翌日の一誠達が住む屋敷、此処には住人達の他、アザゼルにバラキエル、ロスヴァイセ、そして昨日までは護衛に参加していなかったヴァーリ達が集結し、会談を妨害すべく来日したロキへの対応を協議していた。
因みにロキの襲撃対象であるオーディンは現在、ロキの襲撃に関して北欧に建てられし己が本拠ヴァルハラと連絡を取っている為に、此処にはいない。
また、ロキが襲撃の為にフェンリルを連れて来た事、そのフェンリルが風魔の奇襲によって深手を負っている事を聞かされたヴァーリは「勿体ない事をした、フェンリルがいると分かっていたら加わっていた」と渋い表情で呟いた為に「この戦闘狂が」とツッコミを受けていた。
「フェンリルに深手を負わせたのは僥倖だな。奴の実力は全盛期の二天龍に引けを取らねぇ程、ロキもその力を頼りにしていた筈だ。それが満足に動けねぇ程の傷を負わされたとなれば、向こうの戦力は大いに削がれたと言って良いだろ」
「やったな、イリナ。コカビエルの時もそうだった、お前の一撃が活路を開いたんだ」
「イッセー君のお陰だよ。イッセー君という存在が、イッセー君が生み出した仮面ライダー風魔の
その冒頭、ロキ側の重大戦力であろうフェンリルに対してその力を大きく削いだであろう深手を負わせた事が話題に上がり、それを成し遂げたイリナを褒め称えるかの如く、一誠は彼女の頭を撫でていた。
「ただ、それでも向こうは諦めた様子は無い、また襲撃すると言い残していた。となれば、フェンリル程では無いにしても強力な存在を率いているに違いない。先程ロスヴァイセ殿が物申していた通りこの一件は越権行為、目的を達しようと達せずともロキの北欧での居場所はもう無い、ならば必ずや成し遂げると言わんばかりに、戦力を整えているだろう」
「だろうね、バラキエル。フェンリルにはスコルにハティという息子がいたという話は良く知られている。会談の日にはそいつ等や、他にもそれに準じた存在を投入するかも知れないね、今からワクワクするな」
「馬鹿者。今回は失敗の許されない実戦だぞ、緊迫感を持って臨まないか」
「あ痛」
とはいえロキ側がそれで諦めた訳では無い、となればフェンリル抜きでもオーディンを殺せる程の戦力を有しているに違いないと気を引き締めた。
その際にロキ側が抱えているだろう強大な存在との戦いを熱望していたヴァーリに、バラキエルが頭を小突きながら窘めていたが余談である。
「となると、此方も出し惜しみする訳には行きませんね。レイヴェル、初めての実戦がとんでもない相手となってしまうが…」
「お任せ下さいませ、イッセー様!相手が誰であろうと天才ゲーマーLの力、見せつけてやりますわ!」
バラキエルの言葉を受け、此方も持てる戦力をつぎ込まねばならないと危機感を抱いた一誠だが、適合術式を受けたばかりのレイヴェルを投入するのは躊躇いがあった様子だった。
然し心配ご無用といった様子で答えるレイヴェル、その手にはギリギリチャンバラガシャットと、青と黒を基調としたガシャコンバグヴァイザーが握られていた。
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そして数日が経過し、会談当日となったこの日、会談の当事者であるオーディン、仲介役を担っているアザゼルが既に会場である、高級ホテルの一室に移動した中、リアス眷属、ヴァーリチーム、ロスヴァイセ、そしてバラキエルはその屋上で、襲撃を仕掛けるだろうロキに対応すべく待機していた。
「時間ね」
左腕に着けていた腕時計を見て会談が始まったのをリアスが確認したその時、
「来たぞ、皆!」
『ステージ・セレクト!』
ホテル上空の空間が歪み出したのを確認した一誠達、即座にステージ・セレクト機能を起動させ、自分達とロキを異空間へと転移させ、
『マイティブラザーズダブルエックス!』
『デンジャラスゾンビ!』
『ときめきクライシス!』
『ギリギリチャンバラ!』
『ハコニワウォーズ!』
『開眼ゴースト!』
『PERFECT PUZZLE!What’s the next stage?』
『KNOCK OUT FIGHTER!The strongest fist!Round 1!Rock & Fire!』
『TADDLE FANTASY!Let’s going king of fantasy!』
『BANGBANG BURSTER!I ready for battleship!』
『BAKUSOU TURBO!Are you ready!Attention!』
『HURRICANE RISING!』
「だーい…!」
「グレードX!」
「アンコールエクストラステージ!」
「
「全消し連鎖!」
「ファイナルラウンド!」
「術式レベルX!」
「
「爆速!」
「チャプターX!」
「「「「「「「「「「「変身!」」」」」」」」」」」
『ダブル・ガシャット!ガッチャンガッチャンガッチャーン!ダブルアップ!俺がお前で!お前が俺で!ウィーアー!マイティマイティブラザーズ!ヘイ!ダブルエェェェェックス!』
『『『『ガシャット!』』』』
『『『バグルアップ!』』』
『デンジャー!デンジャー!ジェノサイド!デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビ!ウゥゥゥ!』
『ギリ、ギリ、ギリ、ギリ!成敗!チャンバラァァァァ!』
『ドリーミング・ガール!ぱわー!恋のシミュレーション!乙女はい・つ・も・ときめきクラシス!』
『ガッチャーン!レベルアップ!ハコニワウォーズ…!
アガッチャ!ゴー!ゴゴー!ゴゴー!開眼!レッツゴー!ゴー!ゴゴー!ゴゴー!開眼!覚悟!』
『『『『『『デュアル・ガシャット!ガッチャーン!デュアルアップ!』』』』』』
『ゲット・ザ・グローリー・イン・ザ・チェイン!パーフェクトパズル!』
『エクスプロージョン・ヒット!ノックアウトファイター!』
『辿る巡るアールピージー!タドォォォォルファンタジー!』
『スクランブルだ!出撃発進!バンバンバースター!発進!』
『爆走!独走!激走!暴走!バァァァァクソウターボ!』
『レッツスニーキング!ハリケーンライジング!』
何時もの手順で変身した仮面ライダー達。
そんな中、青と黒を基調としたガシャコンバグヴァイザー――ガシャコンバグヴァイザーⅣをバグルドライバーⅣにして装着していたレイヴェルと、ガシャコンバグヴァイザーⅢをバグルドライバーⅢにして装着していたアーシアは、リアスと同じ手順で変身動作を終えた。
するとレイヴェルの前には青のパネルが出現、それがレイヴェルの身体を通過した途端、彼女の身体が青い炎に包まれ、やがてそれが消え去るとその姿はレーザーのチャンバラバイクゲーマーレベル3が青い炎を纏った様な姿――仮面ライダーレーザーX・チャンバラゲーマーレベルXとなった。
次にアーシアの前にはパステルカラーのパネルが出現、それがアーシアの身体を通過した途端、彼女の身体がハート型のエネルギーで覆われ、やがてそれが消え去るとその姿は胸部のディスプレイが覆われた以外はレベル2とほぼ変わらないポッピー――仮面ライダーポッピー・ときめきクライシスゲーマーレベルXとなった。
「「ノーコンティニューで、クリアする(わ)!」」
「ノーコンティニューで、未来を切り開きますわ!」
「ポパピプペナルティ、退場!」
「命、燃やします!」
「私の掌の上で踊るが良いにゃ!」
「心の滾りのままに、ぶん殴ります!」
「これより、邪神切除手術を始める!」
「
「ノリ良く行かせて貰おう!」
「さあ、振り切っちゃうよ!」
「総員、迎え撃つぞ!」
「さあロキ!俺を楽しませろ!」
「行くぜ行くぜいくぜぇ!」
「蘇りし教会のエクスカリバー、その力、早速使わせて頂きますよ」
「行きます!」
「オーディン様達は必ずお守りします!」
迎撃準備を終えた彼らは、その姿を露わにし出したロキ達との戦闘を開始した…!