きます。
当然、周りは刀を出した私と突然聞こえてきた銃声に騒然となります。
「なっ! 貴様、やはりオトヒメ様の命を狙って!」
「バカな事言ってないで、早くオトヒメ様を逃して下さい。 狙われてます。」
パァン、パァンパァン!!
まだ撃ってきますか。 まあ、全部弾くんですが。
キンキンキン!っと。
「諦めの悪い。 ドフラミンゴさん! 糸で狙撃地点周辺にいる人全てを拘束お願いします!」
「フフフ、フフフフフ! 貸し一つだ。 『
ククイッ、とドフラミンゴさんが指を動かせば細い糸が狙撃地点へと伸びていき、、、銃声が止みました。
「ふう。 取り敢えず一息つけますね。 あ、怪我とかありませんでした?」
「え、ええ。 ただ、驚いて転んだ時に腕を折ってしまったみたいで、」
「え、衛生兵! 衛生兵ーーー!!」
その後、捕まったのが人間、、、なんて事は無く、普通にホーディが捕まりました。
まあ、目撃者としてしらほし姫とサメのメガロさんと運の悪い海賊がいたので当然と言ったら当然ですね。
ドフラミンゴさんのお陰で狙撃時の体勢のままで捕まりましたし、言い逃れなんて出来ませんね。
と、言う訳で沖田さんの魚人島編、沖田さん大勝利!! 完!!
で、残った休暇の時間はのんびりフラフラ観光でもしようかなと思ってたのですが。
当然の如く、龍宮城にお呼ばれしました。
沖田さんは遠慮しようかと思ったのですがドフラミンゴさんの『
何でそんなに手際良いんですか。
「まず、今回はわしの妻、オトヒメを守ってくれて本当に感謝しているんじゃもん!!」
龍宮城について早々、王様のガチ土下座から始まりました。
「いや、偶然ですよ、偶然。 それより頭を上げてください、王様。 王様に頭を下げさせるなんて恐れ多くて。」
「気にする事ぁねぇよ。」
「何もしてないのにちゃっかり付いて来てるクロコダイルさんは黙ってて下さい。」
何でクロコダイルさんと鷹さんまでついて来てるんですか。
何もしてないですよね、お二人。
「ぜひとも、王国総出でお礼をさせてほしいんじゃもん。」
「いやぁ〜〜、沖田さん的にはゆっくり観光したいかなぁ〜、って。」
「多分、観光は出来てもゆっくりは出来ないんじゃもん。」
え? どういう事ですか?
あ、あぁ〜〜、今現在残党刈りの真っ最中とかですかね?
「魚人島の皆が貴女の事を救世主って呼んでるのよ。」
・・・・・はい?
「それに、写真も取って今頃号外で配り回ってるんじゃ無いかしら。」
「いつの間に!?」
つまり、今戻れば揉みくちゃにされて観光どころじゃ無くなる!?
イヤですよ、そんなの!
「そうだ! ドフラミンゴさんを囮にすれば、」
「フッフッフッフッフ。」
「本人が拒否したから新聞には載ってないんじゃもん。」
「何で!?」
「七武海と一国の王としての権力だ。」
「」
終わりました。
折角、ギョバリーヒルズとか海の森とか行きたい所チェックしておいたのに。
「良いですよ。 良いですよ、もう!! こうなったらどんちゃん騒ぎして忘れてやるぅ!!!」
私のその言葉が皮切りになって、一気に騒がしくなりました。
既に用意されていたのか沢山の料理とお酒が運び込まれてきました。
そして一人一人が飲み物を持ったところで、
「それでは、乾杯!!」
私が乾杯の音頭を取って宴が始まりました。
ホーディ死亡回避。
七武海、基本は見知らぬ誰かの為には働かない人達の集まりだから是非もないよネ。
なお、沖田自身は同じようなことをもう一度しようとした、もしくはした場合は全力で殺りに行く所存。
一回目は魔が差したとかあるし、心から反省してくれたらそれで良い、だから出来るだけ初犯は殺さずに捕まえに行く。
凶悪犯やこちらを殺しに来てやむを得なかった場合はその限りではない。
二回目なら問答無用で殺る。
アンケート中間発表
1番 28票
2番 1票
3番 15票
1番、圧倒的ィ!!
アンケート募集は今週の日曜までです。
日曜が次の投稿予定日なのですが、その日の終わりまで待つので当日発表は無し。
結果発表は来週の水曜日です。